キャサリン皇太子妃、がん闘病中の少女とハグを交わす姿に多くのエールが寄せられる。ウィリアム皇太子との公式フォトも公開される

がん闘病者であるリズ・ハットン氏(16)とその家族を、ウィンザー城に招待したウィリアム皇太子夫妻。キャサリン皇太子妃(42)と抱き合う写真には多くのエールが送られた。

2024年9月、今年3月に公表したがんの化学療法が終了したことを明かしたイギリスのキャサリン皇太子妃(42)。同じくがんと診断されたリズ・ハットン氏(16)と感動的な対面を果たした。

フォトグラファー志望であるハットン氏は、今年1月に進行性のがんと診断され余命は半年〜3年だという。ウィリアム皇太子(42)は自身がパトロンを務めるロンドン航空救急チャリティを通じてハットン氏のことを知ったそうで、叙勲式が行われたウィンザー城に彼女とその家族を招待した。

ウィリアム皇太子夫妻のインスタグラムには、ハットン氏とキャサリン皇太子妃が抱き合う写真や、彼女の家族も交えた集合写真などが公開され、「今日、ウィンザーでリズに会えて光栄です。若き才能ある写真家は、創造性と強さというインスピレーションを与えてくれました」という、ウィリアム皇太子夫妻直々のメッセージとともに投稿された。

一つ前には、叙勲式の写真も投稿されているが、キャプションにはハットン氏のインスタグラムのアカウントとともに、「強力してくれてありがとう」などと添えられており、彼女がフォトグラファーとして叙勲式に参加したことも明らかになった。

ハットン氏はストーリーで同じ写真をシェアし、「とても素敵で、誠実で優しい方々でした。家族と私がこのような経験をすることができて、とても幸せです」と感謝の意を表したという。

また、キャサリン皇太子妃とハットン氏の写真には「おかえりなさい、私たちのプリンセス」「リズと彼女の家族に力を送ります」などとたくさんのエールが送られた。

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昨年のリメンブランス・デーにてカミラ王妃(77)と Photo:Getty Images

今年9月に、「今後の数カ月間でいくつかの公務をこなすことを楽しみにしています」とコメントしていたキャサリン皇太子妃。11月にはリメンブランス・デー、12月にはクリスマスの恒例行事などに出席する予定だ。

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今年のウィンブルドン男子決勝戦にて Photo:Getty Images

ちなみにハットン氏のインスタグラムには、その後ファッションブランドからもオファーがあったようで、ロンドン・ファッションウィーク中に撮影された写真なども投稿されている。