グウィネス・パルトローの娘アップルがパリで社交界デビュー！ ヴァレンティノのクチュールドレスに身を包み、格式高い舞踏会で圧巻のオーラを放つ

米メディア『Page Six』によると、「ル・バル・デ・デビュタント」（通称：「ル・バル」）は、世界各国から選ばれた16〜22歳前後の名家出身の令嬢たちがクチュールドレスをまとい、社交界デビューをする格式高い舞踏会。

チャリティイベントとしての意味合いも強く、今年のイベントの収益はすべて、アメリカのマリア・ファレリ小児病院とネッケル・アンファン・マラード病院の心臓病研究部門に寄付されたという。

また「ル・バル」では、有名セレブリティの娘がデビューしているのも特徴。

過去には、ミュージシャンのフィル・コリンズ（73）の娘で俳優のリリー・コリンズ（35）、俳優のブルース・ウィリス（69）の娘、スカウト・ウィリス（33）とタルーラ・ウィリス（30）、映画監督のクリント・イーストウッド（94）の娘フランチェスカ・イーストウッド（31）、俳優のリース・ウィザースプーン（48）の娘エイバ・フィリップ（25）などがデビュー。そんな中、今年登場したのがアップルという訳だ。

ヴァンダービルト大学の学生でもあるアップルが今回着用したのは、ヴァレンティノのクチュールドレス。何層にも重なったプリーツ状のシルクのシフォン生地に黒いリボンがあしらわれたエレガントなブルーのドレスで、アップルのフレッシュかつミステリアスなオーラを引き立たせるデザイン。このドレスは、750時間かけて製作されたそう。

アップルの両親であるグウィネスとクリスは2016年に離婚しているが、娘の晴れ姿を応援するため、揃って参加。またアップルの祖母でグウィネスの母である俳優のブライス・ダナー（81）や、アップルの弟モーゼス・マーティン（18）も駆けつけ、家族みんなでアップルをサポートした。

また舞踏会では、クリスとアップルがワルツを踊る場面も！ クリスが満面の笑みでアップルに話しかけながら楽しげに踊る様子が仏メディア『Paris Match』のTikTokに投稿され、ファンから大きな反響を集めた。

さらにグウィネスも、アップルのフィッティングシーンや、元夫を含め家族みんなで記念撮影をした様子、会場で娘と見つめ合う姿など、多数の写真をSNSにアップ。家族にとって記念すべき1日となったようだ。

アップルの麗しいドレス姿や、仲睦まじい家族の様子に称賛の声が上がる一方で、実はアップルのある行動が炎上する事態も起きている。
英メディア『Daily Mail online』によると、問題が起こったのは、令嬢たちが一人ひとり順番に記念撮影をする場面でのこと。ある令嬢の撮影中に、アップルが彼女を押しのけるように、我先にと撮影の立ち位置に移動。彼女の撮影時間を奪うような形となったのだ。

この様子が『Paris Match』のTikTokで公開されると、「ティーンエイジャーの映画に出てくる意地悪な女の子みたい」「このようなイベントにふさわしい行動ではない」と批判の声が殺到。

グウィネス側の関係者は、「アップルは誰かからスポットライトを奪うつもりでやったことではない」と語っているが、なぜこのような行動をとったのかは不明のままだ。

なお、今回の舞踏会に出席した大物セレブの子女はアップルだけでなく、イタリアの伝説的俳優ソフィア・ローレン（90）の孫娘、ルチア・ソフィア・ポンティ（18）も今年社交界デビューを果たしたひとり。ジュネーブ生まれで、現在ブラウン大学の学生であるルチアは、ジョルジオ アルマーニが製作した、レースとボーダーを組み合わせたドラマティックなドレスを着用。首もとはダイヤモンドとエメラルドの壮麗なネックレスを合わせ、上品な着こなしで話題を集めた。