キャリア初期に、性別を聞かれることが多かったというレディー・ガガ(38)。否定しなかったというその理由は?
Netflixのドキュメンタリー番組『What’s Next? ビル・ゲイツと考える未来の展望』に出演したレディー・ガガ(38)。キャリア初期に「レディー・ガガは男性だ」という噂が浮上したことや、その噂を否定しなかった理由を語った。
「20代前半の頃、私が男性だという噂がありました」と語り始めたガガ。「私はツアーやレコードのプロモーションで世界中を旅しましたが、ほぼ全てのインタビューで(性別について)聞かれましたし、ネットには男性に加工された私の画像が溢れていました」。
質問に回答するのを避けていたというガガは、その理由を「その噂で私が苦しむことは、なかったからです。同じような境遇でイジメられている人がいたとして、私のような芸能人がその噂によって恥じているところを見たら、どう思うでしょう」と話した。
LGBTQIA+コミュニティの長年の支持者であるガガは、自分のアイデンティティを主張しようとは思わず、他人に悪影響を与えるような言説を広めたくもなかったという。
米誌『People』によると、「この噂はデビューアルバム『ザ・フェイム』(2008)のヒットで彼女が有名になり始めた2008〜2009年に流れた」そうだが、ガガは過去に二度、この件について触れている。
一回目は、2009年のABCニュースでこの噂について聞かれ、「あまり気にしていなかった」と回答。「ある意味、私は自分を中性的な方法で表現していて、それが私らしさ」と話している。
二回目は、その2年後。ジャーナリストのアンダーソン・クーパー(57)との会話で、「ペニスはあるか?」と尋ねられたガガは、「あるかもしれない」と答え、「そんなこと私のファンは気にしないし、私も気にしない」と付け加えたという。