がん治療中のキャサリン皇太子妃について「以前のような公務の役割に戻ることはないかもしれない」と関係者がコメント

がん治療と療養のため、現在公務を休止しているキャサリン皇太子妃(42)。多くの人々がその復帰を待ち望んでいるものの、公の場に戻ってもこれまで通りの仕事は難しいのではないかと関係者が言及している。

今年3月にがんであることを公表し、現在治療と療養のため公務を休止しているキャサリン皇太子妃(42)。今週はじめ、「キャサリン皇太子妃が以前のような、公務の役割に戻ることはないかもしれない」と、ある関係者が米メディア『Us Weekly』に語った。

キャサリン妃 Catherine
Photo:Getty Images

その関係者によると、現在キャサリン皇太子妃は「復帰後、自分がどのような仕事を担当できるかについて再検討している」という。

さらに別の王室関係者が先月、米メディア『The Daily Beast』に語ったところによると、キャサリン皇太子妃が正式に公務に復帰するのは少なくとも2025年以降になるかもしれないとのこと。「キャサリン皇太子妃はしばらくの間何も予定を入れていません。今年いっぱいは公の場に姿を現さない可能性が高い」と語った。

また、あるロイヤルコメンテーターによると、がん治療、特に化学療法を受けて「キャサリン皇太子妃がとてつもなく消耗しているのは明らか」だそう。「仮に復帰したとしても、医療チームと相談しながら非常に慎重に公務をすることになるだろう」とコメントしていた。

Prince William ウィリアム皇太子
2024年6月5日(現地時間)、ノルマンディー上陸作戦80周年のイベントに出席したウィリアム皇太子 Photo:Getty Images

いっぽうで、公務復帰は難しいものの、今のところキャサリン皇太子妃の経過は順調だそう。

つい先日、ノルマンディー上陸作戦80周年のイベントに出席したウィリアム皇太子(41)は、キャサリン皇太子妃の様子を尋ねられ、「元気です。彼女も今日ここに来たかったでしょう」と返答。

また5月には、キャサリン皇太子妃の友人が米メディア『Vanity Fair』のインタビューに対し、「がん治療の峠は越えた。彼女が薬物療法に耐え、実際にかなり良くなっていることは大きな救いです」と前向きにコメントしていた。

それらの証言の通り、ここ数週間、家族と一緒あるいは一人で外出するキャサリン皇太子妃の姿がたびたび目撃されている。

最近では、英メディア『Eastern Daily Press』がショッピングに出かけているウィリアム皇太子夫妻をキャッチ。チョコレートを買うために、セカンドハウスであるアンマー・ホールの周辺にある食料品店を訪れたという。ある目撃者によると、夫妻は甘いお菓子を手にして和やかな様子で去っていったそう。

また、子どもたちとの時間も楽しめている様子。キャサリン皇太子妃の友人によると、「(キャサリン皇太子妃の)回復は順調で、子どもたちと深く関わることができるほど元気です」とのこと。しかし「彼女は体調を崩しやすいので、多くの人に会うことはできません」と、『Us Weekly』に語っていた。

キャサリン妃 Catherine
Photo:Getty Images

プライベートな時間を楽しむ様子もうかがえるものの、公務への復帰は先になりそうなキャサリン皇太子妃。今はゆっくりと治療に専念し、また元気な姿で公の前に現れてくれることを願ってやまない。