キャサリン皇太子妃、2,600個のダイヤモンドがちりばめられた家宝のティアラを初めて着用。ウィリアム皇太子は憧れの元祖スーパーモデルと再会か

国賓として、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領(69)とエルケ・ビューデンベンダー夫人(56)を迎え入れた英王室。約6mのクリスマスツリーが飾られた壮麗な雰囲気よりもロイヤルファンの視線を集めたのがキャサリン皇太子妃(43)。20年ぶりの披露となる煌びやかなティアラを初めて着用した。

2025年12月3日(現地時間)、国賓としてイギリスを訪問したドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領(69)とエルケ・ビューデンベンダー夫人(56)を迎え入れた公式晩餐会がウィンザー城で開催され、ウィリアム皇太子(43)とキャサリン皇太子妃(43)が出席。

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Photo:Getty Images

約6mの巨大クリスマスツリーが飾られたセントジョージホールでは、バッキンガム宮殿やウィンザー城の庭で摘まれた花が飾られ、158本のキャンドルを使った豪華なテーブルセッティングが施されるも、この壮麗な雰囲気以上にロイヤルファンの視線を集めたのがキャサリン皇太子妃。

華やかな晩餐会でキャサリン皇太子妃が選んだドレスは、お気に入りブランドの一つである、ジェニー・パッカムのブルーのガウン。ゆるやかにウェーブした髪には、英王室の貴重な宝飾品である「クイーン・ヴィクトリア・オリエンタル・サークレット・ティアラ」を着用していた。キャサリン皇太子妃がこのティアラを身につけて公務に参加するのは初めてのこと。

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「クイーン・ヴィクトリア・オリエンタル・サークレット・ティアラ」はドイツ生まれのアルバート公(享年42)が、1851年の万博博覧会で展示されたインドのジュエリーから着想を得て、愛妻のヴィクトリア女王(享年81)のためにデザインしたもの。11個のムガルアーチの中に蓮の花が飾られ、英王室御用達の高級ジュエラーであるガラードのダイヤモンドが2,600個も使われているそう。もともとはオパールがはめ込まれていたそうだが、後にエリザベス女王(享年96)の曽祖母にあたるアレクサンドラ女王(享年80)によってインド産のルビーに取り替えられ、1901年にヴィクトリア女王が死去すると「英王室の家宝」となった。

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2005年5月にマルタを訪問したエリザベス女王 Photo:REX/アフロ

エリザベス女王の母クイーン・マザー(享年101)もこのティアラを頻繁に着けていたというが、エリザベス女王が身につけたのは、2005年5月にマルタを公式訪問した一度だけだったことから、今回キャサリン皇太子妃は20年ぶりに披露したことになる。アルバート公の故郷であるドイツの大統領夫妻を迎えるにあたって、このティアラを披露するのは絶好の機会だったはず。

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クラウディアとキア首相 Photo:Getty Images

公式晩餐会には、元祖スーパーモデルのクラウディア・シファー(55)と映画監督の夫マシュー・ヴォーン(54)夫妻の姿も。マシューはクリエイティブ産業への貢献が認められ、2025年にチャールズ国王(77)からナイトバチェラー(騎士号)とドラモンド卿の称号を与えられた。レディ・ドラモンドとなったマシューの妻クラウディアはまたドイツ出身でもある。晩餐会のディナーでは、クラウディアの隣に座ったのは英首相のキア・スターマー(63)だったが、このときに注目されたのがウィリアム皇太子だった。

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ウィリアム皇太子はクラウディアの正面に座っていたよう Photo:Getty Images

ウィリアム皇太子は2017年のインタビューで「10代の頃、クラウディア・シファーのファンだった」と明かしている。ダイアナ元妃(享年36)がいたずらで、クラウディア、クリスティ・ターリントン(56)、ナオミ・キャンベル(55)をケンジントンに招待したことがあったそうだが、ウィリアム皇太子は「顔を真っ赤にして恥ずかしさのあまりよろよろと立ち去った」と告白。また、当時のウィリアム皇太子の寝室の壁には、3人のポスターを飾っていたとも打ち明けている。

クラウディアとウィリアム皇太子のツーショットは叶わずも、ウィリアム皇太子の隣にはいつもながら美しい妻キャサリン皇太子妃の姿があり、SNSに投稿されたツーショットには多くのコメントが寄せられていた。

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