ラブラブが止まらない!カイリー・ジェンナーとティモシー・シャラメがキス
オールブラックでリンクしたティモシーとカイリー Photo:Getty Images
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメ(28)。レッドカーペットでは単独登場だったものの、授賞式の会場には、熱愛中と噂されるカイリー・ジェンナー(26)と揃って、ゴージャスなオールブラックルックで姿を見せた。2023年4月に交際報道が浮上した2人は、同年9月にビヨンセ(42)の「ルネッサンスワールドツアー」で、キスをしているところを目撃されて以降、一緒に公の場に姿を見せる機会が増えている。
時計もカルティエを着用していたというティモシー Photo:Getty Images
この日のティモシーは、エディ・スリマンが手がけたセリーヌ・オムのアイテムをチョイス。スパンコールが煌めくジャケットに、タキシードパンツとチェルシーブーツを合わせ、スマートに!
大きく開けたブラックシャツの首元には、ダイヤとブラックセラミックを交互に連ねたカルティエのホワイトゴールドネックレスを輝かせた。
一方のカイリーは背中が大きくV開きになった総レースのヴィンテージドレスを纏っており、こちらはなんと日本のファッションデザイナー森英恵(享年96)の1998年オートクチュールコレクションの1着だそう。
カイリーのドレスは腰のあたりまでV開きになったグラマラスなデザインに Photo:Getty Images
米サイト『E!News』によると、会場の最前列のテーブルに座っていたというティモシーとカイリーはCM休憩に入った途端、イチャイチャがスタート。そのラブラブぶりは瞬く間にネットで拡散されることに!
2人は何度もキスをしていたそうで、カイリーがティモシーのネックレスに触れながら、身を乗り出し、軽いキスをする瞬間をカメラがキャッチ。その際、「愛している」と言っているように見えたとか。
英メディア『Daily Mail』によると、「2人はテーブルでお互いを見つめていました。(中略)ただキスをしていました。まるで初恋の高校生みたいに」という目撃者の証言も。
授賞式の間中、ジョークを言い合いながら、テーブルの下でずっと手を繋いでいたという2人は、式の終了後も仲良く手を繋いで、会場を後にしたという。
カイリーとティモシーはまるでデートのように、すっかり“2人の世界”に浸っていたというが、ほかのスターとの交流も。
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でドラマ部門の主演男優賞にノミネートされていたレオナルド・ディカプリオ(49)とティモシーがハグしているところをキャッチされたほか、映画『ボーはおそれている』でティモシーと同様、ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされていたホアキン・フェニックス(49)がテーブルまで2人に話しかけにきたそう。
また『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督(40)夫妻とカップル同士でトークしているところも目撃されている。
テイラー・スウィフト、恋人をネタにした司会者のジョークに冷ややかな表情
グッチのカスタムドレスに、デビアスのダイヤモンドピアスを輝かせたテイラー Photo :Getty Images
コンサート映画として史上最大のヒット作となった『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』で新設されたシネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)にノミネートされていたテイラー・スウィフト(34)。
キラキラと輝くライムグリーン色のグッチのペンシルドレスに身を包み、スターオーラを振りまいたテイラーは、モデルでマイルズ・テラー(36)の妻でもある友人のケリー・スペリー(31)と並んで座った。
同賞は『バービー』が受賞し、テイラーは無冠に終わったものの、米サイト『USA TODAY』によると、テイラーと写真を撮りたいというハリウッドスターがテーブルに押し寄せ、列をなしていたとか。
そんな中、司会を務めたコメディアンのジョー・コイ(52)は現在テイラーが交際中のNFLのスター選手トラヴィス・ケルシー(34)をネタにしたジョークを披露。
「ゴールデングローブ賞とNFLの大きな違いは、テイラー・スウィフトのカメラショットが少ないことだ」とテイラーの名を口にすると、カメラは即座に彼女のリアクションをキャッチ。唇を噛み締めた冷ややかな表情で、ロゼのシャンパンが入ったグラスを静かに持ち、一口飲むシーンが映し出された。
明らかに不愉快そうな様子に、ジョーはその場で一言「ごめんなさい」と謝ったものの、“スウィフティーズ”ことテイラーの熱心なファンをはじめ、SNSには非難のコメントが殺到。英誌『Grazia』は「テイラー・スウィフトの恋愛をくだらないジョークのネタにするのは、もうやめにしないか」と報じた。
米誌『People』によると、テイラーが試合観戦に訪れるようになってから、NFLの視聴率は急上昇した一方で、試合中たびたびテレビにテイラーが映し出されることに一部では不満の声も。
テイラー本人は米誌『TIME』のインタビューで、「私が映されすぎて、お父さんたちやブラッドさんたちやチャッドさんたちを怒らせているかなんて、まったく意識していない」と語り、カメラは遠くにあるので、自分がテレビに「映っているのが17回なのか、1回なのかもわからない」と説明。「私はただトラヴィスを応援するためだけにそこにいる」と断言している。
授賞式の後、『Entertainment Tonight』の取材でテイラーの反応について聞かれたジョーは、「かわいかったよ!」と連呼。「僕はただ、彼女のカットが少ないと言っただけなんだ。それだけ」と軽口でお茶を濁したというが、ファンの怒りはおさまらず。
ジョーは翌朝TV番組『Good Morning America』にリモート出演。テイラーの件は「変なジョークになってしまったと思う」と言い、テイラーではなく、NFLを揶揄するつもりだったと弁明した。
ガールズトーク中のセレーナとテイラー Photo:Getty Images
この日テイラーは授賞式を“早退”していたようで、受賞を逃したからか、ジョークにムカついたからか、理由は定かではないが、もう一つトピックが。
テイラーのテーブルに親友セレーナ・ゴメス(31)が駆けつけ、耳打ちをしたり、驚いたり、前述のケリーとガールズトークに盛り上がる様子がキャッチされており、3人はカイリー・ジェンナーについて話をしていたのではないかと、もっぱら噂されている。
一連の様子が収められた動画を分析したというあるファンは、セレーナがティモシーに写真を頼んだが、カイリーが「ノー」と言ったとSNSで主張。
『People』によると、セレーナの代理人はこの噂を否定したが、ケリーが「ティモシーと?」と言っているところがはっきりと写っており、疑いは晴れていないようだ。セレーナとティモシーは、2019年公開のウディ・アレン監督(88)の映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』で共演したことがある。
ビリー・アイリッシュ、中古のメリージェーンシューズをはきこなして、授賞式に登場
ヘアスタイルも個性的に仕上げたビリー Photo:Getty Images
『バービー』の劇中歌「What Was I Made For?」で兄のフィニアス・オコネル(26)とともに最優秀オリジナル楽曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ(22)。
授賞式には個性的なスクールガール風ルックで登場し、Z世代のファッションリーダーぶりを見せつけた。英紙『Independent』によるとビリーは授賞式の前、米誌『Variety』の取材に対し、スタイリングについて詳しく語った。
兄妹でトロフィーを手にするフィニアスとビリー Photo:Getty Images
「ショートパンツみたいに見えるところが気に入っている」というウィリー・チャバリアのプリーツスカートに合わせたピーターパンカラーのブラウスは、「小さな襟が丸いところに惹かれた」と語り、首に巻いたリボンは、最近「誕生日にもらった小さなプレゼントのようなもの」だと説明。
そしてオーバーサイズのジャケットを羽織り、アニータ・コーのジュエリーとメリージェーンシューズでコーディネートを完成させたビリー。
ピンクのソックスに合わせたレトロなシューズについて、「これは昨年、古着屋さんで買ったの」と明かして、大きな注目を集めた。一方、ベルベットのタキシードを着用したフィニアスは「大好きなジョルジオ アルマーニを着ているだけ」と語っている。
ジョルジオ アルマーニ プリヴェのピンクドレスでバービールックを再現したマーゴットとハグするビリー Photo:Getty Image
受賞スピーチでは、兄フィニアスに「あなたのおかげで今の私があります」と感謝を伝えた後、『バービー』の監督グレタとその夫で同作の脚本を担当したノア・バームバック(54)に向けて、「この素晴らしい映画を作ってくれた」ことに感謝。
そして主演のマーゴット・ロビー(33)に「私たちが愛するマーゴットが、マーゴットでいてくれること」に感謝したいと話したビリー。
「あの映画を観たのはちょうど一年前で、その時私はとてもとても惨めで落ち込んでいて、あの曲を書くことで少し救われたようなものです」と告白。「それから1年経って、こうしてここにいるのは信じられないくらい幸運だと思う」と、何度もありがとうと繰り返してスピーチを締めくくり、感動を呼んだ。
ゴールデングローブ賞に先駆け、1月4日(現地時間)に行われたパームスプリングス国際映画祭でも、同曲でフィニアスとともに会長賞を受賞したビリー。
その際、『オッペンハイマー』主演のキリアン・マーフィー(47)の隣で米『Extra TV』の取材を受けていたビリーは、インタビュー中に思わず、「キリアンがあそこにいるわ。言ってみただけ。ごめんなさい」と笑顔で、「気が散っちゃった!大丈夫だよ」とコメント。
ファンの間では、キリアンの大ファンなことで知られているビリーは、彼の姿を見てそわそわするキュートな一面を見せ、SNSで話題を呼んだ。
そのキリアンもゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞。妻のキスを浴びて、赤い口紅を鼻につけたままステージに上がり、注目の的に。同じ会場にいたビリーも祝福しているに違いない。
ケビン・コスナーが有名な『バービー』のモノローグを完璧に再現し、観客を驚かせる
ドルチェ&ガッバーナのカスタムドレスを纏ったアメリカはハリー・ウィンストンのジュエリーで一層ゴージャスに Photo:Getty Images
人気ドラマ『イエローストーン』主演のベテラン俳優ケビン・コスナー(68)。今年のゴールデングローブ賞で最多ノミネートとなった大ヒット作『バービー』で、グロリア役を演じたアメリカ・フェレーラ(39)とともにプレゼンターとして登場した。
冒頭でアメリカがケビンの大ファンであることを明かし、彼の代表作のひとつ、映画『ボディガード』について言及。故ホイットニー・ヒューストン(享年48)による主題歌「I Will Always Love You」が流れる中、「あなたが『さよなら、レイチェル』と言って、彼女が去り、でもお互い駆け寄って、それから……しびれるわ」と象徴的なシーンのセリフを引用すると、ケビンは、「僕も大好きな君のシーンがあるんだ。たくさんの人が大好きだと思う」とコメント。そして、アメリカが『バービー』で披露した、有名なグロリアのモノローグを朗読した。
「あのね、女性であることは文字通り不可能なのよ。あなたはそんなに美しくて賢いのに、自分が十分だと思えないなんて、ものすごくがっかりするわ」という劇中の言葉を一字一句違わず再現。「なかなか良かったよ」と付け加えた。
その“完コピ”ぶりにびっくりしたアメリカが、「ケビン・コスナーが『バービー』で女性らしさについて語った私のモノローグを暗記したんですか?」と尋ねると、彼は陽気に「ノー」と即答。
「でも、本当に重要なメッセージだから。映画で何が可能かをいつも思い出させてくれる」と話し続けたケビン。
「じっくり時間をかけて、なんとかうまくいったとき、映画が最高の状態で完成したとき、決して忘れることができない瞬間が生まれることを思い出させてくれる。視線、タッチ、キス、スピーチ。そして、君はその瞬間のひとつを手にしたんだ」とアメリカを称賛し、アメリカと観客を感動させた。
クラシックなスーツにオメガの時計を合わせたケビン Photo:Getty Images
『イエローストーン』で昨年のゴールデングローブ賞主演男優賞に輝くも、カリフォルニア州サンタバーバラ近くに洪水が発生し、授賞式に出席できなかったケビン。
『People』によると、ケビンは家族と一緒にTV鑑賞したと明かし、当時の妻クリスティン・バウムガートナー(49)が「美しいドレスを準備していたので、彼女と一緒にレッドカーペットを歩くのを楽しみにしていた」と話したというが、2023年9月、離婚が成立。
今年の授賞式には一人で出席し、クラシックな黒のタキシードに、蝶ネクタイをしめたダンディなスタイルでイケオジぶりを発揮した。
ちなみにケビンは、2023年12月、シンガーソングライターのジュエル(49)とカリブ海で一緒にいるところを目撃されており、ある関係者が2人はしばらく前から付き合っていると語ったと米誌『Us Weekly』が報じている。
『BEEF /ビーフ』アリ・ウォンとスティーヴン・ユァンがアジア系アメリカ人初のW受賞
揃ってトロフィーを手にしたアリとスティーヴン Photo:Getty Images
Netflixで人気のダークコメディドラマ『BEEF /ビーフ』のアリ・ウォン(41)とスティーヴン・ユァン(40)が、ミニシリーズ・テレビ映画部門の主演女優賞と主演男優賞でW受賞を果たし、歴史にその名を刻んだ。
アリは同部門で受賞した初のアジア系アメリカ人に、スティーヴンは、アジア系俳優として、2019年、『アメリカン・クライム・ストーリー/ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺』でトロフィーを獲得したダレン・クリス(36)以来、2人目の受賞に。
ドレープが美しいディオールのオートクチュール コレクションのドレスに、スワロフスキーのジュエリーを煌めかせた Photo:Getty Images
スタンドアップ・コメディアンとして活躍するアリは、2019年の映画『いつかはマイ・ベイビー』で主演を務めたことでも知られており、本作で初のドラマ主演。製作総指揮も務めており、エミー賞にもノミネートされている。
スティーヴンとは2019年のNetflixアニメシリーズ『トゥカ&バーティー』でも声優として共演しているが、一緒にカメラに写ったことはなかったため、このキャスティングがうまくいくか確信が持てなかったとか。
アリが『Variety』に語ったところによると、「最初はちょっと怖かったけど、(スティーヴンと)初めて一緒に本読みをしたときに、電気が走るような感じだったことを覚えている」とのこと。「どんな俳優かも知らなかったし、撮影の合間に私の頭にドーナツを投げてくるような男かもしれない」と心配していたというが、「彼はとても愛情深く、優しかった」そうだ。
この番組の撮影中に、実業家の夫ジャスティン・ハクタ(41)と離婚したアリは受賞スピーチで、元夫を「親友」と呼んだことも大きな話題に!
名前を呼ばれ、現在のパートナーで、ドラマ『バリー』で知られるビル・ヘイダー(45)とキスをしてステージに上がったアリは、「子どもたちの父親であり、親友でもあるジャスティン。あなたの愛とサポートに心から感謝しなければなりません。私がワーキング・マザーでいられるのは、あなたのおかげ」と語った。
またスティーブンをはじめ、キャストやスタッフに感謝し、撮影現場で築いた友情は、『BEEF /ビーフ』から生まれた最高のものだと発言。
アリはその後、米サイト『ET』の取材で、共演者とクリエイターへの愛を改めて語り、「事前に彼らのことをそれほど知っていたわけではないのに、こんなにも仲良くなれた」ことがうれしいと明かしたという。なお同作はミニシリーズ・テレビ映画部門の作品賞も受賞している。