「ブラッド・ピット(60)とアンジェリーナ・ジョリー(49)が再共演する?」という夢のようなニュースが舞い込んだが、ブラッドにその気はなかったようだ。一方で「元夫妻にオファーした」というニュース自体がデマだったと発言した関係者も。
俳優のブラッド・ピット(60)は、元妻アンジェリーナ・ジョリー(49)との再共演について「引き受けるつもりはない」ようだ。
「ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーに恋人役を演じてほしい」と打診したのは、映画プロデューサーのダニー・ロスナー。実在するホテル経営者エマニュエル・マルティネスを題材にした新作映画で、二人に契約を結ぶよう誘うために支援者から約6,000万ドル(約91億円)の資金を調達したと主張したとか。
これに対し、ブラッドに近い情報筋は「彼は、自分に多大な心痛を与えた人物と一緒に仕事をするために、また、金銭を受け取るために自分を卑しめることはあり得ない」と主張しているとか。
また、関係者は、英メディア『Daily Mail Online』に対して「世界中のお金を全部持っていても、ブラッドとアンジェリーナを再共演させることはできないだろう。間違いなく世間の関心を呼ぶだろうが、彼が一瞬たりとも考慮することはない」と発言。
続けて、「アンジェリーナはブラッドに大きなストレスを与えており、彼は側近たちにさえ彼女について語らせたくないのだ」と締め括った。
アンジェリーナは、2016年9月にプライベートジェット機内で激しい口論になり、ブラッドとの離婚を申請。それ以来、ブラッドは長女のシャイロ(18)、双子のノックス(16)とヴィヴィアン(16)、そして養子のマドックス(23)、パックス(20)、ザハラ(19)と疎遠になっている。
二人は2019年に離婚が成立したが、今なお南仏のワイナリー、シャトー・ミラヴァルの土地をめぐり法廷闘争が続いている。
英メディア『Daily Mail Online』は別の情報筋からのネタも掲載し、「ダニーの申し出は巧妙な宣伝活動であり、どちら側も検討すべきではない。実際にオファーがあったことは一度もない」と、このニュース自体をデマだとする発言もあったよう。
ちなみに同メディアによると、新作映画にはラブシーンがあるようだ。「それも激しいものです。エマニュエルには妻と愛人がいましたから」とダニー。
真相は藪の中だが、いずれにしろ『Mr.&Mrs.スミス』(2005)に次ぐ再共演は夢のまた夢に過ぎなかったようだ。