2016年にプライベートジェット内で起こったといわれている家庭内暴力事件よりも前から元夫ブラッド・ピット(60)よりアンジェリーナ・ジョリー(48)が暴力を受けていたと、新たな証言が飛び出した。
子どもたちの親権をはじめ、共同で所有していたプロヴァンス地方のワイナリーの権利をめぐり争っている、俳優のアンジェリーナ・ジョリー(48)と元夫で同じく俳優のブラッド・ピット(60)。新たにアンジェリーナの弁護士から、「長い間、アンジェリーナがブラッドから暴力を受けていた」という証言が飛び出した。
論点のひとつとなったのは、2016年に起きた、2人のプライベートジェット内でのできごと。
2016年9月、フランスからロサンゼルスへ向かう機内で、当時15歳だった息子マドックス(22)がブラッドとアンジェリーナの喧嘩を止めに入った際、ブラッドがマドックスに身体的な危害を加えたと報じられていた。
その後ブラッドはFBIとロサンゼルス児童家庭福祉局から調査を受け、アンジェリーナはブラッドとの離婚を申請。この事件がアンジェリーナに離婚を決意させる引き金となったともいわれている。
そんななかアンジェリーナの弁護士が新たに明らかにしたところによると、2016年に起きた機内での対立よりも前から、ブラッドはアンジェリーナに対して暴力をふるっていた可能性があるという。
2024年4月4日(現地時間)、アンジェリーナの弁護団は、長年の親権争い含めブラッド側が封印してきた文書が、守秘義務契約(NDA)なしに公開されることを恐れていると申し立てた。
そのなかでアンジェリーナの弁護士が、「ブラッドのアンジェリーナに対する身体的虐待は、家族が2016年9月にフランスからロサンゼルスに飛行機で移動するずっと前から始まっていました」と話したと米誌『People』が報じている。
さらに、「ブラッド側がワイナリーの株を売ることを認める代わりに、より厳しく、広範な秘密保持契約に同意することを求めてきた」と主張。秘密保持契約の内容については「アンジェリーナを支配しようとする、非良心的な試み」と強く非難した。
一方ブラッドの弁護側は、その合意は企業を保護するためのものだと反論している。真っ向から対立する二人の主張。今後の続報が待たれる。
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