セリーヌ・ディオンの圧巻の歌声にファン歓喜!レディー・ガガのパフォーマンスで起きたハプニングなど、#パリ2024オリンピック 開会式で話題を呼んだトピックス5

東京2020オリンピックから3年が経ち、ついに開幕したパリ2024オリンピック。2024年7月26日(現地時間)に行われた開会式での名場面やハプニングをプレイバック。

闘病中のセリーヌ・ディオン(56)がステージにカムバック

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2020年12月にスティッフパーソン症候群であることを公表し、歌手活動を休止していたセリーヌ・ディオンが、4年ぶりとなるステージで開会式のフィナーレを飾った。

ビーズやフリンジが施された白いドレスは、ディオールのクリエイティブ・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリ(60)がデザインしたオートクチュールで、フリンジは計500mを超え、何千ものシルバーのビーズが使用されているそう。

セリーヌは、エッフェル塔の特設ステージでシャンソンの代表曲『愛の讃歌』を熱唱。歌い終えると観客からは大歓声が起こり、SNSには「鳥肌が立った」「ついにセリーヌが復活した」などパフォーマンスを絶賛するコメントが殺到した。

突然の大雨に機材トラブルが発生

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開会式では、突然の大雨が降ってしまったことで思わぬハプニングも発生していた。競技場外では、セーヌ川での船上パレードが巨大スクリーンに映し出されていたが、開始1時間後に大雨の影響でスクリーンが映らなくなったという。

英紙『ザ・サン』は、この状況下を「レインコート姿で開会式を見守る観客たちは暗い表情だった」と報道。また、オープニングにサプライズ登場した「レディー・ガガ(38)の歌声は雨にかき消された」などと述べている。

ちなみにガガは五輪初のステージで、ダンサーたちに囲まれながら、1961年にリリースされたジジ・ジャンメールのヒット曲『羽飾りのトリック』を披露。曲の途中でダンサーが転倒するハプニングもあったが、圧巻のステージで魅了した。

史上初! 夜空に浮かぶ聖火台に感動の声

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フランス市内で約1万人がつなげた聖火は、エッフェル塔前のトロカデロ広場で、元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダン(52)から、テニス選手のラファエル・ナダル(38)へ。

ナダル氏はその後船でセーヌ川を移動し、ルーヴル美術館の近くで再び陸上に上がり、オリンピアンやパラリンピアンによってリレーされた。

そして最後は、柔道男子のテディ・リネール選手(35)と、陸上女子短距離でバルセロナ五輪とアトランタ五輪で金メダルを獲得したマリージョゼ・ペレク(56)が、聖火台となっている球体に点火すると、気球となり上空に舞い上がっていった。

美しい演出に、「パリの多くの場所から聖火台が観られて、良いアイデア」「さすが芸術の都」など感動の声が続出した。

誰も気づかなかった? 五輪旗が真逆に

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五輪旗は、選手たちがセーヌ川をボートでパレードした後、エッフェル塔前のトロカデロ広場で係員によって掲揚されたが、その際に謝って真逆にしてしまった。

本来であれば、青色、黒色、赤色の3つの輪が上になり、黄色、緑色の2つの輪が下になるはずだが、本番では写真のように上下が反対になっている。

結局、旗は直されることなく開会式は終わったが、異変にいち早く気付いた視聴者はSNSで、「旗が逆さまじゃない!?」「このミスは残念」などの声を発信していた。

過激な演出にSNSの反応は?

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Photo:L'EQUIPE/アフロ

感動を呼んだパフォーマンスもあれば、過激なパフォーマンスも。

序盤で、赤いドレスを纏った女性が切り取られた自身の首を持ちながら歌うというシーンがあったが、これは18世紀のフランス革命で処刑された王妃マリー・アントワネットを彷彿とさせていると大騒ぎ。

パフォーマンスが行われたコンシェルジュリは、彼女が処刑されるまで過ごしていた監獄で、現在は観光名所になっている。

SNSでは、「死刑を讃えているようにも見える」「斬首されたアントワネット王妃にすべてのメダルを」などの意見が。最後は赤い煙と紙テープが空を舞い、後世に残るパフォーマンスの一つとなった。