「もう辞める!」アーティストのリゾが引退をほのめかす。「脚を引っ張られるのに疲れてしまった」

リゾ(35)がInstagramを更新し、音楽活動から引退することをほのめかした。

シンガーとして活躍するリゾ(35)が、2024年3月29日(現地時間)に自身のInstagramを更新。メッセージが綴られた画像を投稿し、心境を語った。

リゾ
Photo:Getty Images

「私の人生に関わるすべての人、ネット上にいるすべての人に引きずり降ろされそうになるのに、逆らおうとすることに疲れてしまった」という言葉から始まった、リゾのメッセージ。

続けて、以下のように綴っている。

「私はただ音楽を作り、人々をハッピーにして、私が見ている世界を少しでも良い場所にしたかった。でも世界は私を必要としていないように感じ始めている。権力や(記事やテレビの)数字稼ぎのために、私について嘘が語られること、外見のせいでネタにされていることと常に闘ってきた。

私のことを知らない人、私を見下している人たちによって、私の人格はめちゃくちゃにされてしまった。こんなことに関わりたいと(業界での活動を)始めたわけではない」

「もう辞める」という言葉で締めて、音楽活動から身を引くことを示唆した。

この投稿には、「誰もあなたに伝えていないのなら私が言うね、あなたは特別な存在」、「私たちにはあなたが必要」というリゾをサポートするコメントが寄せられている一方、「どうでもいい」「やっとだね」といった、心ないコメントも寄せられている。

リゾ
引退をほのめかしたリゾ Photo:Getty Images

リゾといえば、楽曲『トゥルース・ハーツ』や『グッド・アズ・ヘル』などのシングルで一気に人気スターに。さらにボディ・ポジティブな言動でも支持されていた。

そんななか昨年8月に、リゾの元ステージダンサー3人が劣悪な労働環境、人種差別、セクハラなどを告発し、リゾやダンスチームの責任者を起訴。

今回の投稿は、訴訟を起こしているダンサーたちの弁護士がテレビ番組に出演し、リゾがバイデン米大統領(81)の募金活動でパフォーマンスをしたことを批判した翌日に投稿された。

今回のリゾの引退発言により、今後、本人がどのような動きを見せるのか注目が集まっている。

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