ジミー・ファロン(48)が司会を務めるトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』の職場が、ブラックな環境であると職員から告発があり、ジミー本人が謝罪したと報じられている。
これまで数多くのセレブたちが出演してきたことでも知られる、アメリカの長寿トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』。番組で司会を務める人気司会者のジミー・ファロンが、番組を担当するスタッフから、職場環境のブラックさを告発された。
米誌『Rolling Stone』に掲載された内容は、現在進行形で現場で働いているスタッフと元スタッフあわせた16人からの告発。記事によると、ジミーはかなりの気分屋であることが綴られており、とくにプレッシャーがあるとスタッフに対して暴言を吐くこともあったそう。
「誰もジミーに『ノー』とは言えませんでした」「ジミーの機嫌が悪いと、全員の一日が台無しになるような気分でした」など、スタッフがジミーの顔色をうかがいながら働いていることも明かされている。そんな環境のなか、スタッフが駆けこむ「泣くための部屋」まであったという証言も飛び出した。
同誌は16名の告発者に加え、現職員、また元職員あわせ80人に連絡をとったものの、ジミーを擁護する人はいなかったという。
今回の告発を受け、ジミーと番組プロデューサーのクリス・ミラー(47)はスタッフとのオンライン会議の場を設け、ジミー本人が職員たちに謝罪。
告発内容について「とても恥ずかしいことですし、申し訳ないと思っています。あなたや、あなたの家族や友人を惑わせてしまっていたら申し訳ありません」とコメント。さらに、「あまりに申し訳なく、これ以上何も言えません」とも発言したと報じられている。
ジミーは、「この番組は楽しいものであってほしい。誰にとっても受け入れられる番組であるべきで、面白く、最高の人々による最高の番組であるべきだ」とも語ったそうで、スタッフもこの言葉を真摯なものと受け取ったという。
今回の件についてジミー本人は公にコメントしていないが、『ザ・トゥナイト・ショー』を放送する放送局NBCは米誌『Rolling Stone』に声明を発表。常日頃から従業員から問題提起があれば調査し、適切に対応していると説明し「尊敬に値する労働環境を提供することを最優先している」と述べている。
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