ナオミ・ワッツ（56）とリーヴ・シュレイバー（57）の娘でトランスジェンダーを公表しているカイ・シュレイバー（16）。幼い頃からの夢を「スーパーモデル」と打ち明け、母ナオミに「ウォーキングの練習をビデオで撮ってもらっていた」などと語った。
ナオミ・ワッツ（56）とリーヴ・シュレイバー（57）の娘でトランスジェンダーを公表しているカイ・シュレイバー（16）が、米誌『バラエティ』のインタビューに登場。「将来の夢は何だった？」と聞かれ、「スーパーモデルになりたかった」と語った。
今年３月、パリ・ファッションウィークでヴァレンティノのコレクションのファーストルックに登場し、ランウェイデビューを飾ったカイ。当時は、「またネポベイビー」「親の七光りでデビューする人にはうんざり」などと否定的な声があったが、カイは幼い頃からスーパーモデルに憧れていたという。
「何年もキッチンでウォーキングの練習をしてきた。母に無理やり撮らせた動画だって見せてあげられる」と、微笑ましいエピソードも告白した。
スーパーモデルを目指すようになったきっかけは、「幼い頃から、ジェンダーアイデンティティに悩んでいたことが関係していると思う」と振り返り、「特にファッション界で活躍する、上の世代のトランスジェンダーの人たちを尊敬している」と話した。
ナオミとリーヴは破局しているが、二人ともカイを尊重し、味方であり続けてきたという。カイがランウェイデビューを飾ったとき、ナオミは自身のインスタグラムで「まだ胸がドキドキしてる！ ブラボー、ダーリン。愛してる。なんて素敵なショー！」などと興奮を抑えきれない様子をシェア。
また、リーヴは今年５月に『バラエティ』のインタビューで「カイはずっとカイだった。一番感動したのは、代名詞を変えたいと頼んできたとき」と話し、「正直に言うと、カイはずっと女性的な印象があった。それについて、大きな問題だとは感じなかった」などと語ったことが話題を集めた。
理解ある両親のもとで、現在も夢を追いかけ続けるカイ。モデルデビューをきっかけに、今ではファッションブランドのキャンペーンにも登場するなど、徐々に活躍の場を広げている。
