ビヨンセ（42）がBillboardのカントリーチャートで一位を獲得し、黒人アーティストとして歴史に残る快挙を記録した。
2024年２月11日（現地時間）に開催されたNFLの優勝決定戦スーパーボウルのCMで、新曲のリリースを予告したシンガーのビヨンセ（42）。その後、「Texas Hold 'Em」と「16 Carriages」の２曲を発表した。
人気アーティストのビヨンセの新曲としても注目されたが、ジャンルがカントリーだったことでも大きな話題に。彼女にとっては、新たな試みとなる音楽スタイルだった。
そんななか、２月20日（現地時間）に公開されたBillboardのカントリーソングのランキングで「Texas Hold ‘Em」が１位に！ 同チャートで１位を記録した初めての黒人アーティストとなった。
それまで20週にわたりトップを走り続けていたザック・ブライアン（27）とケイシー・マスグレイヴス（35）による楽曲「I Remember Everything」をおさえての結果となり、さらに一緒に発表した楽曲「16 Carriages」もチャートの９位にランクインした。
カントリーミュージックといえば白人アーティストというイメージが根強く、カントリーシンガーもそのファンも白人が多いといわれている。
最近ではグラミー賞を含め、カウボーイにインスピレーションを受けたファッションをたびたび披露していたビヨンセだが、「黒人なのにカウボーイにインスピレーションを受けたスタイルなのはおかしい」という声も上がっていた。
そんななかビヨンセが打ちたてた記録は快挙であり、また多くの人の固定観念を覆し、歴史を変える一歩になるはず。ちなみにビヨンセは、３月29日にニューアルバムのリリースを予定している。
