2024年9月1日(現地時間)、第81回ベネチア国際映画祭で新作映画『ウルフズ』のプレミア上映が行われ、ブラッド・ピット(60)と恋人のイネス・デ・ラモン(34)、共演のジョージ・クルーニー(63)とその妻アマル・クルーニー(46)が揃ってレッドカーペットに登場。
その前日、2組のカップルは甘いダブルデートを楽しんだと米誌『People』が報じた。
8月31日(現地時間)、ブラッドとイネス、ジョージとアマルの4人は、クルーニー夫妻が滞在していた5つ星ホテルから、ベネチアの伝統的な水上タクシーに乗ってディナーへ出かけるところをキャッチされたという。
米誌『People』によると、一行が向かったのはリストランテ・ダ・イヴォというレストラン。ここは、2014年にベネチアで結婚式を挙げたジョージとアマルのお気に入りのレストランのひとつで、夫妻がヴェネツィアを訪れる際に必ず立ち寄るスポットなのだとか。
ブラッドは白いシャツにクリームの色のパンツを合わせ、白いシューズを選び、イネスはタイトな黒いドレスに黒のピンヒールのパンプスで、エルメスのグレーの「ケリー」バッグを持ち、ボートの後部座席へ。ブラッドはイネスの肩に腕を回し、パパラッチに手を振っていたそう。
一方、ジョージはブルーのスーツから白いシャツをのぞかせ、アマルは深いVネックの黒いドレスに身を包み、ボートの前部に。運転手と並んで立っていたがそのうち手を繋いで座り、会話が弾んでいたと米サイト『Page Six』が報じた。
レストランに到着すると、ブラッドとジョージはスタッフの手を借りてボートから降り、それぞれのパートナーに手を差し伸べたという。
ちなみにハリウッドの2大スターカップルが楽しんだディナーのメニューは、ズッキーニの花のモッツァレラチーズ詰め、ポルチーニ茸とトリュフのリゾット、タリアータ・ディ・マンゾ(牛肉のスライス)とパッケリ(パスタ)で、赤ワインと白ワインをペアリング。
デザートには、ブラッドとジョージはティラミスを、イネスとアマルは野いちごのシャーベットを選んだとのこと。
一行は約2時間滞在し、ジョージは30分ほど、そこで食事をしていたApple TVの重役たちをもてなしたのだとか。
『People』の取材に応じたパーティの参加者によると、ジョージはウェイターに扮して、ひとりひとり注文をとるふりをしながら、料理について独自の説明をし、参加者たちは涙が出るほど笑ったそう。
そしてその人物はこう付け加えたという。「そういえば彼の相棒はブラッド・ピットだった。誰がこんな話を信じてくれるんだ?」。
このレストランはインスタグラムに、「特別な忘れられない夜になった」とコメントを添えて、スタッフがブラッドやジョージと撮影した記念写真を立て続けにアップ。また『People』の記事のスクリーンショットを投稿し、「この記事を誇りに思っています」と綴っている。
そして9月1日(現地時間)、2組のカップルはヴェネツィア国際映画祭で行われたブラッドとジョージの共演作『ウルフズ』のプレミアに揃って出席。
そこでブラッドは2022年11月にミュージシャンのボノ(64)のコンサートでツーショットをキャッチされて以来、ロマンスの噂が囁かれてきたジュエリーデザイナーのイネスと、カップルとして正式にレッドカーペットデビューを飾った。
ルイ・ヴィトンのカスタムメイドによる黒のジャケットからシアーな黒Tシャツをのぞかせ、80年代風のフレアパンツを合わせたブラッドは、イネスと手を繋いで登場。会場では仲睦まじい様子で寄り添い合い、笑顔を振りまいた。
イネスはワンショルダーの白いロングドレスに、ゴールドのクラッチバッグを合わせたグラマラスな洗練ルックで、観客たちを魅了したという。
一方、ジョージはジョルジオ アルマーニのクラシックなタキシード姿で颯爽と姿を現し、国際人権弁護士である妻アマルをエスコートしながら、相変わらずのラブラブぶりを披露。
アマルはイエローのゴージャスなアトリエ ヴェルサーチェのコルセット風ドレスに、ジュディス・ライバーのクラッチを輝かせた、華やかな装いで注目を浴びた。
4人は揃ってレッドカーペットでポーズをとるなど、ダブルデートのような夜を過ごし、ブラッドとジョージは終始ごきげんでダンスしたり、笑いあったりしながら、華やかな場をさらに盛り上げたという。
2人は数十年来の友人であり、『オーシャンズ』シリーズの共演者としても有名だが、揃ってスクリーンに登場するのは2008年公開の『バーン・アフター・リーディング』以来となる。
ハリウッド2大スターの久しぶりの共演に期待が高まる注目作『ウルフズ』は9月27日、Apple TV+で配信開始予定。