モナコのシャルレーヌ公妃（47）が春らしいブルーのパンツスーツ姿で、首元に３連パールのネックレスを輝かせ、夫アルベール大公（67）とともにテニスのモンテカルロ・マスターズ決勝戦に登場。ネット上には「完璧な装い」と絶賛の声が相次いだ。
モナコ公国のビッグイベントのひとつである毎年恒例のテニストーナメント、モンテカルロ・マスターズの男子シングルス決勝戦が2025年４月13日（現地時間）に行われ、シャルレーヌ公妃（47）が夫アルベール大公（67）とともに観戦。軽やかなブルーのパンツスーツに、パールネックレスを合わせたエレガントなルックで優勝セレモニーに出席し、注目の的に。英誌『HELLO！』は「正真正銘のスタイルアイコン」と称した。
フランスのロクブリュヌ＝カップ＝マルタンにある、風光明媚なテニスクラブとして名高いモンテカルロ・カントリークラブにて、毎年４月に行われるモンテカルロ・マスターズ。今年の決勝戦はスペインのカルロス・アルカラス選手（21）とイタリアのロレンツォ・ムゼッティ選手（23）という新世代のスター対決となった。
夫婦揃って元オリンピック選手で、大のスポーツ好きとして知られるアルベール大公とシャルレーヌ公妃は昨年、双子の子どもたちのひとり、ジャック公世子（10）を連れて訪れていたが、今年は夫妻のみで登場。
仏誌『PARIS MATCH』によると、モナコテニス連盟会長で、アルベール大公の従姉妹であるメラニー・アントワネット・ド・マッシ（40）とともに、ボックス席に並んで試合の行方を見守った。
スペイン誌『HOLA！』によれば、シチリア・ブルボン王家並びに両シチリア王国のカストロ公（62）とその妻カミラ妃（54）、２人の娘マリア・カロリーナ王女（21）、マリア・キアラ王女（20）の姿もあったという。
シャルレーヌ公妃は、地元モンテカルロ発ブランド、クリソニによる軽快な素材感のダブルジャケットとワイドパンツのスタイリッシュなブルースーツ姿を披露。ナチュラルなアイメイク、淡いピンクリップの控えめなメイクとサイドパートにした柔らかなウェーブヘアで、華やかな魅力をふりまいた。
フランチェスコ・ルッソのパンプスとディオールのクラッチバッグを白で揃えたエレガントな装いで、何よりも目を引いたのは豪華な３連ネックレス。ダブルジャケットの襟元にシャツなどは合わせず、素肌に輝かせたクラシカルなパールに、ネット上のロイヤルファンは釘付けとなったよう。
「インナーなしでジャケットを着ているのが大好き。パールの３連ネックレスとの組み合わせも完璧。スーツは軽やかで、春の装いにぴったり」「美しいパンツスーツにパールネックレスが最高」「シャルレーヌ公妃はこのスーツをとても素敵に着こなしている。なんて素晴らしいスーツ。色、カッティング、生地、すべてが完璧に調和している。ああ、そしてこのパール！」などの、絶賛のコメントが相次いだ。
今年７月に結婚15年目を迎えるアルベール大公とシャルレーヌ公妃は、夫婦生活に問題があるという根強い噂にもかかわらず、最近ではたびたび公の場に揃って登場。
英紙『Daily Mail』によると、この日はシャルレーヌ公妃が笑顔でアルベール大公と腕を組み、仲睦まじい様子を見せる一幕もあったという。同紙は、ロイヤルカップルが「楽しげに視線を交わし、寄り添いながら歩く姿に愛情が感じられた」と報じた。『PARIS MATCH』によれば、観戦中も、大公がなにやら熱心に説明をし、シャルレーヌ公妃が聞き入っているところなどが見られたという。
なお試合は、19歳のときに史上最年少で世界ランキング第１位に輝き、すでに４大大会で４勝を挙げているアルカラス選手が勝利し、この大会で初優勝。大公夫妻は勝者に長い拍手を送った後、レーニエ３世コートへと向かい、トロフィー授与のセレモニーに出席した。
シャルレーヌ公妃は準優勝のムゼッティ選手と優勝したアルカラス選手と温かな握手を交わし、大公が前者に記念のプレートを、後者にトロフィーを授与。
両選手はそれぞれスピーチを行い、開口一番、大公夫妻に向かって「プリンスとプリンセス」と呼びかけ、試合を観戦し、大会をサポートしてくれたことに感謝したいなどと述べると、シャルレーヌ公妃はうれしそうに微笑んでいたという。記念撮影の際には、大公がシャルレーヌ公妃の背にそっと手を添える優しげなジェスチャーも見られたとか。
