マコーレー・カルキン(43)がハリウッドの殿堂入りを果たし、その祝典に出席した。
1990年に公開され、今も世界中で愛されているクリスマスの定番映画『ホーム・アローン』でブレイクした俳優のマコーレー・カルキン(43)。ハリウッドの殿堂入りを果たし、2023年12月1日(現地時間)、その祝典に姿を表した。
ハリウッドの殿堂入りとは、ロサンゼルスにある『ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム』に名前が掘られた星形プレートが飾られることでも知られ、ハリウッドスターにとって大きな名誉のひとつ。
星形プレートを披露する晴れの日には、マコーレーの妹や弟をはじめ、マコーレーとの間に二人の子どもをもつパートナーで俳優のブレンダ・ソング(35)、故マイケル・ジャクソン(享年50)の娘でマコーレーが代親となったアーティストのパリス・ジャクソン(25)などもセレモニーに出席した。
ブレンダは、マコーレーとの間に生まれた子どもを連れて出席。現在2歳の長男ダコタと昨年12月に生まれた次男が公の場に姿を現すのは、これが初めてのこと。
式典中には、ブレンダが優しく見守るなか、マコーレーが息子の頭にキスをする姿も目撃された。
ハリウッドの歩道で行われた祝典では、マコーレーの名前が刻まれたプレートの除幕式がおこなわれた他、本人もスピーチを披露。
すると、『ホーム・アローン』と続編『ホーム・アローン2』で、マコーレーが演じたケビンの母親役を演じたキャサリン・オハラ(69)が登場! 「一度ならず二度もあなたを置き去りにした偽のお母さんですが、ここに招待してくれてありがとう」と、『ホーム・アローン』にまつわるジョークで挨拶をした。
続けて、「『ホーム・アローン』は、マコーレーの存在があってこそ、これまでも、そして今もこれからもずっと愛され、世界中に感動を与え続けます」とコメントしたキャサリン。久しぶりの再会を果たし、マコーレーもキャサリンも涙を見せた。
映画公開当時10歳だったマコーレーは、映画の世界的大ヒットで一躍スターに。
しかし巨額の富を手にすると、両親は彼の財産をめぐって離婚裁判を開始。マコーレーは「解決するまで仕事はしない」と発言し、ハリウッドから引退した。その後アルコール依存症や薬物使用などに苦しんだことでも知られている。
そんな困難を乗り越え、現在は俳優活動と音楽活動に励んでいるマコーレー。プライベートでは二人の息子に恵まれ、順調な生活を送っているよう。今回の式典では、パートナーのブレンダが誇らしげな表情を見せ、途中涙する姿もキャッチされていた。