ジェニファー・ロペスとベン・アフレック、離婚申請から約1年後にサプライズ再会!久々のツーショットでレッドカーペットに登場

俳優のジェニファー・ロペス(56)が主演を務めた『Kiss of the Spider Woman(原題)』のニューヨーク・プレミアに登場。製作総指揮のベン・アフレック(53)も登場し、元夫婦のサプライズ共演となった。

2025年10月6日(現地時間)、10日(現地時間)より全米公開予定のミュージカル映画『Kiss of the Spider Woman(原題)』のニューヨーク・プレミアが開催された。主演のジェニファー・ロペス(56)と製作総指揮のベン・アフレック(53)の元夫婦がレッドカーペットで並んでポーズをとり、話題となっている。

ジェニファー・ロペスとベン・アフレック

ジェニファー・ロペスとベン・アフレック Photo : Getty Images

ジェニファーとベンは2002年に映画『ジーリ』の撮影現場で出会い、交際をスタート。同年11月にはジェニファーの指に6カラットのピンクダイヤの指輪が輝くなど幸せそのもの。当時は2人の名前をもじって「ベニファー」という愛称も一大ブームとなったが、2004年に婚約を解消し、それぞれ別の道を歩むことに。

しかし、約20年後の2021年春に復縁し、翌年7月にラスベガスで親しい人たちだけの結婚式を挙げ、翌月にはジョージア州で家族と友人を招いた披露宴を行った。だが、それから2年後の2024年に「和解不能な不和」を理由に破局し、2025年2月に正式に離婚が成立している。最初の交際も復縁後も、関係は長くは続かなかった。

ジェニファー・ロペスとベン・アフレック

レッドカーペットで会話する2人 Photo : Getty Images

結婚生活には終わりを告げた2人だが、仕事ではとても良好な関係のようだ。ある関係者はゴシップ誌「Page Six」に、「2人は結婚していない方がお互いのことをずっと好きなようです」と語った。さらに、「それぞれが相手との関係の中で、“役割”がある。ジェニファーは華やかで完璧な歌姫で、ベンはそんな彼女を少し離れたところから見守るやんちゃで魅力的な男という構図。その微妙な距離感が2人をつなげている。その役割を演じている限り2人は完璧だけれど、それ以上の関係、特に夫婦のような日常的なものになろうとした瞬間、全てがうまくいかなくなるようだ」と付け加えた。

ベンは同作の製作総指揮を務めただけでなく、ベンとマット・デイモン(55)が共同経営する製作会社アーティスツ・エクイティがこの映画を共同制作している。レッドカーペットでは、ジェニファーとベンが会話を交わしたり、ベンが報道陣に対して作品について語る場面もあった。

ジェニファー・ロペスとベン・アフレックのキス

2024年2月13日(現地時間)、映画のロサンゼルス・プレミアで報道陣の前で仲睦まじくキス Photo : Getty Images

ジェニファーも上映前の挨拶でベンに対して感謝を述べ、「今夜ここに来てくださったみなさん、本当にありがとうございます。そしてベンにも感謝します。この映画はベンとアーティスツ・エクイティがいなければ実現しませんでした」と語った。続けて、「脚本を読んだとき、本当に衝撃を受けました。ベッドの中で、『これは本当に起きているの?』って思ったんです。歌って、踊って、演じられる。まるで昔のハリウッドスターみたいになれるなんて」と話した。

同日、アメリカの朝の情報番組『トゥデイ』出演時には、離婚について「人生ではいろんなことが起きる。でも前に進まなくては」と触れるも、「ベンがいなかったら、この映画は作られなかった。彼のその功績をずっと称え続けるつもり」と話し、ベタ褒め。

また、この映画の制作が“癒しの時間”だったとも語っている。「この映画は、“逃避”をテーマにしています。映画や芸術が、人生の辛い時期にどう私たちを救ってくれるかというストーリー。私にとってこの作品に関わることは夢のようで、個人的に苦しい時期を乗り越える支えにもなりました」

ジェニファー・ロペスとベン・アフレックとトナティウ

ニューヨーク・プレミアでのトナティウ、ジェニファー・ロペス、ベン・アフレック Photo : Getty Images

ジェニファーは、ニューヨーク・プレミア前のCBSニュース『サンデー・モーニング』でも、撮影当時の心境を率直に語っている。「本当に大変な時期でした。現場にいる間はすごく幸せだったけど、家に帰ると現実が押し寄せてきて。どうすればこの2つを両立できるのか悩みました」と語った。

映画『Kiss of the Spider Woman(原題)』は、1993年のブロードウェイ・ミュージカル版を再構築し、1985年の映画版や1976年のアルゼンチン作家マヌエル・プイグ(享年57)の小説にも着想を得ている。また、脚本・監督は『シカゴ』のビル・コンドン(69)。ジェニファーは、ディエゴ・ルナ(45)、トナティウ(30)と共演し、銀幕の女神イングリッド・ルナ役を演じている。10日(現地時間)からの全米公開の反響も気になるが、日本での公開が待ち遠しい。