サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化療法を語る。故リアム・ペインへの思いも。#アメリカズ・ゴット・タレント

”大の整形好き”で知られる、大物音楽ディレクターのサイモン・コーウェル(66)のこれまでの整形を振り返る。現在は美容整形ではなく健康志向に重きを置いているようで、物議を醸している、血液浄化療法も受けたようだ。

英ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの生みの親として有名な音楽会の大物ディレクターのサイモン・コーウェル(66)。"大の整形好き"でも知られるサイモンは、これまでにも美容整形を受けてきたことを包み隠さず明かしてきた。その中には後悔しているものもあるそうだが、英紙『デイリー・メール』の最新インタビューでも美容整形について振り返り、自省を含む発言が話題を集めている。

”大の整形好き”で知られる、大物音楽ディレクターのサイモン・コーウェル(66)のこれまでの整形を振り返る。現在は美容整形ではなく健康志向に重きを置いているようで、物議を醸している、血液浄化療法も受けたようだ。

英ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの生みの親として有名な音楽会の大物ディレクターのサイモン・コーウェル(66)。"大の整形好き"でも知られるサイモンは、これまでにも美容整形を受けてきたことを包み隠さず明かしてきた。その中には後悔しているものもあるそうだが、英紙『デイリー・メール』の最新インタビューでも美容整形について振り返り、自省を含む発言が話題を集めている。

サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化の画像_1

2025年9月16日(現地時間)に撮影 Photo:Getty Images

2025年12月の英紙『デイリー・メール』にて、「ボトックスも打ったし、レーザーも打ったし、あれもこれもやった」と語ったサイモン。「ときどき自分の顔を見て、『あぁ、最悪だ』って思う。でも、『まぁまぁいいかな』って思う時もある。でも、それよりも『これって本物?』って思う。本物であることが一番大事だったことに気づいた」などと話した。

サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化の画像_2

左からサイモン、エリック、サイモンのパートナーのローレン・シルバーマン(48)。2023年9月27日(現地時間)に撮影 Photo:Getty Images

サイモンは、2022年4月に英紙『ザ・サン』のインタビューで、「かつてはフィラーに熱中しすぎて、自分が誰だか分からなくなっていた」と認めた。「少しやりすぎたかもしれない時期がありました。先日、以前の自分の写真を見たのですが、まず自分だとは気づきませんでした」と話すも、「ハリウッドは、あれこれと顔に圧力をかけられていた時代があった」などと説明した。このとき、サイモンはフィラーを辞めた理由の一つに息子エリック(11)の存在も挙げている。

サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化の画像_3

(左から)2002年7月22日(現地時間)、2018年8月21日(現地時間)、2022年8月23日(現地時間)にそれぞれ撮影 Photo:Getty Images

現在は美容整形から距離を置いているというサイモンだが、代わりに物議を醸している健康法を取り入れているという。2025年12月のファッション誌のインタビューで、「血液浄化療法を受けた」と告白。その体験を、「フランケンシュタインの実験室に入るようなもの」と表現した。

「スペインのウェルネスクリニックで、それ(血液浄化療法)を受けました。そこには、ろ過機があって、血液や血しょうなどをろ過するんです。血液はチューブを通って体外に排出されますが、これには約3時間半かかります。でも、そうすることで毒素などが除去されるらしいんです」とサイモン。治療は本当に痛いそうだが、サイモン曰く、「実際にはわかりませんが、血液系にはかなり有害な物質(大気汚染物質など)が含まれていると思います。私は、『老化は表面ではなく内側から起こる』という考えを強く信じています。ボトックスは素晴らしいですが、本当に大切なのは内側にあるものなのです」と話し、美容目的で受けていると打ち明けた。

サイモンは施術名を明かさなかったが、血液浄化療法はセレブの間では流行っているという。2025年7月には、俳優のオーランド・ブルーム(48)が体内のマイクロプラスチックを除去するために、血液クレンジング(オゾン療法)を受けたとか。しかし、これらの治療法の有効性を証明するための有意義な研究は、これまで行われていないそうだ。

また、2025年11月の『ザ・サン』のインタビューでも、「現在は健康的な食生活と水分摂取量の増加に注力している」とサイモン。「運動量の増加、ストレスの軽減、特定のサプリメントなどのおかげで『若返った』と語った。健康的なライフスタイルへの移行は、2020年に電動自転車の事故で背骨を骨折したことも影響しているようだ。

サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化の画像_4

左からナイル・ホーラン(32)、ゼイン・マリク(32)、ルイ・トムリンソン(33)、サイモン、ハリー・スタイルズ(31)、そしてリアム。2013年8月20日(現地時間)に撮影 Photo:Getty Images

そんなサイモンは、2025年12月10日からNetflixにて、新人アイドルを発掘するドキュメンタリー番組『サイモン・コーウェル: Who's The Next?』が配信されているが、第3話でサイモンが「番組を続行させるか?」という問題に直面する。そのきっかけが、2024年10月16日(現地時間)に起きたワン・ダイレクションのメンバーであったリアム・ペイン(享年31)の転落死だった。リアムは死亡時、体内から複数の薬物やアルコール、処方の抗うつ薬などが検出されたという。サイモンはこのニュースを聞いた後、悲しみに暮れ、番組の撮影を中断することに。

サイモン・コーウェルが美容整形と血液浄化の画像_5

2024年11月20日(現地時間)に開催されたリアムの葬儀にて Photo:Getty Images

「約2週間休みました。それまではほぼ毎日、この仕事に取り組んでいました。当然のことですが、リアムの両親とシェリル・コール(42・リアムの元パートナー)に、番組の一部を見てもらいました」とサイモン。亡くなったリアムについては、「彼は本当に地に足がついた人間だった。いつも目が輝いていた。誰もが彼を慕っていました。本当に彼がいなくなると寂しくなります」などと追悼した。

『サイモン・コーウェル: Who's The Next?』は、アイドルグループがデビューするまでの苦悩や葛藤を描いたドキュメンタリー番組。なお、サイモンはこのような悲しい事故が二度と起きないように、オーディションに参加した本人たちと保護者を招いた質問会を開いたという。慎重にアイドルを育てようと努力するサイモン。いつまでもオープンマインドで、ヘルシーな精神と身体で、活躍し続けることを期待したい。

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