メッテ=マリット皇太子妃(50)の長男マリウス・ボルグ・ホイビー(27)が、20代女性に対して「精神的かつ肉体的に暴行した」として逮捕されたことについて、ホーコン皇太子(51)がコメントした。
ノルウェーのホーコン皇太子(51)が、義理の息子マリウス・ボルグ・ホイビー(27)が逮捕されたことについて沈黙を破った。
マリウスは2024年8月4日(現地時間)、20代女性に対して「精神的かつ肉体的に暴行した」として逮捕された。相手は脳震盪を起こし、病院で治療を受けたという。警察に30時間以上拘留されていたが、すでに釈放されている。
ホーコン皇太子はオリンピック観戦のためパリに滞在する中で、この事件について、「警察が関与しているということは深刻な問題だ。しかし、私が今この事件に関わるのは正しいことではない」とコメントした。
マリウスは、メッテ=マリット皇太子妃(50)がホーコン皇太子と結婚する前に交際していたモーテン・ボルグとの間に授かった息子で、モーテンは過去に薬物の取引などで服役したことがあるとか。
事件の発覚後、メッテ=マリット皇太子妃(50)は自宅でマリウスに寄り添っていたそうだが、8月9日(現地時間)にはパリで、ホーコン皇太子と陸上競技を観戦しているところをキャッチされている。
ちなみにマリウスは、2018年に当時交際していた恋人とキスしているところを自身のインスタグラムに投稿し、世間を賑わせたことも。
ノルウェーの王位継承権がなく、2017年に公職を退いているマリウス。王室側は、「マリウスは私たち家族にとって特別な存在であり、これからもそうあり続けるだろう。けれど、彼は公的な任務を負うことはない。公人ではない」と強調し、彼に関する報道を自粛するようにマスコミに求めてきた。
ホーコン皇太子とメッテ=マリット皇太子妃は2001年に結婚し、2人の間には、長女のイングリッド・アレクサンドラ王女(20)と長男のスヴェレ・マグヌス王子(18)がいる。
マリウスは公務には参加していないが、2022年にイングリッド・アレクサンドラ王女の誕生日パーティに出席していた。