ジョナサン・ベイリーが米誌『ピープル』で2025年最もセクシーな男性に選ばれる！ 共演者からも愛され祝福を受ける彼の魅力とは？

2024年にはミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』にフィエロ王子役でスクリーンデビューを果たし、今夏のヒット作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』にも出演。そんな大作に引っ張りだこなジョナサンは、2022年３月に配信された『ブリジャートン家』シーズン２のインタビューで、「公共の場で彼と手を繋ぎたい」ことを理由にゲイであることを公表した。

『ピープル』の最新号のカバーを飾ったジョナサンだが、同メディアのウェブサイトには特設ページが公開され、彼の魅力をたっぷりと堪能することができる。ジョナサンは「最もセクシーな男性」に選ばれたときの感想から、完璧なデートの夜に必要なものまでインタビューに応じた。

過去には、トム・クルーズ（63）、ジョニー・デップ（62）、キアヌ・リーヴス（61）といった名だたるハリウッドセレブたちが選出されてきた同企画で、ゲイを公表している男性セレブとして初めて選ばれたジョナサン。

「本当に光栄です。ものすごく光栄です。信じられないくらいです。ずっと秘密にしていたから、友人や家族に知ってもらえるのがすごく楽しみです」と喜びの声を上げた。また、「完璧なデートの夜に必要なものは？」と聞かれると、「うーん、それは状況によりますね。散歩も好きですし、ディナーも、劇場も、映画も大好きです。でも何回目のデートかにもよるかな。例えば100回目のデートだったら、レゴとピザ！ 最高のデートのいくつかはレゴデートでした」と自身の体験談も踏まえて回答した。

ジョナサンは、2024年にLGBTQ+コミュニティにおける恥辱感の払拭を支援する慈善団体「The Shameless Fund」を設立。「素晴らしいことをしたいのに、できないと感じている人がたくさんいます」とジョナサン。「そして、LGBTセクターが今、計り知れない脅威にさらされていることも私は知っています。ですから、専門知識を持ち、私が夢見ることしかできなかった可能性を見出せる人々に出会えたことは、本当に素晴らしい経験でした」と話した。実際に彼自身も、「自分のセクシュアリティを隠さないと、俳優として成功できないのでは」というプレッシャーを感じていたという。過去のインタビューでキャリア初期を振り返り、「ある人（上の立場の人）からアドバイスと称し、こんな言葉を言われたんだ。『ファンたちが、役者について知りたくないことが２つあるんだ。アルコール依存症であることと、ゲイであること。だから隠すべきだ』ってね」と語っている。しかし、「時間が経つにつれて、隠すよりも自分らしくいたいと思うようになりました。公共の場で彼氏と手を繋ぎたいし、デートアプリに自分の顔写真を載せても平気でありたいと思った」と打ち明け、これがカミングアウトするきっかけになったそうだ。

そんなジョナサンの魅力にいち早く気づいていたのは、ジョナサンと共演したハリウッドセレブたちかもしれない。今夏公開された『ジュラシック・ワールド/復活の大地』で共演したスカーレット・ヨハンソン（40）は、同作のプレミアでジョナサンと仲睦まじい姿をカメラの前で披露している。６月23日（現地時間）に行われたNYプレミアでは、スカーレットとジョナサンがカメラの前でキスをしているところがキャッチされた。会場にはスカーレットの夫コリン・ジョスト（43）もいたことで一部では物議を醸したが、ジョナサン曰く、「愛はあらゆる方法で表現できる。もし友達にキスできないなら……人生は短すぎる」とインタビューで答えた。

『ウィキッド ふたりの魔女』で共演したセレブたちから祝福メッセージ動画

また、ジョナサンが「2025年最もセクシーな男性」に選ばれたことを受けて、『ウィキッド ふたりの魔女』で共演したセレブたちは彼の写真がプリントされたカットソーを着て祝福のメッセージを寄せた。その中にはダブル主演を務めたシンシア・エリヴォ（38）とアリアナ・グランデ（32）の姿も見られ、アリアナは「あなたは内面もやさしくて、聡明で、美しい」などと大絶賛。

「最もセクシーな男性」に選ばれるも、インタビュー動画では自らを「最もセクシーな男性」と呼ぶシーンで笑ってしまいセリフが言えなくなってしまうなど、照れた様子を見せたジョナサン。来年は今年以上に忙しくなりそうだ。