『TMZ』の複数の情報筋によると、南カリフォルニアの自宅でブリトニーがスタッフと浮気したのではないかとサムは疑っており、大きな口論になったという。
その主張が正当なものであったかどうかは不明だが、続いて、サムが離婚を申請したというショッキングなニュースがネット上をかけめぐった。
今年3月、夫婦が喧嘩をしているという噂が流れ始めたが、サムの代理人は当時それを否定。サムが結婚指輪をしていない写真についてコメントを求めた米誌『PEOPLE』に対し、「映画の撮影中だったため指輪をはずしただけ」と説明した。
『Page Six』によると今年6月、サムは結婚指輪をはめた2人の写真とともに、「1周年おめでとう、僕と僕のベターハーフ(片割れ)」と自身のインスタグラムストーリーズにスウィートな動画を投稿。
外見上はうまくいっているように見えたが、2人の間には数カ月前から"深刻な問題"があったと『TMZ』は主張している。
ある情報筋によると、サムは「ブリトニーが自分を攻撃する」と友人たちに話していたといい、警備員が2人の間に入らなければならないような喧嘩が何度もあったという。
それでもサムは、自分が「ブリトニーを救える」と思っていたというが、結婚から13カ月が過ぎたころ、そのチャンスはもうないかもしれないと悟ったとか。
『PEOPLE』によると、今回サムが提出した離婚申請書には「和解し難い不和」が離婚の理由としてあげられており、別居日として「7月28日」が記載されているという。
申請書の中で、サムはブリトニーに配偶者扶養費を要求し、弁護士費用はブリトニーが支払うよう、求めているという。また提出書類には、財産や共同資産をめぐる申し立てを「修正する権利を留保する」とも記されているとか。
世界中のメディアがこぞってこの離婚申請のニュースを取り上げる中、サムがこの離婚でより多くのお金を得ることができるよう、「婚前契約で譲歩しなければ、非常に恥ずべき情報を公開する」とブリトニーを脅していると米『Page Six』が報道。ネット上にさらなる衝撃が走った。
それらが報道された翌日、8月17日(現地時間)、サムは自身のインスタグラムのストーリーズで2人の別れに関するメッセージをシェア。
「6年間の互いへの愛と献身を経て、妻と私は2人の旅に終止符を打つことを決断しました」と離婚を示唆し、「私たちは互いへの愛と尊敬を持ち続け、私は彼女の幸せをいつも願っています」と続けた。
さらに「プライバシーを求めるのはばかげている」と指摘しつつ、「メディアを含め、皆さんに親切で思いやりある対応をお願いしたい」と結んでいる。
またサムの代理人も『PEOPLE』に寄せた声明で、離婚に関する噂に言及。
「サムが婚前契約書に異議を唱え、動画を使って元妻から搾取すると脅しているという主張が多くありますが、これらはすべて虚偽です。彼女へ否定的な意図が向けられたことは一度もなく、これからもないでしょう。サムはこれまでも、そしてこれからも彼女をサポートするつもりです」と述べた。
一方、ブリトニーの代理人は同誌のコメントの要請に応えていないとのこと。
2004年に結婚したジェイソン・アレクサンダー(41)と55時間で破局後、2004年ケヴィン・フェダーライン(45)と結婚。2人の子どもをもうけるも2007年に離婚したブリトニー。
2016年、「Slumber Party」のミュージックビデオの撮影現場でサムと知り合い、2022年6月に結婚。LAにあるブリトニーの邸宅で結婚式が行われ、マドンナ(65)、パリス・ヒルトン(42)、セレーナ・ゴメス(31)などの豪華セレブをはじめとする、約60人のゲストが出席した。
『Page Six』によると2人は「鉄壁」の婚前契約を結んでおり、「婚前契約はブリトニーに有利で、結婚前に彼女が稼いだお金はすべて保護される」とのこと。今回はブリトニーからサムへ小切手を渡すことで、結婚生活に終止符が打たれる可能性が高く、少なくとも金銭的には決着がつくだろうと『TMZ』も報じている。
ブリトニー自身は、この破局についてコメントしていないが、離婚申請が報じられた数時間後に、インスタグラムを更新。
「もうすぐ馬を買うの!!! たくさん選択肢がありすぎて、ちょっと大変!!!」と馬に乗ってポーズをとる写真をアップ。はぐらかすような投稿に、驚きの声も上がった。
今年10月、ブリトニーは1,500万ドルの契約を結んだと言われている回顧録『The Woman in Me(原題)』の発表を控えており、その内容にも注目が集まりそうだ。