2人の“未来の女王”ベルギー・エリザベート王女とオランダ・カタリナ=アマリア王女がまばゆいティアラルックで揃い踏み! ルクセンブルク大公の式典で輝きを放つ

ベルギーのエリザベート王女(23)とオランダのカタリナ=アマリア王女(21)が、ルクセンブルクの新大公即位を記念するガラディナーに出席。“未来の女王”たちが煌めくイブニングドレスと豪華なティアラで輝きを放ち、ロイヤルファンを魅了した。

2025年10月3日(現地時間)、ルクセンブルク公国のアンリ大公(70)が退位し、その長男ギヨーム大公世子(43)が新たに君主となったことを祝う式典が行われ、ヨーロッパの王族が集結。華やかな顔ぶれのなかでも、ベネルクス三国と呼ばれ、ルクセンブルクと関係が深いベルギーとオランダの若きプリンセスに注目が集まった。

アンリ大公、ギヨーム大公、シャルル王子、ステファニー大公妃、マリア・テレサ大公妃

バルコニーにはギョーム新大公夫妻の子どもたち、シャルル公子(5)とフランソワ公子(2)も登場 Photo:Getty Images

英誌『TATLER』によれば、この日はアンリ大公の退位式から始まり、続いて新大公の宣誓式が行われ、ギヨーム大公が正式に即位。2024年12月、恒例のクリスマス演説で退位を表明していたアンリ大公は、マリア・テレサ大公妃(69)とともに25年にわたる国家元首としての役割を終えた。夜は新君主を祝うガラパーティーが行われたという。

エリザベート王女、フィリップ国王、マチルド王妃

マチルド王妃はディオールのフルルックで登場 Photo:Getty Images

英誌『HELLO!』によれば、ルクセンブルクにおける25年ぶりの君主交代という歴史的な1日に際し、ベルギーのエリザベート王女(23)は両親であるフィリップ国王(65)とマチルド王妃(52)に同行。

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マキシマ王妃はクレス イヴェルセンのカーキ色ドレスに、同ブランドのケープを纏って Photo:Getty Images

オランダのカタリナ=アマリア王女(21)も両親であるウィレム=アレクサンダー国王(58)とマキシマ王妃(54)とともに出席した。

アマリア王女、エリザベート王女

Photo:Getty Images

市庁舎での式典に向かう際、ともに国王夫妻の第一子かつ長女で、王位継承順位1位のエリザベート王女とアマリア王女は、気品に満ちた優雅な装いで並んで歩き、注目の的に! 集まった人々に笑顔で手を振っていたそう。

アマリア王女、エリザベート王女

Photo:Getty Images

ブラバント女公ことエリザベート王女はベルギーブランド、ナタンによるカスタムメイドのミッドナイトブルーのボートネックドレスでスタイリッシュに。パンプスはジミー チュウのもので、耳元で揺れるロングピアスは母マチルド王妃のものとのこと。

またオラニエ女公ことアマリア王女は、クランベリー色のアレックス・ペリーのサテンドレスにジャンヴィト・ロッシのスエードパンプスを合わせて、ワントーンに。ボルドー色のヴァレンティノのケープを重ねた、優美なロイヤルルックを披露した。『HELLO!』によれば、このケープは以前、母マキシマ王妃が着用したものなのだとか。

宣誓式の後、両プリンセスはそれぞれの両親とともに、ルクセンブルクの王室メンバーが勢揃いした大公宮殿のバルコニーにも登場。『TATLER』は三国の王族がずらりと並んで手を振ったのは「驚きの瞬間だった」と報じた。

ギヨーム大公、ステファニー大公妃

Photo:Getty Images

エリザベート王女とアマリア王女は大公宮殿で行われたガラディナーにも一緒に登場。2人はまずギヨーム大公とその妻ステファニー大公妃(41)と対面し、深々とお辞儀する姿が見られたという。

エリザベート王女、ステファニー大公妃、ギヨーム大公、アマリア王女

Photo:Getty Images

その際、日中のエレガントなルックからきらびやかなイヴニングドレスに着替え、ゴージャスなティアラを頭上に輝かせた見事な装いを披露。

アマリア王女、エリザベート王女

Photo:Backgrid/AFLO

エリザベート王女はシルバーのスパンコールがあしらわれたジェニー・パッカムのハイネックドレスとジョルジオ アルマーニのスエードパンプスを着用。『TATLER』によれば、18歳の誕生日に両親から贈られたというアンティークの「ダイヤモンド・フェストゥーン・ティアラ」を選んだ。

一方のアマリア王女は深いグリーンのスパンコールがちりばめられたモニーク・ルイリエのオフショルダードレスを纏い、アクアズーラのメタリックシルバーのサンダルをチョイス。アマリア王女の祖母ベアトリクス前女王(87)が愛用していたことで知られる「クイーン・エンマ・ダイアモンド・ティアラ」を合わせた。

この日の様子は両王室がインスタグラムでシェアしており、ロイヤルファンは未来の女王たちの品格あふれる美しい姿にうっとり。ベルギー王室の投稿には、「なんと麗しくエレガントなプリンセス」「輝かしい新世代!」「この2人のプリンセスが一緒にいるのを見られるのは素晴らしい」などと書き込まれた。

またオランダ王室の投稿には、「アマリア王女が場をさらっている!」「みんながアマリア王女に恋してしまう」といったアマリア王女を絶賛する声が続出。王女2人は「まだ20代前半ながら、髪型、メイク、ジュエリー、ドレス、すべての選択が最高」といったコメントも見られたという。

エリザベート王女

Photo:Getty Images

『HELLO!』によれば、この日は2人とも学業を休んで出席したとのこと。

2024年7月にオックスフォード大学リンカーン・カレッジを卒業し、歴史学と政治学の学士号を取得したエリザベート王女は現在、米ハーバード大学で公共政策の修士号取得を目指している。

今年5月、トランプ政権による同大学への圧力で留学生にとって「困難な状況」が生じたものの、この秋より無事、修士課程の2年目をスタートできたようだ。

アマリア王女

Photo:Getty Images

またアマリア王女は今年7月、アムステルダム大学で政治学・心理学・法学・経済学4分野の3年制学位を修了。

秋からは同大学で法学の専門課程に進み、学士号取得を目指しているという。また9月30日(現地時間)から軍事訓練を開始しており、2年間は学業と並行して訓練プログラムに参加するそうだ。