キャサリン皇太子妃、18年前のラルフ・ローレンのジャケットを着て公務へ。「着回しの女王」と絶賛される! ウィリアム皇太子との手繋ぎシーンも話題沸騰

ウィリアム皇太子(42)夫妻が公務でウェールズを訪問。キャサリン皇太子妃(43)が2007年に初披露したジャケットを18年ぶりに着回して、話題を呼んだほか、公の場での手繋ぎシーンをSNSに投稿し、ロイヤルファンを驚かせた。

米誌『PEOPLE』によると、ウェールズの祝日である聖デイビッドの日(3月1日)を前に、2025年2月26日(現地時間)、南ウェールズを訪れたプリンス・オブ・ウェールズことウィリアム皇太子(42)と、プリンセス・オブ・ウェールズことキャサリン皇太子妃(43)。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
Photo:Getty Images

米誌『In Style』は、夫妻がロンドンから列車でウェールズに向かい、予定より1時間遅れで着いたと報じた。ケンジントン宮殿のインスタグラム・ストーリーズへの投稿によると、首府カーディフに到着し駅のホームを歩くキャサリン妃は、色違いで愛用するアレキサンダー・マックイーンの特注コートを着用。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
Photo:Getty Images

ウェールズ国旗に使われている赤を選び、胸元にウェールズの国花であるラッパ水仙のブローチを留めて、同国に敬意を表していたようだ。

英メディア『Daily Mail』によれば、この赤のコートは少なくとも5回目撃されており、最近では2024年12月、キャサリン妃主催のクリスマスキャロルコンサートで着用。その際はジグソーのリボンクリップを付けてアレンジしていた。

夫妻揃っての公務は今年2度目となった今回、2024年11月と12月、2度の大規模な洪水で深刻な被害を受けたポンティプリッドを訪問。

1805年以来、地域の中心地となっているポンティプリッド・マーケットに集まった地元住民と、雨の中、笑顔で対面した。その際、皇太子夫妻は天候の関係で到着が遅れ、人々を待たせてしまったことを謝り続けていたとか。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
Photo:Getty Images

そして2人はThe Welsh Cake Shopを訪れ、名物ウェルシュケーキ作りを体験。揃ってお店のエプロンを着用して、生地をこねる作業から参加し、焼く工程にも挑戦した。

オーナーの女性は、『PEOPLE』の取材で、ウィリアム皇太子は自身が作ったケーキは「半額で売らないといけないよ」と冗談を言ったと明かし、2人は「とても気さくで親しみやすく、堅実だ」と表現。「本当に素敵な方たちでした」と語ったそう。

キャサリン妃
Photo:Getty Images

続いて皇太子夫妻は、地元のカフェを訪れ、企業経営者たちと洪水の被害などについて話をした後、メドウ・ストリート・コミュニティ・ガーデン&ウッドランドに立ち寄った。そこは自然を育み、親しむための施設として2021年1月に設立されるも、洪水で瓦礫の山となっていたという。

キャサリン皇太子妃、18年前のラルフ・ロの画像_8
Photo:Getty Images

そこでキャサリン妃は、ラルフ・ローレンのツイードジャケットに着替えた新たなルックを披露。『In Style』によれば、一部の王室ファンは、そのオリーブブラウン色のジャケットが、2007年3月、当時交際中だったウィリアム皇太子とチェルトナム・ホース・フェスティバルに出席した際に着用していたものと同じことに気づいたという。

キャサリン皇太子妃、18年前のラルフ・ロの画像_9
Photo:Getty Images

その時以来となる「18歳のジャケットのリサイクル」を、『Daily Mail』は「サスティナブルな取り組み」だと絶賛。米版『Marie Claire』は、「結婚よりも“年上”のジャケットで“着回しの女王”であることを証明した」と報じた。

ウィリアム皇太子とのデート時代と変わらず、ぴったりフィットしたそのジャケットに、今回はブラウンのタートルネックニット、グッチの2019年リゾートコレクションのタータンチェック柄スカートを合わせてアップデートしたキャサリン妃。

ジャンヴィト・ロッシのスエードブーツ、ウェールズ発ブランド、スペルズ・オブ・ラブのピアスで、シックな装いを完成させた。

キャサリン皇太子妃
Photo:Getty Images

この公務の後、ファンにとってうれしいサプライズが! ケンジントン宮殿はXとインスタグラムのストーリーズで、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が列車で帰路に着く様子を公開。動画にはなんと、2人が手を繋いで駅構内を歩く後ろ姿が映し出されていた。

Xには7秒間のその動画に、「ありがとう、ポンティプリッド!」と手を振る絵文字とウェールズの国旗を添えて投稿。同じメッセージがウェールズ語でも綴られていた。

英誌『HELLO!』によると、ファンたちは2人の愛情に満ちた手繋ぎに感動。「ああ、手を繋いでいる。この動画を何度もリピートしてしまいそう。2人に神のご加護を」、「これは奇跡だ」、「なんて愛らしい動画なの」など、感激のコメントが続々と書き込まれたという。

『In Style』によれば皇太子夫妻は、公の場では愛情表現を控えてきた一方、舞台裏では自然に手を繋いだり、ハグしたりすることで知られていたのだとか。

『PEOPLE』はここ数カ月、2人が人前で仲の良さを垣間見せる場面が増えていると報道。それは2024年9月、キャサリン妃がガンの化学療法を終えたことを伝える動画を公開して以来のことだという。

今年のバレンタインデーも、ウィリアム皇太子がキャサリン妃の頬にキスをし、妻が笑いながら夫の手を握る写真をポスト。2人は結婚して14年近くになるが、こういう投稿は初めてだと話題を呼んだ。

この“変化”について、王室専門の写真家であるカーワイ・タン氏は、米誌『Us Weekly』の取材で、交際当初から人前でスキンシップを行っているヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)の影響の可能性を示唆。

ヘンリー王子とメーガン妃の結婚から6年以上経ち、「(英国王室の)他のメンバーの多くがリラックスしたように感じます」と語ったそう。