メーガン妃の広報担当者、Netflixのクリスマス特番で着用した"1,700ドルのドレスの噂"について反論

ことの発端となったのが、11月20日に公開された予告編だ。45〜47秒のわずか２秒間にパーティの準備をするメーガン妃が映っているが、そのときに着用していたのがワンショルダーのグリーンドレス。

このグリーンドレスはガルバンのもので、値段は1,695ドル（約27万円）だそうだが、メーガン妃が2022年に米誌『バラエティ』のインタビューで着用したものと同じものとか。メーガン妃は以前、このドレスを返却しなかったというニュースが報じられていたことから、この度窃盗疑惑が浮上した。

昨年、ジャーナリストのヴァネッサ・グリゴリアディスが、アンドリュー・ゴールドのポッドキャスト番組『ヘレティクス』で、『バラエティ』の撮影現場での出来事として「メーガン妃は撮影後に多くのドレスを返却しなかった」と暴露。

また、ヴァネッサは、「このような噂話を聞いて驚くのは、モンテシートにある1,500万ドル以上（約24億円）の豪邸に住み（Netflixと）１億ドル（約156億円）の契約を終えた人物が、明らかに自分で買えるジュエリーや服を撮影現場から持ち帰るほど気に入ったということです」と皮肉交じりに話していた。

この騒動を受けて、メーガン妃の広報担当者が米メディア『People』にて反論。「撮影現場のスタイリストやそれぞれのチームの十分な了解や同意なしに、何らかの品物が持ち去られたという憶測は、全くの虚偽であるだけでなく、名誉毀損にあたります。持ち帰られた品物はすべて、完全にクリーンな契約上の取り決めに従って保管されました」と述べた。

また、ファッション関係者によれば、タレントが雑誌撮影で着用した衣装の一部を保管するのは「一般的なこと」であり、転売や無許可のオークションに出品されるのを防ぐための予防措置として機能しているそう。実際、過去には著名人が着用した衣装が転売の標的になったこともあったとか。

メーガン妃が王室にいた頃は、他の英国王室メンバーと同様に、衣服を無料で受け取ることは許されていなかったという。2018年５月にヘンリー王子（41）と結婚するまでの数カ月間は、衣装代は自分で支払っていた。その後は公式行事のための衣装費を、当時のチャールズ皇太子（77）が負担していた。これは当時の王室の標準的な取り決めだったという。

また、最近では、自身のブランドであるアズ・エヴァーの感謝祭のための製品を宣伝すべく、インスタグラムにPR動画を投稿したメーガン妃。しかし、高額ジュエリーを身につけながらロースト前の七面鳥を扱っていたことから、「ジュエリーをしたまま生肉を扱うなんて不衛生だ」「サルモネラ菌などの拡散リスクが増大する」などとネットで大炎上した。昨今何をしても炎上するメーガン妃だが、穏やかな日々を迎えられることを願う。