キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子、アンドルー元王子逮捕後初の大規模公務中に抗議デモに直面。キャサリン皇太子妃が見せたさりげない愛情表現も話題に

2026年3月9日(現地時間)、キャサリン皇太子妃(44)とウィリアム皇太子(43)は、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われたコモンウェルス・デーの礼拝に出席。寺院の外では反王室団体による抗議がなされた。

「コモンウェルス・デー」とは、毎年3月の第2月曜日に行われる、英連邦の国々の結びつきを祝う日。ロンドンのウェストミンスター寺院で特別礼拝が行われ、チャールズ国王(77)をはじめとした王室の主要メンバーが集まる重要公務のひとつと位置づけられている。アンドルー元王子(66)逮捕後としては、最大規模の公の場での集まりとなった。

2026年コモンウェルス・デーのキャサリン皇太子妃

キャサリン皇太子妃 Photo : Getty Images

2月19日(現地時間)に、アンドルー元王子が公職における不正行為の疑いで逮捕。王族が逮捕された事例としては、1649年のチャールズ1世(享年48)以来初めてであり、ウィンザー家に衝撃を与え、責任や特権についての議論を呼び起こした。現在アンドルー元王子は、捜査継続中として釈放されているが、法的状況は不透明だ。警察は、ジェフリー・エプスタイン(享年66)周辺の人物への監視が強まる中で、米司法省が公開したエプスタイン関連文書を調査しており、アンドルー元王子が英国の貿易特使としての活動中に得た情報をエプスタインと共有していた可能性が示されている。

キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子、アの画像_2

photo:Getty Images

この日のキャサリン妃の装いはキャサリン・ウォーカーのネイビーブルーのコートドレス、ショーン・バレットデザインのハットというオールネイビーのワントーンスタイルで、パールのジェリーを着用。米『Town& Country』誌によると、スーザン・キャパンの5連パールネックレスと、故エリザベス女王が所有していたバーレーン・パール・ドロップイヤリングをセレクト。キャサリン妃はこのイヤリングをここ数年頻繁に着用。昨秋ロイヤル・アルバート・ホールで開催された追悼フェスティバルにも着用していた。

国王チャールズ3世をはじめ王室が集合した

国王チャールズ3世、カミラ王妃(78)、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃など王室の主要メンバーがウェストミンスター寺院に集合した Photo : Getty Images

アンドルー元王子への抗議

ウェストミンスター寺院の前で抗議する反王室団体 Photo:Getty Images

ウェストミンスター寺院の外に集まった抗議者たちは、鮮やかな黄色のポスターを並べ、「あなたは何を知っていたのか?」というメッセージを掲げた。これはエプスタインとの関係が指摘されているアンドルー元王子を暗に示したものとされ、“王室の誰かはアンドルー元王子の問題を知っていたのでは?”という疑惑を示唆する抗議だ。ほかにも反王室のメッセージのプラカードなどもあった。

ウィンザー家の歴史と影響力を解説した王室本『The Windsor Legacy』の著者ロバート・ジョブソン(61)は米誌『PEOPLE』に「もし誰かが何かを知っていたことが明らかになれば、それが王室のメンバーであれ、警察であれ、スタッフであれ、責任者は辞任しなければならないでしょう」と語っている。また、王室関係者も「これまでも王室を揺るがす出来事はありましたが、内部の人物が逮捕されるというのは、まったく別の問題です。これははるかに深刻です」とつけ加えている。

アンドルー元王子への抗議

Photo:Getty Images

最終的に起訴するかどうかは検察の判断となるが、もし有罪となれば、公職における不正行為の罪は最高で終身刑が科される可能性がある。さらに政府は、現在王位継承順位8位にいるアンドルー元王子を継承順位から除外する法律を検討していると米『PEOPLE』誌は報じている。

ロバートは、「これらの出来事が起きたとき、彼はアンドルー王子、ヨーク公でした。つまり王室の中心人物だったのです。問題になるのは、誰が何を知っていたのか、いつ知っていたのか、そしてなぜ何も行動が取られていなかったのかという点です」と述べている。

ウィリアム皇太子の背中に手を添えるキャサリン皇太子妃

ウィリアム皇太子の背中に手を添えるキャサリン皇太子妃 Photo : Getty Images

そんな厳しい状況のなか、キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子にさりげない愛情表現をしたことも話題となっている。会場でほかの出席者と立って会話している際、キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子の背中に腕を回し、手を置いたのだ。王室のマナー専門家であり、マナー・エチケットに関するコンサルタント会社のボーモント・エチケットを創設したマイカ・マイヤー(43)が米『PEOPLE』誌に以前語った内容によれば、「王室メンバーは、出席するイベントのフォーマルさに合わせて、愛情表現の程度を調整することが多い」のだという。公の場では夫婦でもあまり触れないのが伝統のようだ。

しかし、2024年3月にキャサリン皇太子妃ががん治療を受けていると公表して以降、公の場でも以前より互いに触れ合う様子が見られるようになった二人。来月結婚15周年を迎えるにあたり、これまで以上に結びつきは深まっているように感じられる。