ジャスティン・ビーバー夫妻やメーガン妃ら約300人出席！ “カーダシアン家のボス”クリス・ジェンナー70歳の誕生日パーティが億万長者ジェフ・ベゾスの豪邸で行われ、警察も出動する事態に

米サイト『TMZ』によれば、クリスの70歳を祝う大規模なパーティは2025年11月８日（現地時間）、総資産32兆円といわれるアマゾン共同創業者ジェフ・ベゾス（61）とその妻ローレン・サンチェス（55）のビバリーヒルズの邸宅で開催された。

英紙『Daily Mail』によると、クリスとその恋人、コーリー・ギャンブル（45）は今年夏にヴェネチアで行われたベゾス夫妻の結婚式にも出席しており、親しい友人なのだそう。

この日は１億6500万ドル（約252億8500万円）という破格のベゾス邸に、各界の大物たち約300人が集結。パーティは大盛況で、近隣住民からは「桁外れの騒音」に対する苦情が相次いだため、警察が呼ばれたと同紙は報じている。

米サイト『Page Six』によると歌手のブルーノ・マーズ（40）がパフォーマンスを披露し、「騒音レベルは計器が振り切れるほどになった」というが、警察は警備員と話をして、そのときは警告のみにとどまったようだ。

しかしその後、敷地外の道路を巨大な人工生垣が塞いでいることが判明し、再び警察が現場に駆けつけることに。この設置に必要な許可が取得されていなかったため、数十人のパーティ参加者が帰路につく最中に、撤去作業が行われたという。

同サイトによれば、このパーティは、カーダシアン家と付き合いが長いイベントプランナーが企画したもので、クリスの有名な6人の子どもたち、コートニー・カーダシアン（46）、キム・カーダシアン（45）、クロエ・カーダシアン（41）、ロブ・カーダシアン（38）、ケンダル・ジェンナー（30）、カイリー・ジェンナー（28）が主催し、全員がパーティに出席。

主役のクリスはボンドガールをイメージしたゴージャスな赤のストラップレスドレスを着用。本人の投稿によると、伝説のデザイナー、アレキサンダー・マックイーン（享年40）が手がけたジバンシィの2002年オートクチュールの一着だったそう。

またSNSのファンサイトによれば、次女のキムはバルマンのカスタムメイドの煌びやかなパープルのセットアップに身を包んで、注目の的に。これは映画『007/ダイ・アナザー・デイ』（2002）でハル・ベリー（59）が着用したヴェルサーチェの衣装にヒントを得たものなのだとか。

ゲストにはオプラ・ウィンフリー（71）、マライア・キャリー（56）、スティーヴィー・ワンダー（75）、スヌープ・ドッグ（54）、パリス・ヒルトン（44）、ナオミ・ワッツ（57）といったトップセレブが勢揃い。ビル・ゲイツ（70）やマーク・ザッカーバーグ（41）らIT界の大物の姿もあったという。

またアデルとそのパートナーのリッチ・ポール（44）、ミランダ・カー（42）と夫のエヴァン・シュピーゲル（35）ら有名カップルも多数出席しており、なかでもひときわ注目を集めたのは、サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子とメーガン妃。

『Page Six』によるとメーガン妃は数年前からカーダシアン家と親交があるとのことで、今年夏には自身のブランドAs Everのロゼワインをクリスにプレゼント。当時クリスはギフトの写真にお礼のコメントを添えて、インスタグラムのストーリーズに投稿していた。

この日、ヘンリー王子とメーガン妃は、一流スターがこぞって参加した非営利団体「Baby2Baby」恒例のガライベントに出席した後、クリスのバースデーパーティへはしご。メーガン妃はそのときと同じ装いで、バレンシアガのカスタムメイドのセットアップに身を包み、アクアズーラのサンダルとクラッチバッグを合わせたオールブラックルックを披露した。

一方のヘンリー王子はクラシックな黒のタキシードジャケットに着替え、蝶ネクタイを合わせたフォーマルルックで登場。英国では第一次世界大戦終結を記念するリメンバランス・デーの追悼儀式が行われる週末だったため、王子は象徴的な赤いポピーのピンを胸元に添えていた。『Daily Mail』によれば、隣にいるメーガン妃が王室関係者が伝統的に身につけるこのポピーを着用していなかったことについて、英国内で物議を醸したとか。

また、最近の夫妻のセレブのような一連の行動は、一部で批判の声もあがっているそうだ。同紙が取材した王室研究家は、一流スターが集うイベントに出席することはメーガン妃にとって「大きなプラス」である一方、ヘンリー王子は「見せ物にされることにうんざりしているようだ」と発言。いまや王子は兄ウィリアム皇太子（43）が自分たちに「いつ仕掛けてくるかもしれない復讐を明らかに恐れている」と語っているそうだ。