キャサリン皇太子妃、2年ぶりのロイヤルアスコット出席を前日にキャンセル。「自分の体の声に耳を傾けている」と王室関係者が語る

2年ぶりの参加となるはずだったロイヤルアスコットを急遽欠席したキャサリン皇太子妃(43)。王室関係者が米メディア『People』の独占インタビューに答えた。

2025年6月17日(現地時間)から5日間にわたって行われている伝統の競馬レース、通称ロイヤルアスコット。その2日目にウィリアム皇太子(42)と出席予定だったキャサリン皇太子妃(43)が、急遽、出席をキャンセルした。

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2025年6月16日(現地時間)に行われたガーター勲章の叙任式典にて Photo:Getty Images

米メディア『People』が、故エリザベス女王(享年96)の元側近であるアイルサ・アンダーソンに独自インタビューを行ったところ、「この判断は賢明。彼女は自分の体の声に耳を傾けながら、ゆっくりと公務に復帰しているのです」と答えたとか。

同メディアは、「英王室は、これまでもキャサリン皇太子妃が自身のペースで公務に戻ることを強調してきた。今回は、それを示すケースだ」と報道。

また、王室に近い情報筋による「キャサリン皇太子妃は、自身と同様の病を経験した人が通常得られるプライバシーを享受できていない。今は少しずつ公務に復帰しながら、適切なバランスを探っている」というコメントも掲載した。

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トゥルーピング・ザ・カラーに参加したチャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子一家 Photo:Getty Images

6月14日(現地時間)には、チャールズ国王の公式誕生日を祝うトゥルーピング・ザ・カラーのパレードに子どもたちと参加し、バッキンガム宮殿のバルコニーで笑顔を見せていたキャサリン皇太子妃。その2日後にウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われたガーター勲章の叙任式典にも、ウィリアム皇太子とともに出席していた。

ロイヤルアスコットへの出席は2年ぶりだったこともあり、キャサリン皇太子妃は、欠席したことに落胆していると報じられた。

2024年9月、回復に向かっていて公務に復帰するというメッセージをインスタグラムで発信したキャサリン皇太子妃

また、『People』の最新号に掲載しているキャサリン皇太子妃の友人のインタビューによると、がん治療に専念したことを機に「(キャサリン皇太子妃は)人生のあらゆる面での優先順位が理解できた」という。

今回は欠席となってしまったキャサリン皇太子だが、今後、元気な姿で公務に戻ってくる日を楽しみに待ちたい。