リチャード・ギア、ベネチア国際映画祭で妻と密着した仲睦まじい姿を披露! 代表作『プリティ・ウーマン』の名シーンにまつわる衝撃的な秘話を明かす

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カメラの前で熱々のリチャードとアレハンドラ Photo:REX/アフロ

2024年8月28日(現地時間)から開催中の第81回ベネチア国際映画祭で、俳優のリチャード・ギア(75)が妻のアレハンドラ・シルバ(41)を連れてレッドカーペットに登場。

現地で出席したイベントで、自身の代表作『プリティ・ウーマン』(1990)の舞台裏を明かした。

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Photo:Everett Collection/アフロ

作中でリチャード演じるエドワードがピアノを弾く名シーンがあるが、なんとアドリブだったという。

「(伴奏するシーンは)もともと脚本にはなかった。どう使われるかわからなかったけど、最終的には、映画に欠かせないシーンになった」とリチャード。伴奏するアイデアは、「監督から撮影中に『自分の役がどんなことをするか想像してほしい』と言われたときに思いついた」そう。

また、「ピアノは即興で弾いた。このキャラクターらしい雰囲気のある役を演じただけだ」と伴奏もリチャードが自ら担当したという。弾いた曲はリチャードのオリジナルというから、これまた驚き!

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リチャードとホーマー Photo:AP/アフロ

『プリティ・ウーマン』は1990年代を代表するロマコメ作品となり、約4億6,340万ドルの興行収入をあげた。しかし公開当時、主演のリチャードとジュリア・ロバーツ(56)は大ヒットを予想していなかったという。

「ただただ、この映画を作ることを楽しんでいた。撮影中はずっと、この映画を観る人がいるかどうかわからなかった」とリチャード。

しかし、初めて台本を読んだときは、「こんな役は誰だっていい。髪型をセットしてスーツさえ着せておけばいいんだ」と思っていたことも打ち明けた。

次回作は、息子のホーマー・ギア(24)も携わっているというテレビシリーズ『The Agency(原題)』でマイケル・ファスベンダー(47)と共演予定とか。「これは父と息子がお互いを知り、理解し合う物語だ」と話した。