ジャスティン・ビーバー、「ショーン・コムズから性的虐待は受けていない」。性的人身売買の容疑で裁判中のディディについて沈黙を破る

現在、性行為目的の人身売買や恐喝など5つの罪に問われているショーン・コムズ(55)。「ジャスティン・ビーバー(31)は音楽活動を始めた頃にショーンから性的虐待を受けたのではないか?」という噂について、ついにジャスティンが代理人を通じてコメントを発表した。

ラッパーや音楽プロデューサーとして長年にわたり、アメリカの音楽業界を牽引してきたディディことショーン・コムズ(55)。性行為目的の人身売買や恐喝など、5つの罪に問われる裁判が始まり、2025年5月13日(現地時間)にはショーンの元恋人、キャシー・ベンチュラ(38)が出廷。“フリークオフ”と呼ばれる乱行パーティなどについて語り、大きな話題を呼んだ。

ジャスティン・ビーバー、「ショーン・コムの画像_1
Photo:Getty Images

世界中が注目する裁判が始まって数日後、過去にショーンから性的虐待を受けていた可能性を報じられていたジャスティン・ビーバー(31)が、代理人を通じてコメントを発表した。

米メディア『TMZ』に宛てた声明で、「ジャスティンはショーン・コムズの被害者ではありません。しかし、彼によって傷つけられた人たちがいます。この現実から目を逸らすことは、被害者の正義を損なうことになります」などと述べたという。

ジャスティン・ビーバー、「ショーン・コムの画像_2
左からショーン、ジャスティン Photo:Getty Images

ショーンが昨年9月に逮捕されると、当時は未成年だったジャスティンが、ショーンと丸2日間一緒に過ごしたという動画が注目を集めることに。ジャスティンを心配する声が続出したが、この動画については、「単なるパフォーマンスだった」と主張。

また、ジャスティンがショーンの逮捕を知ったときの反応について、英紙『Daily Mail』は「ジャスティンは、自分を支えてくれた多くの人がショーンと親しかったので動揺している。この件について、本人がコメントするつもりは今後もないだろう」という情報筋の話を掲載していた。

ジャスティン・ビーバー、「ショーン・コムの画像_3
ここ最近は、妻ヘイリー・ビーバー(28)と不仲説が浮上しているジャスティン Photo:Backgrid/アフロ

さらに、前出の情報筋によると、ジャスティンはショーンのアルバム『The Love Album: Off the Grid』(2023)に参加したことを「ひどく後悔していた」とか。ショーンが問題を起こしていたとされる頃、すでにジャスティンは彼と距離を置いていたそうで、「もしこのことを知っていたら、アルバムには参加しなかっただろう」と語ったそう。

法廷では一般の目に触れないように配慮された上で、フリークオフの現場で撮影された静止画などが公開されたそうだが、法廷内が静まり返るほど衝撃的な内容だったとメディア各社が報じた。一方で、ショーンは逮捕後も容疑を否認し続けている。