米有名スポーツ誌『Sports Illustrated』のWebサイトによると、「ロサンゼルスで最も人気のあるスター」大谷選手が公の場に姿を現したのは、MVPを受賞した今年11月下旬以来とのこと。同サイトは、大谷選手が「珍しく」公の場に登場したと報じた。
大谷選手は、黒のトップスにネイビーのジャケットを着用。真美子夫人はモヘアのボートネックニット姿で、ネット上の情報によれば、こちらはザラのものなのだとか。
この日はレイカーズのスター、レブロン・ジェームズ選手(39)が今季初めて欠場した試合だったそうだが、同サイトによれば、「そんなことはお構いなしに楽しい時間を過ごしている可愛らしいカップルをカメラは捉えていた」そうだ。
米サイト『TMZ』によると、大谷選手と真美子夫人には「素晴らしい席」が用意されており、ある瞬間、2人の姿がスコアボードに映し出されると、大喝采を浴びたという。
実はそのとき、大谷選手はなにやら真剣な表情で語っており、真美子夫人は熱心に話を聞いている真っ最中。大谷選手がスクリーンに映っていることに気づき、真美子夫人に伝えると、2人揃って恥ずかしそうに顔を覆う様子がネットを賑わせた。
『TMZ』は同日、フアン・ソト選手(26)がニューヨーク・メッツと15年総額7億6,500万ドル(約1,147億円)の契約に合意したと報じられたことに言及。この契約額は、大谷選手の10年総額7億ドル(約1,015億円)を上回り、MLB史上最高額に。
大谷選手は「野球界の最高年棒選手」の座を失うことになったが、「美しい妻と一緒に」試合を楽しんでおり、「特に動揺している様子はなかった」と伝えた。
この試合は八村塁選手(26)が所属するレイカーズが107対98で勝利したが、『TMZ』によれば、八村選手は試合後のインタビューで「試合前に大谷選手と交流する機会はなかった」と発言。
しかし、「お互いにいつもサポートし合っている」と明かし、「同じ日本出身の選手がロサンゼルスで活躍していることが、コートで成功したいという自身のモチベーションに火をつけた」と語ったとのこと。事実、八村選手はこの試合で23得点を挙げ、ホームチームの勝利に貢献した。
この日、「VIP待遇を受けていた」という大谷夫妻は、それぞれの名字(真美子夫人は旧姓)がプリントされたレイカーズの特注ジャージをプレゼントされたことも、ネット上で注目の的に! MLBが投稿した、2人がジャージを手に笑顔を見せる写真で、大谷選手が珍しく結婚指輪をつけていることをファンは見逃さなかったようだ。
スペイン紙『MARCA』によると、レイカーズで活躍したNBAのレジェンドで、現在ドジャースの共同オーナーを務めるマジック・ジョンソン(65)が、この写真に反応。
「ワールドシリーズのチャンピオンでナショナルリーグMVPの大谷翔平選手が彼の妻と一緒に、今夜レイカーズの試合にいるところを見られてうれしかった」とメッセージを添えて、MLBのXの投稿を再ポストした。
2024年2月に大谷選手の結婚が公表されるまで、真美子夫人の存在がほぼ完璧に伏せられていたことから、海外メディアは特に真美子夫人がどういう人物かに関心を寄せているよう。
『Sports Illustrated』は彼女のバスケットボール選手としてのキャリアを紹介しつつ、2人の関係は「多くの謎に包まれていた」と表現。『MARCA』も真美子夫人が「公の場に姿を現すのは珍しい」とし、彼女は「プライバシーを非常に大切にしている」と伝えている。
この日は、他にもたくさんのセレブが観戦に。アデル(36)との極秘結婚が噂されるスポーツエージェントのリッチ・ポール(43)やマーベル映画などで人気の俳優ドン・チードル(60)などの姿も見られた。
中でも注目を浴びたのは、大谷夫妻の前方に座っていたマット・デイモン。妻ルシアナ・ボザン・バロッソ(48)、娘のジア(16)とステラ(14)と一緒だったマットは、青いチェックシャツに野球帽をかぶりワイルドな無精ひげをたくわえ、米メディア『Parade』によると「ほぼ別人のようだった」とか。
なお、『Sports Illustrated』は、海外ではDecoyの名で親しまれている夫妻の愛犬デコピンがいなかったことは残念だが、「揃ってファンに愛されている大谷選手と田中選手(真美子夫人)がロサンゼルスを満喫している姿を見られるのはうれしいことだ」と記事を結んでいる。