真田広之、キアヌ・リーブスは「自分には厳しいが周りにはとても優しい」。主演する米ドラマ『SHOGUN 将軍』についても語る

シリーズ化が決定し、いま国内外で話題の米ドラマ『SHOGUN 将軍』でプロデューサー兼主演を務める真田広之(63)。インタビューでキアヌ・リーブス(59)について語った。

ディズニープラスで配信中の米ドラマ『SHOGUN 将軍』でプロデューサー兼主演を務める真田広之(63)。米ゴシップ誌『People』のインタビューに応じ、過去に共演したキアヌ・リーブス(59)について語った。

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先月、恋人のアレクサンドラ・グラント(51)とイベントに出席したキアヌ Photo by Charley Gallay/Getty Images for The Museum of Contemporary Art (MOCA)

真田とキアヌは、『47RONIN』(2013年)と『ジョン・ウィック:第4章』(2023年)で二度にわたり共演しているが、初共演から10年後に再会したときも気さくに接してくれたという。

「彼はとても謙虚で、周りには優しいが、自分にはとても厳しかったです」「再会したときも、彼はハリウッドでさらに成功していたにも拘らず、その謙虚さと周りへの配慮は変わっていませんでした。その姿勢が彼を大きくしたのでしょう。そして彼は現状では満足せず、より高みを目指して前進し続けています。素晴らしいエネルギーですよね」とキアヌを絶賛した。

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Photo:Getty Image

東京生まれの真田は5歳で俳優デビューしてから、これまでに100本以上の作品に携わってきた。1999年〜2000年に出演したミュージカル『リア王』を機に、英語を徹底的に学んだという。

「(知らない言語で演じることは)とても怖かったです。そのときは一言も英語を話せませんでしたから」と振り返り、その経験を「私の人生最大の挑戦でした」と表現。

それからは海外の映画やテレビに興味を持ち始め、トム・クルーズ(61)が主演を務めた『ラスト サムライ』(2003年)への出演でアメリカでの認知度を上げ、2005年にロサンゼルスに移住。その後は、ヒュー・ジャックマン(55)主演の『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)、ブラッド・ピット(60)主演の『バレット・トレイン』(2022年)など、ハリウッドを代表する名優たちとの共演も果たしている。

『SHOGUN 将軍』のシリーズ化について、「(オリジナル版は)素晴らしい一歩でしたが、これから私たちは独自の道を進むことになります」と真田。また、初のプロデューサー業については「ウィッグのスタイリング、ベルトの幅や素材、お辞儀や酒の注ぎ方など細部まで配慮しました」とコメントした。

ジェームズ・クラヴェル(享年72)による1975年の小説『将軍』が原作の『SHOGUN 将軍』は、今年のエミー賞有力候補としても注目されているが、今後のストーリー展開や受賞の行方にも期待が高まる。