「私にも、そんな髪があったら良かったのに!」ウィリアム皇太子の薄毛に関する自虐ジョークに大反響!

ウィリアム皇太子(42)が公務でイングランド中部のウェストミッドランズを訪れた際、自身の薄毛についてジョークを飛ばし、集まった地元のロイヤルファンを笑わせたと報じられた。

2025年3月11日(現地時間)、英8部リーグに所属するウェストミッドランズ・ウィレンホールのサッカークラブ、スポーティング・カールサーFCを訪れ、自身がパトロンを務めるFA(イングランドサッカー協会)主催の審判講習会に参加したウィリアム皇太子(42)。

ウィリアム皇太子
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サッカー場の外で地元住民と対面した際、ユーモアたっぷりに“自虐ネタ”を披露し、場を沸かせたことがネット上で話題を呼んだ。

英誌『HELLO!』によると、ウィリアム皇太子は集まった人々と挨拶するなかで、鮮やかな赤いショートヘアの女性が目に留まったよう。「あなたの髪! 素敵ですね」と彼女の肩をぽんぽんと叩きながら、笑顔で話しかけた。

そして「僕にもそんな髪があったらなあ」と冗談めかして言い、「わかっていますよ。僕はノーチャンスですね」と自ら“ツッコミ”を入れて、人々を笑わせたという。

この赤い髪の女性は皇太子とのやりとりについて、『HELLO!』に、「私たちは自撮りしました。私の髪を気に入ってくれたの」と語り、こう続けた。「彼はとても素敵でした。感謝です。彼のおかげで最高の1日になりました」。

その様子はSNSで拡散され、英紙『Daily Mail』によれば、皇太子の気さくなユーモアにロイヤルファンは大喜び。

「なんてキュートな動画! 彼はとても愛されているし、彼も愛を返している」、「とてもカリスマ性がある。彼は国民のプリンスだ」、「自分の髪にジョークを言えるほど、ありのままの姿でいて心地よさそうで、気まずさを感じさせないところが大好き」などのコメントが書き込まれたそう。

ウィリアム皇太子
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これはどうやらウィリアム皇太子の“鉄板ネタ”のようで、髪について自虐的な発言をするのは、これが初めてではないと各メディアがこぞってエピソードを紹介。

米誌『Us Weekly』によれば、2013年にジョージ王子(11)が誕生した際、ウィリアム皇太子は長男の特徴について、記者団にこう述べた。「彼は僕よりずっと(髪の毛が)多いですよ。神に感謝です」。

ウィリアム皇太子
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米紙『New York Post』は2017年、ウィリアム皇太子がホームレスを支援する慈善団体が立ち上げたカフェを訪れた際、隣接する理髪店のヘアスタイリストの男性に、「僕は髪があまりないから、あなたに大した仕事をさせてあげられないですね」と冗談を言ったと報じている。

また2020年、ウィリアム皇太子が立ち上げた地球環境賞「アースショット賞」の授賞式でもさらりとジョークを飛ばしたことが。英YouTuberのSorted Foodの動画で、メンバー4人にこの賞の取り組みについて説明する際、こう語っている。

「皆さんがこの賞について聞いたことがあるかどうかはわかりませんが、これは私が2年ほど前に始めた取り組みです。しかし準備には4年かかっています。始めたときは髪がありました」。

『Us Weekly』によれば、ウィリアム皇太子は自身の髪について、父チャールズ国王(76)のDNAを受け継いでいると発言しているそうだ。

ウィリアム皇太子
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この日、審判のトレーニングを受けたり、地元小学生の試合の審判を手伝ったりしたというウィリアム皇太子。英紙『The Mirror』によると、グラウンドに入る前、100人以上の子どもたちの大歓迎を受けたとか。皇太子は「10分間のハイタッチ回数、最高記録を更新したよ」と冗談を言いながら、セルフィーを撮ったり、握手をしたり、楽しそうに過ごしたそうだ。⁠⁠⁠

ウィリアム皇太子
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米誌『PEOPLE』によれば、笑いや歓声があがるなか、両手を広げる小さな子どもをハグで包み込む心温まるシーンも。『Daily Mail』は「天性の温かさと家族たちと心を通わせる能力で、“子どもたちのプリンセス”と慕われるキャサリン皇太子妃と同じように、(皇太子も)若い世代を喜ばせる能力を発揮したようだ」と報じた。

ウィリアム皇太子がイングランドのプロサッカー1部リーグ、プレミアリーグに所属するアストン・ヴィラFCの熱狂的なサポーターであることは、子どもたちの間でも有名なようで、手作りのポスターを掲げた生徒たちも。「アストン・ヴィラは最高」と書かれたものに、特に感銘を受けた様子のウィリアム皇太子はサムズアップ(賛成などを表現するハンドサイン)で応え、その少年に「彼らは明日、試合ですね」と話しかけたという。

ウィリアム皇太子
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そしてウィリアム皇太子は3月12日(現地時間)、まさにその試合にサプライズ登場。欧州No.1クラブの座を争うチャンピオンズリーグで、ラウンド16に進出した贔屓のチームを応援するために、ホームスタジアムに駆けつけた。

3月10日(現地時間)、ロンドンで行われた英連邦記念日の式典に、洗練されたスーツスタイルで出席したばかりのウィリアム皇太子は、打って変わってカジュアルな観戦ルックを披露。

フェールラーベンのカーキ色ジャケットに、チームのロゴ入りマフラーを巻いたサッカーファンらしい姿で、長女シャーロット王女(9)のゴッドファーザー(名付け親)でもある親友の不動産王トーマス・ヴァン・ストラウベンジー(42)らと、大興奮で応援する様子が英メディアを賑わせた。

アストン・ヴィラは見事ベスト8に勝ち進み、次回フランスの強豪パリ・サンジェルマンと対戦することに。『HELLO!』によると、歓喜に沸くウィリアム皇太子は試合後、記者団に「パリで会おう」と言い残して、会場を後にしたのだとか。

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