『プラダを着た悪魔』の主要キャストであるメリル・ストリープ(74)とアン・ハサウェイ(41)、エミリー・ブラント(41)がSAG賞授賞式にて揃ってステージへ。
2006年に公開され、今も根強い人気を誇る映画『プラダを着た悪魔』。同作で共演した主要キャストの3人である俳優のメリル・ストリープ(74)とアン・ハサウェイ(41)、エミリー・ブラント(41)が、2024年2月24日(現地時間)に開催された第30回SAG賞(全米映画俳優組合賞)で再会! プレゼンターとして、揃ってステージに登場した。
まずステージに現れたのは、テレビ部門のコメディの部の主演男優賞のプレゼンターを務めたメリル。
ステージの中央に立つとスタンドマイクにぶつかるアクシデントを演じ、マイクを押さえながら「忘れたものがふたつ。まずメガネを忘れたことは明らかね。そして封筒も」とコメントした。
すると舞台の両脇から、『プラダを着た悪魔』で共演したアンとエミリーが登場! メリルは鬼編集長ミランダ・プリーストリー、アンはアシスタントのアンディ、エミリーはアンディの先輩アシスタントエミリーになりきりコントを披露した。
同作のアシスタントらしく、エミリーは封筒を、アンはメガネをメリルに差し出し、メリルはそれを受け取ると2人にハグ。
「ありがとう」と礼を述べて、笑いながら「昔から疑問とされているけれど、演じているキャラクターと俳優本人の境目はどこにあるのでしょうか」とスピーチをスタート。するとエミリーが「私たちみんなが目撃したように、メリルとミランダ・プリーストリーはまるで双子のよう」と発言。
これにメリルが、「まったく似ていないと思うけれど」と反論するやいなや、アンが「いいえ。今のは質問じゃない」と劇中でメリル演じるミランダに言われたセリフを引用した。
ショックを受けた表情を浮かべながら、受賞者の発表を戸惑うメリルに追い討ちをかけるように、エミリーが「氷河の流れみたいに遅いわね。鳥肌が立つ」と再びミランダのセリフを発し、会場を沸かせた。
今も続編が期待されるなど、なにかと話題の多い人気映画『プラダを着た悪魔』。3人の登場とその微笑ましいやりとりに喜んだファンも多いようだ。