8月11日(現地時間)、17日間にわたる熱戦が繰り広げられたパリ2024オリンピックがついに閉幕。閉会式で注目されたトム・クルーズ(62)のサプライズ登場、ビリー・アイリッシュ(22)やスヌープ・ドッグ(52)の豪華パフォーマンス、さらに閉会式の裏側まで話題のトピックスをピックアップ!
日本人選手団たちが笑顔で入場&SNSの誹謗中傷問題も
Photo:長田洋平/アフロスポーツ
日本の旗手を務めたのは、やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手(26)と、今大会の新種目となったブレイキンで4位入賞したSHIGEKIXこと半井重幸選手(22)。
日本のメダル獲得数は、金20個、銀12個、銅13個と、合わせて45個で、2021年の東京五輪に次ぐ2番目。海外開催では過去最多となった。
Photo:長田洋平/アフロスポーツ
閉会式では選手たちに満面の笑みが溢れるも、SNSでは敗戦したアスリートたちへの誹謗中傷が相次いだことを受けて、日本オリンピック委員会(JOC)は「厳正に対応していきたい」などと異例の早期声明を出した。
トム・クルーズのスタントに会場中が熱視線
Photo:PA Images/アフロ
閉会式への参加が囁かれていたトム・クルーズは、ワイヤーアクションを使った映画さながらのサプライズ登場で会場を沸かせた。
これは、今大会のパリから次回2028年開催地のロサンゼルスへと引き継ぐ演出で、スタジアムの屋根からワイヤーアクションで地上に降り立ったトムは、シモーネ・バイルズ選手(27)から受け取った五輪旗をバイクに乗せ、会場から颯爽と走り去った。
Photo:PA Images/アフロ
トムは、選手たちの熱狂的な歓迎を受けハイタッチしながらステージへ向かったが、大興奮した女性からキスされる場面も。
パフォーマンス終了後には、Xで「Thank you, Paris! Now off to LA.(ありがとう、パリ!ロサンゼルスへ出発だ)」と投稿した。ちなみに、米ゴシップサイト「TMZ」によると、トム自らが国際オリンピック委員会(IOC)に閉会式への出演をアプローチしたという噂。
トリのスヌープ・ドッグはドクター・ドレーと共演
Photo:Getty Images
トム・クルーズの橋渡しから、ロサンゼルスでのライブパフォーマンスに切り替わると、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやビリー・アイリッシュなどによるライブがスタート。
中でも注目を浴びたのはラッパーのスヌープ・ドッグ。彼は今回、米NBCのオリンピック特派員として会場でも度々目撃されていた。 パリからロサンゼルスに移動したスヌープは、大ヒット曲『Drop It Like It's Hot』を、そしてステージを移動してドクター・ドレー(59)と『The Next Episode』を披露した。
レジェンド2人は、2022年に行われた第56回スーパーボウルのハーフタイムショー以来の共演で、会場を盛り上げた。
閉会式の裏側で選手たちによるブレイキンの輪
Photo:Getty Images
今大会の追加競技ブレイキンは、湯浅亜実選手(25)が繊細かつダイナミックなパワームーブで初代金メダリストに輝くなど、日本人選手の活躍が見られた。半井重幸選手は4位入賞、大能寛飛選手(19)は予選敗退するも「人生おもしれぇっす」などのポジティブな発言が話題に。
ブレイキンはロサンゼルス五輪の競技種目から外れることが決まっているが、閉会式が行われていた裏側では選手たちが大きな輪を作り、その中心でブレイキンを楽しんでいたことが判明。SNSでは「放送してほしかった」「自由に楽しんでる!」などの声が挙がった。
3時間超えは長かった? 選手が閉会式を途中棄権
Photo:Getty Images
8月11日午後9時(現地時間)からスタートした閉会式。選手たちの疲れはピークに達していたようで、閉会式の終了を待たずに帰宅する選手たちもいたようだ。
振り返れば、ハリウッドスターのサプライズ登場に、人気アーティストたちの共演など見どころ満載だったが、トム出演時には開始からすでに2時間40分が経過しており、閉会式が幕を閉じた頃にはすでに日付が変わっていたそう。選手たちが途中棄権したのも無理はない?