2024年1月19日(現地時間)、パリの国立図書館「リシュリュー館」で開催されたケンゾーのショーに、ユニークな柄のネイビーのツイードスーツルックで来場したゼイン。
白シャツのボタンを開けて首元のカラフルなタトゥーをチラ見せし、ブロンドのハイライトを入れた長めの髪をオールバックに。ワン・ダイレクション時代、2012年のロンドン・オリンピック閉会式でも見せたヘアスタイルを再現し、ファンを大いに喜ばせた。
ショーでは、ルイ・ヴィトンのメンズ クリエイティブ・ディレクターを務めるミュージシャンのファレル・ウィリアムス(50)、クリスチャン・ディオールの元CEOシドニー・トレダノ(72)、歌手のリタ・オラ(33)と並んでフロントロウで鑑賞。
会場の外では集まっていたファンと写真を撮るなど、フレンドリーに対応する姿も目撃されており、ワン・ダイレクションのCDにもサインをしていたとか。
しかし、会場を後にする際にアクシデントが発生! 人混みをかき分けながら車に乗り込もうとしていたゼインが、通り過ぎる車に足を轢かれたと米サイト『ET』が報じた。
大勢の人でごった返す中、「気をつけて!」と叫ぶ声やクラクションが鳴り響き、雑然とした雰囲気に包まれた動画が拡散され、心配する声が続出。しかしゼインは車と接触した瞬間、面食らって立ち止まったものの、そのまま歩いて自分が乗る車へと向かっており、驚くべきことに無傷だったそう。
その後、ゼインは自身のインスタグラムを更新。「@kenzo @nigo 素晴らしいショーをありがとう! 足は大丈夫だよ! 信じられないほどよくできたシューズのおかげだね」と綴り、“泣き笑い”と“サムズアップ”の絵文字をつけて、足先にタイヤの跡がついたケンゾーの白いスニーカーの写真を公開。陽気に無事をアピールして、ファンを安堵させた。
続く1月20日(現地時間)も、元気な様子でロエベのショーに登場。
新たにブランドのアンバサダーに就任した俳優ジェイミー・ドーナン(41)や注目の若手俳優キット・コナー(19)など、多くのセレブが多数出席するなか、千鳥格子柄のジャケットからチェック柄シャツをのぞかせ、ブラウンのブーツカットパンツを合わせた個性的なスタイリングを披露したゼイン。
レトロムードなアイテムをスマートに着こなして、ファッショニスタの存在感を発揮した。
その数時間後、クラシックなブラックスーツに着替えて、ヴァレンティノのショーに姿を現したゼインは、ガラリとイメージチェンジ!
フロントに白い文字で「僕たちはとても年を取っているけど、また若返っている」とメッセージが綴られたインパクトあふれるジャケットで、エッジを効かせた。
モノトーンルックに合わせたのか、ゼインは黒髪に戻しただけでなく、なんとバズカットに! ショーとショーの間に、髪型まで変える徹底したファッションへのこだわりに、多くのファンが感銘を受けたようだ。
Xでは「髪を切り、さりげなく歩いていくゼイン・マリクは、自分のゴージャスさに気づいているのだろうか?」、「新しい髪型、新しいルック(中略)彼はいつものようにゴージャスで、さらに若く見える」、など、ゼインのおしゃれぶりへの絶賛コメントが相次いだ。
中には「バズカットに戻ったゼイン・マリクは、このファッションウィークの間に、ここ数年間、私たちに隠していたことをすべて出し切った」とジョークまじりで、公の場への復帰を喜ぶ書き込みも。
米サイト『Page Six』によると、今回ファッションイベントにサプライズ登場することになった理由は定かではないそうだが、ゼインがファッションに情熱を注いでいることは有名。
2017年、ヴェルサーチェとのカプセル・コレクションをデザインしたほか、2022年6月には、自身の絵画やアートワークのデザインをフィーチャーした限定コレクション「Paynt by Zayn」も発表している。
2日間のショー鑑賞を終えたゼインは、自身のインスタグラムに移動中の車内での写真など、複数枚を投稿。
「本当にありがとう」とフランス語で綴り、「パリーー」とピースサインとピースマークの絵文字をつけたお茶目なコメントを添えた。近いうちにまたスタイリッシュな姿を見せてくれることを期待したい。