キャサリン皇太子妃、真っ赤なコートドレスで圧巻のオーラを放つ! 英国のビッグイベントに華々しく復帰

2025年3月10日(現地時間)、毎年恒例のコモンウェルスデーの礼拝がロンドンのウェストミンスター寺院で行われ、キャサリン皇太子妃(43)が夫ウィリアム皇太子(42)とともに出席。全身赤で揃えた華やかな装いで、世界中のロイヤルファンを魅了した。

 

コモンウェルスデーとは、56の加盟国で構成される英連邦の記念日で、今年76周年。毎年3月の第二月曜日にウェストミンスター寺院で行われる記念礼拝は、王室メンバーが揃って参加する恒例行事のひとつとなっている。

昨年、キャサリン皇太子妃(43)はガン闘病のため(当時、病名は明かされていなかった)欠席だったが、今年1月にガン寛解を発表してから約2カ月後のこの日、晴れやかな笑顔で復帰を果たした。

キャサリン皇太子妃
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キャサリン妃は、胸元の大きなリボンが印象的なキャサリン・ウォーカーのスカーレットレッド色のコートドレスを纏って登場。これは2021年12月のクリスマスキャロルコンサートで初披露したもので、2023年11月、韓国大統領夫妻の国賓訪問の歓迎式典でも着用していたもの。

色違いのブラックを2021年の故フィリップ殿下(享年99)の葬儀や2022年、故エリザベス女王(享年96)の葬儀前のレセプションでも着用しており、お気に入りのデザインのようだ。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
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今回は、ジーナ・フォスターの赤いピルボックスハットを、ゆるくカールし、ハーフアップにした豊かなロングヘアに合わせ、ミュウミュウの赤いクラッチバッグを添えて、目の覚めるような赤いコートドレスをエレガントに着こなしたキャサリン妃。

色違いで愛用するジャンヴィト・ロッシのスウェードパンプスも赤を選び、全身赤で統一した。これらはすべて再登場アイテムとのことで、メディアはこぞって、キャサリン妃のサステイナブルな着こなしと倹約家ぶりを称賛している。

キャサリン皇太子妃
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キャサリン妃はこの鮮やかなルックに、歴史あるパールのジュエリーをプラス。かつて故ダイアナ元妃(享年36)が愛用していたパールのドロップピアス、そしてエリザベス女王が所有していた4連パールとダイヤのチョーカーを身につけ、気品あふれる装いに仕上げた。

キャサリン皇太子妃
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英メディア『Daily Mail』によれば、このチョーカーは1975年女王が初めて日本を公式訪問した際に日本政府から贈られたパールを使用し、英王室御用達ジュエラー、ガラードが制作したもの。キャサリン妃はこれを女王の国葬で身につけ、亡き女王を偲んだ。

一方のパールピアスは、1981年、ダイアナ元妃の実家スペンサー家の御用達ジュエリーブランド、コリングウッドからチャールズ皇太子(当時)との結婚前にダイアナ元妃に贈られたもので、生前たびたび公務で着用するお気に入りだったそう。

この日、キャサリン妃は、ネイビーのスーツに身を包んだウィリアム皇太子とともに黒いレンジローバーで、ウェストミンスター寺院に到着。同寺院の首席司祭デイヴィッド・ホイル博士(68)らと挨拶した。

キャサリン皇太子妃

続いて、チャールズ国王(76)がカミラ王妃(77)とともに到着。英紙『EXPRESS』によれば、カミラ王妃はフィオナ・クレアのコートドレスにフィリップ・トレイシーのベレー帽を合わせた、春らしいパステルピンクルックを披露し、ネット上のロイヤルファンを夢中にさせたとか。

キャサリン皇太子妃
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ウィリアム皇太子夫妻は、国王夫妻の後に続いて寺院に入場したが、その前にキャサリン妃はチャールズ国王への敬意を表す「カーテシー」(片膝を曲げて身を低くする女性の挨拶作法)を完璧に行なったと米誌『PEOPLE』が報じている。

キャサリン皇太子妃、真っ赤なコートドレスの画像_8
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2011年4月にこの寺院で結婚式を挙げているキャサリン妃とウィリアム皇太子は、一緒に着席。式典が始まるまではリラックスした様子で微笑みあい、楽しそうにジョークを交わしているようなシーンも見られたそう。

約2,000人が出席したこの記念式典には、チャールズ国王の妹アン王女(74)やグロスター公爵夫妻ら上級王族のほか、元スパイス・ガールズのジェリ・ハリウェル(52)などのセレブや政治家たちが出席。

キア・スターマー首相、アンジェラ・レイナー副首相
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なかでも意外な注目を浴びたのは、キア・スターマー英首相(62)とともに姿を現したアンジェラ・レイナー英副首相(44)。

英紙『THE STANDARD』によると、ヘッドドレスからパンプスまで、なんと全身赤ルックで、見事にキャサリン妃とかぶってしまい、SNSでは一部のロイヤルファンの顰蹙を買ったのだとか。

礼拝では、英連邦56か国の長であるチャールズ国王がスピーチを行なったほか、マサイ族の歌手、パーカッショニスト、ミュージシャン、アクロバット、ダンサーなどによる音楽パフォーマンスが行われたという。

昨年はキャサリン妃同様、ガン治療のため式典を欠席したチャールズ国王。『Daily Mail』によれば、皇太子の称号を授与された1969年以来、英連邦の48か国を訪れているという国王は今年、アップルミュージックとのコラボレーションで、コモンウェルスデーを記念して、お気に入りのプレイリストを公開。

ボブ・マーリー(享年36)やダイアナ・ロス(80)らの往年の名曲から、ビヨンセ(43)のソロデビュー曲まで、幅広い選曲で世間を驚かせた。なお、米誌『InStyle』によれば、国王のガン治療は継続中だという。