英紙『Daily Mail』によると、ロサンゼルス消防署の広報担当者が「午前12:42に成人女性が怪我をしたとの通報があり、午前1時、救急車がホテルに到着した」と経緯を説明。
「搬送された人はいないことを確認しました。救急隊は午前1:17に現場を離れており、警察は呼ばれていません」と話しているという。
同紙によると、ブリトニーはその日の早朝、ボディガードに付き添われ、ホテルを後にしたようだ。
一部メディアが入手した写真や動画では、パジャマのボトムスらしきものは見えているが、おそらく裸だと思われる上半身を隠すようにブランケットを巻き付け、枕を抱えたブリトニーが映っており、側には一部で破局したと報じられていた恋人のポール・リチャード・ソリズ(37)の姿もあった。
米ゴシップサイト『TMZ』は、前日の午後11時頃に部屋に戻ったブリトニーとポールは、お酒を飲んでいたときに大げんかになり、ブリトニーが怪我をしたようだと報じているが、メディアによって諸説あり、真相は定かではない。
その後、ブリトニー自身がインスタグラムにメッセージを投稿。「ほとんどの写真が“そっくりさん”で、みんなそれを知っていると思う。今こそ、私が日々強くなっていることをみんなに理解してもらいたい」と綴り、感嘆符を連発。「真実は最悪だから、誰か私に嘘のつきかたを教えてくれる?」と続けた。
そして「そこの女神たちよ、私はさらに高次の力に達している。あなたたちもそうであってほしい。私は今、新しい歯ブラシが必要なの。追伸、エスプレッソも必要ね。さらに追伸。なぜこんなことをシェアする必要があるのかわからないわ。たぶん私が女の子で生理中だから、機嫌が悪いんだと思う!!!」とポスト。
『Daily Mail』によると、数時間後、ブリトニーはこれを削除し、ほぼ同じ内容に差し替えたという。
再投稿では最初に「みんなに知らせておきたいんだけど、このニュースはフェイクよ!!!」と主張。そして最後に「私は昨晩足首をひねって、救急隊員が不法に私の部屋のドアの前に現れた。部屋には入ってこなかったけど、完全に嫌がらせだと感じたわ。私はボストンに引っ越します!!!」と付け加え、ピースの絵文字を添えた。
米誌『Us Weekly』は、ある関係者がブリトニーの無事を確認し、「階段を降りる時に転んで、足首をひねった」と証言したと報じたが、ブリトニー本人はインスタグラムで腫れ上がった痛々しい足の動画を共有。
その中で「シャトー(ホテル)のリビングルームで飛び跳ねようとして、転んだ」と発言。足の状態は「かなりひどい」と説明しながら、最後は涙声になっている。
同投稿では母親リン・スピアーズ(68)の関与を示唆し、「ママが関わっているのは知っている!!! 半年も話していないのに、怪我をした直後に電話してきたの。ニュースになる前にね!!!」と非難。
「昔と同じように、私はハメられた!!! 祖父母がいたらよかったのに!!! 母には我慢ならないわ!!! 正直どうでもいい」と「いいね」と「お手上げ」の絵文字を付けた。
『Us Weekly』によると、ブリトニーはポールが2022年、彼女のロサンゼルスの邸宅のメンテナンス工事のために雇われていたときに知り合い、2023年8月、元夫サム・アスガリ(30)との離婚を申請後、恋愛関係に。
同誌によれば、ポールは2020年12月に銃器所持などの重罪で逮捕されたほか、無免許運転など複数の犯罪歴があるという。2023年9月、『Daily Mail』が取材した関係者は、「ブリトニーは彼と2度出かけたが、そのときは彼の過去の犯罪を知りませんでした。もう連絡をとっていません」と明かした。
しかし今年2月、『Us Weekly』は「間違いなく付き合っている」ことを確認したと報道。現在も「連絡を取り合っていて、まだ付き合っている」と、ある情報筋が認めたと伝えている。
今回の騒動を受け、同誌が取材した別の関係者は、元夫サムとブリトニーはもう連絡はとっていないものの、サムは「彼女がポジティブな人たちに囲まれていないと、ひどい気分になる」とし、この状況に「心が痛む」と話しているという。
さらに別の関係者は、サムはブリトニーにとって良い存在だったと、以下のように主張しているそう。「サムはとても計画的な人で、ワークアウトをし、きちんと食事をするので、ブリトニーがそのすべてに適応するのは大変でしたが、彼女には彼のような人が必要だった」。
米誌『PEOPLE』によれば、騒動が起きた同日5月2日(現地時間)、ブリトニーとサムの離婚がカリフォルニア州上級裁判所で認められたとのこと。州の法律で少なくとも半年の待機期間が求められるため、ブリトニーは今年12月2日(現地時間)、法的に独身となる予定だという。