2024年8月26日(現地時間)より2週間にわたって、ニューヨークのフラッシング・メドウズにあるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開催された2024年全米オープン。
9月8日(現地時間)に行われた男子シングルス決勝戦は、2006年大会で準優勝したアンディ・ロディック(42)以来、18年ぶりに米国勢が決勝に進み、勝てば2003年以来のアメリカ人4大大会優勝となる大一番だったため、会場のアーサー・アッシュ・スタジアムは大盛り上がり!
コートサイドには豪華セレブが集結し、テイラー・スウィフト(34)が恋人のNFL選手のトラヴィス・ケルシー(34)と姿を見せ、注目を浴びたほか、オスカー俳優のマシュー・マコノヒー(54)や映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズでおなじみのエディ・レッドメイン(42)など、トップスターが満員のスタンドを華やかに彩った。
テイラーは昨年より交際しているカンザスシティ・チーフスのタイトエンド、トラヴィス・ケルシーと手を繋いでスタジアムに登場。
ボックス席でウォッカの仏ブランド、グレイグースのハニーデュース・カクテルを片手に観戦デートを楽しんだ。トラヴィスがテイラーの頭にキスをしたり、バックハグしたり、テイラーがトラヴィスの頬にキスしたりと終始ラブラブだったよう。
会場内で英ロックバンド、ザ・ダークネスのヒット曲「I Believe in a Thing Called Love」が流れると、エアギターで熱唱するテイラーと一緒に口ずさむトラヴィスのハイテンションぶりが注目の的に!
またバッド・バニー(30)の曲に合わせて、楽しそうに踊っている姿なども目撃され、すっかり盛り上がった2人は互いに腕を回し、キスを交わす一幕もあったとか。
リフォメーションの赤と白のチェック柄のリネンワンピースに、グッチのホースビットつきサンダルとクラップ・アイウェアのサングラスを合わせ、トレードマークの赤い口紅とネイルを揃えたテイラー。
一方、トラヴィスは、赤と緑の「ウェブストライプ」が入った白いカーディガンとお揃いのショートパンツを着用し、同じ柄のバケットハットをかぶって、全身グッチで統一。
ヤニック・シナー選手(23)がグッチのグローバル・ブランド・アンバサダーを務めていることから、トラヴィスは母国アメリカの選手ではなく、シナー選手を応援していたのではないかという議論でSNSが賑わったそう。
ちなみにテイラーは2002年、まだほぼ無名だった13歳のときに、アーサー・アッシュ・スタジアムの観衆の前で、アメリカの愛国歌「God Bless America」のパフォーマンスを披露した経験がある。
いまや世界的スーパースターとなったテイラーが20年以上ぶりに、観客として戻ってきたことも話題を呼んだ。
2人はトラヴィスのチームメイトである、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック、パトリック・マホームズ(28)とその妻ブリタニー(29)と一緒に観戦。
テイラーとブリタニーは仲が良いことで知られているが、9月5日(現地時間)、チーフスのホーム開幕戦を応援に行った際、2人が別々のスイートで観戦していたことから不仲説が浮上していた。
しかし試合観戦の前々日、2組のカップルがダブルディナーデートを楽しんでいるところをキャッチされており、この日もテイラーとブリタニーは笑顔全開でひしと抱き合って噂を一蹴。4人で仲良く記念撮影する様子などが目撃されている。
続いてネット上での注目度が高かったのは、大のテニスファンとして知られ、Xにもよくテニス関連のコメントを投稿している俳優マシュー・マコノヒー。クリーム色のリネンスーツに身を包み、ブラウンのサングラスをかけ、妻でモデルのカミラ・アルヴェス(41)と真剣な表情で試合を観戦した。
視聴者の視線が集中したのは、マシューが頭に巻いていたアメリカ国旗柄のバンダナ。テイラー・フリッツ選手(26)を応援しているのは明らかな、愛国心たっぷりの“はちまき”姿は観客席でかなり目立っていたとか。
映画『クレイマー、クレイマー』(1979)、『レインマン』(1988)などで知られる名優ダスティン・ホフマン(87)は、妻のリサ・ホフマン(70)と2人の息子、ジェイク(43)とマックスウェル(40)とともに、熱心に試合を見守る姿が目撃された。
今年のウィンブルドンにも観戦に訪れていたダスティンはとても元気そうで、淡いブルーのボタンダウンシャツに黒いジャケットを羽織り、アビエイターサングラスをかけて、クールな印象だったと英メディア『Daily Mail』が報じている。
今年のメットガラでモードな着こなしを披露し、最近ファッショニスタぶりが話題を呼んでいるエディ・レッドメイン。
この日はブラウンのシャツジャケットからベージュのポロニットをのぞかせ、クリーム色のパンツを合わせた、上品なカジュアルスタイルで登場。学生時代に知り合い、2014年に結婚した妻ハンナ・バグショー(41)と観戦を楽しんだ。
エディの後列にはロックバンド、ボン・ジョヴィのフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィ(62)の姿も。
全米オープンに限らず、さまざまなテニスの大会で目撃されているジョンはこの日、黒のジップアップパーカーから白いTシャツをちら見せし、ブラックパンツにチェルシーブーツを合わせたカジュアルシックな装いを披露した。
ドラマ『マッドメン』や『ザ・モーニングショー』で知られるジョン・ハム(53)は去年に続き、妻のアンナ・オセオラ(36)と観戦。ジョンはネイビーのスーツに白いポロシャツを合わせて爽やかに、アンナはチェック柄のノースリーブワンピースとキャットアイサングラスを着用していた。
2人は試合展開に合わせて、同じような表情を見せながら熱心に応援。ジョンがガッツポーズを作り、立ち上がって喜ぶ姿もキャッチされている。
カップルの隣にはタータンチェック柄のワンピースを纏い、セリーヌのサングラスをかけた俳優エマ・ロバーツ(33)の姿もあったようだ。
ジェニファー・アニストン(55)の元夫で俳優のジャスティン・セロー(53)は、約1週間前に婚約を発表したばかりの俳優ニコール・ブライドン・ブルーム(30)と寄り添って観戦。
ジャスティンは白いボタンダウンシャツにキャメルカラーのレザージャケットを羽織ったデニムスタイル。一方、フィアンセのニコールは、シワプリーツのマキシスカートにサテンのキャミソールを合わせ、クリーム色のブレザーを肩掛けにしたワントーンルックで、左手の薬指に大きなリングを輝かせた。
襟元が特徴的なブラウスとタイトミニのアライアのセットアップに、ザ・ロウのバッグを合わせて、キャデラックのスイートで友人らと試合を楽しんでいるところをキャッチされたケンダル・ジェンナー(28)。
よりを戻したと噂されていたプエルトリコ出身のラッパー、バッド・バニー(30)とは別の席に座っていたことでネットをざわつかせた。
US版『The Mirror』によると、2人は別々のスポンサーから招待されていたため、離れて座ることになったのではとSNS上でファンは推測しているようだ。
そのバッド・バニーは白いトップスにダークグレーのブレザーを羽織り、お揃いのハーフパンツを着用。足元には白のアディダスのソックスと、同じくアディダスの白の「Ubersonic 4.1」スニーカーを合わせ、エミリー・ラタコウスキー(33)はじめ、有名人が集まったモエ・エ・シャンドンのボックス席で試合を楽しんだ。スクエア形のオーバーサイズサングラスをかけた彼は、ひときわスターオーラを発揮していたそうだ。
バッド・バニーらと同じボックス席で観戦を楽しんだのは、全米オープンの常連のひとり、エミリー・ラタコウスキー。ここ数年は親友のコメディアン、ジウェ(32)と大会を訪れ、個性あふれるスタイリッシュなファッションを披露しているエミリーは今年、グレーのワントーンルックで登場。ぴったりとボディにフィットする、トップスとフレアパンツのセットアップに身を包んだ。
モエ・エ・シャンドンのボックス席で、サンドイッチを頬張りながら観戦する様子が目撃されたのは、俳優兼映画監督のリーヴ・シュレイバー(56)。
ライトグレーのスーツに白いシャツを合わせ、クリアフレームのメガネをかけたダンディなリーヴの隣には、元妻ナオミ・ワッツ(55)とのイケメン息子サーシャことアレクサンダー・ピート・シュレイバー(17)がシリアスな表情で試合を見守っていた。
このボックス席では、元祖お騒がせセレブで俳優のリンジー・ローハン(38)が、投資家の夫ベイダー・シャマス(37)と仲良く観戦。
ノースリーブのボタンダウンワンピースを着用し、ブラウンのサングラスをかけたリンジー。試合中はときおりカシミアのカーディガンを羽織って、全身クリーム色で揃えたエレガントなワントーンルックを披露した。
2006年大会の女子シングルス優勝者であるマリア・シャラポワ(37)は、大会11日目に続いての来場。ブルネロ・クチネリのメタリックボーダーポロシャツにベージュのワイドパンツを合わせたマリアは、フェラガモのバッグを片手に、上質感漂うカジュアルスタイルでスタジアムに颯爽と姿を現した。
元ヴィクシーエンジェルのブラジル人スーパーモデル、アレッサンドラ・アンブロジオ(43)は友人男性と試合を観戦。
ケンダル・ジェンナーがクリエイティヴ・ディレクターを務めるFWRDのクロップド丈ニットカーディガンと淡いブルーのマイクロミニスカートで美脚を強調、シャネルの白いバッグとアレヴィー・ミラノの白いウェッジソールサンダルを合わせて、クリーンなルックを完成させていた。
試合中、会場で販売されていた100ドル(約14,300円)の豪華なキャビア付きのチキンナゲットを楽しんでいたと『Daily Mail』に報じられた実業家のマーサ・スチュワート(83)。
シンプルな白の長袖ポロシャツに、カーキ色のリネンパンツを合わせたマーサは、リラックスしたスタイルに大きなゴールドピアスを輝かせた。自身のインスタグラムには、「スタンドやボックス席にいっぱいいたセレブたちをご覧あれ」と綴り、ジョン・ハムとのツーショットやテイラー・スウィフトらの写真を投稿している。
R&B界のスター、アッシャー(45)は今年2月に結婚式を挙げた妻ジェニファー・ゴイコエチェア(40)とともにスポーティな観戦ルックを披露。アッシャーはポロ ラルフローレンのネイビーの長袖ポロシャツに白いパンツを着用。ジェニファーは、タートルの白トップスにMLBニューヨーク・ヤンキースの黒いブルゾンを重ねたモノトーンスタイルで姿を現した。
英紙『Independent』によれば、テニスの試合にもかかわらず、2人揃ってヤンキースのキャップをかぶっていたことに観客は少々驚いていたとか。
アッシャー夫妻の後ろに座っていたのは、フローレンス・ピュー(28)と共演するA24のロマンス映画『We Live in Time(原題)』が今年10月に全米公開となるアンドリュー・ガーフィールド(41)。
ウィンブルドンの常連としても知られる彼は、この日、ネイビーのデニム風のシャツアウターと同色のボタンダウンシャツに、クリーム色のパンツを合わせたポロ ラルフローレンのフルルックで試合を楽しんだ。
Tシャツとパンツを白で揃え、淡いグレーのジャケットを羽織った軽やかなスタイルに身を包み、シナー選手のコーチ陣の2列後ろという、いわば選手の“身内用”の席で観戦した歌手のシール(61)。
『Daily Mail』によると、テニス好きのシールは2年前、共通の友人を通じてシナー選手と知り合い、それ以来連絡を取り合っているとのこと。選手の家族や友人たちと一緒に、熱狂的に応援していたようだ。
なお、試合は世界ランキング1位のシナー選手が、フリッツ選手をストレートで下し、同大会でイタリア人初となる優勝を果たした。毎年恒例の全米オープンは来年、2025年8月25日〜9月6日(現地時間)に開催される予定となっている。