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ヘンリー王子とメーガン妃は2024年8月15日(現地時間)、コロンビアに到着。英紙『The Times』は今回、2人を招待したのは同国の副大統領フランシア・マルケス(42)で、彼女は元家政婦で、黒人女性として初のコロンビア副大統領となったという型破りのキャリアを持つ女性だと報じた。
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同紙によると、訪問に先立つ記者会見で、マルケス副大統領はNetflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』を見たことが招待状を送るきっかけになったと説明。
番組を鑑賞して「深く心を動かされた」後、メーガン妃に直接会って「感動し、インスパイアされた」と明かしており、「この女性は彼女のストーリーを語るために、私たちの国に来てもらうに値する女性であり、この交流は疑いなく世界中の多くの女性に力を与えるでしょう」と語った。
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ツアー初日、サセックス公爵夫妻は首都ボゴタを訪れ、午前9時にマルケス副大統領の公邸へ。今年5月、“ロイヤルツアーごっこ”と揶揄されたナイジェリア訪問では、メーガン妃の肌見せファッションが物議を醸したが、今回も1ルック目から肩がパックリ開いたホルターネックのトップスを着用。いつも通りヘンリー王子と仲良く手を繋いで登場した。
シックなネイビーのトップスとシガレットパンツのセットアップは、ヴェロニカ・ビアードのもので、マノロ・ブラニクの黒パンプスとロロ・ピアーナのアイボリー色のバッグを合わせたメーガン妃。
さらにピッパ・スモールのスタッドピアス、カルティエの「ラブ」ブレスレットをプラスした。米サイト『Page Six』の調べによれば、ジュエリーを除いても総額6,500ドル以上(約100万円)とのこと。
一方、ヘンリー王子は妻とカラーリンクしたダークブルーのスーツから、ブリオーニの水色のシャツをのぞかせた。
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公邸では副大統領夫妻の温かな歓迎を受けたサセックス公爵夫妻。副大統領とメーガン妃が抱き合って挨拶を交わす姿は、ひときわ注目を浴びた。
『PEOPLE』の報道によると、2人はコーヒー、紅茶、コロンビア伝統のチーズパン、パン・デ・ボノを振る舞われ、贈り物を交換したほか、30分ほどの会談の中では、ヘンリー王子の母である故ダイアナ元妃(享年36)の話題も。副大統領は彼女を尊敬していると思い出を語ったそう。
その後、ヘンリー王子とメーガン妃は地元の学校を訪問。生徒や教師たちとネットいじめ問題について話し合い、子どもたちと記念撮影を楽しんだ。
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続いて、夫妻は「Responsible Digital Future(責任あるデジタルの未来)」サミットに出席。ヘンリー王子はダークグレーのスーツにアイスブルーのドレスシャツを合わせ、メーガン妃はブラウンのシャツの胸元を大きく開け、同系色で光沢のあるラ・リーニュのパンツとアクアズーラの新作サンダルを着用した。
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実はこのトップス、メーガン妃が2020年にも披露していたヴィクトリア・ベッカムのものだったことから、メディアの注目の的に。ベッカム夫妻はサセックス公爵夫妻のロイヤルウェディングに出席していたものの、最近では不仲が噂されているだけに、SNSには着用の意味を深読みする声もあったとか。
アーチウェル財団が一部を主催したというこの会合で、夫妻はそれぞれスピーチ。ブエノスアイレスのアメリカ大使館でインターンの経験もあるメーガン妃が、スペイン語で「テクノロジーに頼らず、自立すること」を若者たちに呼びかけたことも話題となった。
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さらに2人は国立芸術センターで演劇を鑑賞するにあたり、衣装替え。ヘンリー王子は夏らしいベージュのジャケット姿に、メーガン妃はコロンビア人デザイナー、ジョハンナ・オーティズによるメタリックジャカードのマキシドレス(2,150ドル=約31万円)に着替えた。
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こちらは大胆なスリットが入ったデザインで、メーガン妃は広く開いたデコルテにカルティエの「ジュスト・アン・クル」ネックレスを輝かせ、足元にはジミー・チュウのサンダルをセレクト。
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劇場内を見学中には、ヘンリー王子がメーガン妃の肩に腕を回し、彼女の頭にキスをする瞬間をカメラにキャッチされ、そのラブラブぶりでSNSを大いに沸かせた。
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サセックス夫妻は8月16日(現地時間)もインヴィクタスゲームの練習を見学するなど、ボゴタに滞在。翌日の土曜日には北部のカルタヘナ市を訪れ、日曜日にカリ市で開催される音楽祭に出席した後、カリフォルニアに戻る予定とのこと。
なお、英『BBC』によると、国賓訪問でも王室の公式行事でもないこの訪問に、誰が資金提供を行っているのかは確認されていないそうだ。