ウィリアム皇太子の不倫疑惑が再熱! キャサリン皇太子妃の写真加工スキャンダルに続いてSNS騒然

米『CBS』の人気トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』で司会を務めるコメディアン、スティーヴン・コルベア(59)が番組内で、英国王室の話題に言及。ウィリアム皇太子(41)の過去の「不倫疑惑」に関するジョークを披露し、SNSをざわつかせた。

2024年1月に腹部の手術を受け、現在、自宅療養中と伝えられているキャサリン皇太子妃(42)。

3月に入り複数の目撃情報があったものの、2023年のクリスマス礼拝より2か月半以上も公の場から姿を消していることから、その健康状態や行方をめぐり、さまざまな噂がネット上で飛び交っていた。

追い討ちをかけるように、3月10日(現地時間)、キャサリン妃が英国の母の日に投稿し、後に「加工」を謝罪した家族写真でキャサリン妃が婚約指輪をつけていないことに一部のファンが着目。

ネット上には、ウィリアム皇太子との夫婦生活を心配する声も相次いでいたと米サイト『Page Six』は報じている。

レディ・ローズ・ハンベリー、キャサリン皇太子妃
2016年6月、ホートン・ホールで行われたチャリティイベントに出席したケンブリッジ侯爵夫妻(当時) Photo:Getty Images

そんな中、3月12日(現地時間)の放映で、「英国王室に困ったニュースがあります」と切り出したスティーヴン・コルベア(59)。メディアの報道記事をトピックにして語る、番組のオープニング・モノローグで、キャサリン妃の「失踪」報道の最中にウィリアム皇太子の「不倫疑惑」の噂が盛り上がっていることを報じた『yahoo!entertainment』の記事を取り上げた。

そこに“相手”として名前が上がっていたのが、英国王室と先祖代々繋がりがある名家、第7代チャムリー侯爵デイヴィッド・チャムリー(63)の妻レディ・ローズ・ハンベリー(40)。

『Page Six』によると、スティーヴンは、「キャサリン妃の『不在』は、彼女の夫であり未来の英国王であるウィリアム皇太子の『不倫』と関係しているのではないかと、ネット上の“探偵たち”は推測しています」と爆弾発言。「おお、なんてこと、かわいそうなケイト(キャサリン妃の愛称)に同情するよ」と続けた。

チャムリー侯爵夫妻、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃
2015年7月、サーペンタイン・ギャラリーのサマーパーティに出席したチャムリー侯爵夫妻 Photo:Getty Images

さらに「その疑惑の女性が誰なのか、皆さんご存じだと思います。さあ、私と一緒に言ってください」と観客席に呼びかけたスティーヴン。

「チョルモンドリー侯爵夫人です。なんて美しい名前なんでしょう」と、レディ・ローズの名字“Cholmondeley”を綴りの通りに発音し、「本当は“チャムリー”と発音するらしいのですが」と付け加えた。そしてアメリカ人にはなじみの薄い名字や称号の発音について、からかうようなジョークを連発し観客の笑いを誘ったという。

また、キャサリン妃が“疑惑”について問いただした際、ウィリアム皇太子は「何もないよ」と笑い飛ばしたという噂話についてもふれ、「妻に浮気を非難されたときは、いつだっていい反応をするものだよ」とジョークを飛ばした。

そもそも、この「不倫疑惑」は2019年、米誌『In Touch』のゴシップ記事が発端。キャサリン妃がルイ王子(5)を妊娠中、ウィリアム皇太子がレディ・ローズと恋愛関係にあった“かもしれない”と報じたことから広まった。

そして2022年、インスタグラムのゴシップアカウント@deuxmoiが、特定の名前は出さず、英国ロイヤルカップルの「婚外恋愛は公然の秘密」と主張する、いわゆる“タレコミ”を投稿したことで噂が再燃。

そして今回、人気番組で話題にのぼったことを機に、またもやネット上で騒がれることとなった。米サイト『Business insider』によると、この「疑惑」について、ケンジントン宮殿はコメントを拒否した一方、レディ・ローズは弁護士を通じて「噂は全くの虚偽です」と答えたという。

キャサリン皇太子妃、チュ・ギョンホ副大統領
2020年1月、王室メンバーとともにサンドリンガムの教会に姿を見せたレディ・ローズ Photo:Getty Images

SNSには、根拠のない古い噂を取り上げたスティーヴンに対して批判の声もあがっているものの、レディ・ローズ・ハンベリーとは誰なのかということに世間の関心は集中。

英紙『The Independent』によれば、正式な名前はチャムリー侯爵夫人サラ・ローズ・チャムリーで元モデル。保守党の政治家のもとで短期間働いていたこともあり、現在は夫の財産を管理しているという。祖母のレディ・エリザベス・ロングマンは故エリザベス女王(享年96)の結婚式で付き添い人を務めた8人のうちの1人だったそう。

また、23歳年上の夫デイヴィッドとは2003年にイタリアで出会い、2009年6月ロンドンで結婚。同年10月に双子の息子が、2016年3月に娘が誕生している。

家族はノーフォークのホートン・ホールで暮らしており、英紙『The Standard』によれば、王室所有のサンドリンガム邸から車で15分の場所にあるため、結婚前のキャサリン妃と急速に親交を深めたとのこと。

そして夫妻は2011年、皇太子夫妻の結婚式にも出席。その後、女王がサンドリンガム邸の一角にあるアンマー・ホールをケンブリッジ夫妻(当時)に贈ったことで、2組のカップルは隣人として絆がさらに深まり、友情を育んだそう。

ちなみに、ホートン・ホールは1720年代に英国初代首相ロバート・ウォルポール卿のために建てられたカントリーハウスで、歴史的建造物の最高グレードであるグレードIに位置付けられる広大な屋敷。

部屋数はなんと106室とも言われており、レディ・ローズ自身、「全部で何部屋あるのか、わかりません」と発言しているとか。

チャムリー侯爵夫妻、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃
2016年6月、ホートン・ホールでケンブリッジ侯爵夫妻(当時)を出迎えるチャムリー侯爵夫妻 Photo:Getty Images

レディ・ローズは、2017年、バッキンガム宮殿での国賓晩餐会でヘンリー王子(39)の隣に座るなど、主要な王室行事で何度か目撃されていたが、その後、ウィリアム皇太子との噂が流れ、英紙『The Sun』がキャサリン妃とレディ・ローズの仲違いの噂を推測する記事を掲載。

キャサリン妃が、彼女に社交界から「段階的に身を引いてもらう」ようウィリアム皇太子に求めたと報じたことで、不仲説が浮上していた。

レディ・ローズ・ハンベリー
2022年3月、故フィリップ殿下(享年99)を追悼するサンクスギビングの礼拝にも出席 Photo:Getty Images

しかし、レディ・ローズはチャールズ国王(75)の戴冠式にも夫婦で出席。彼女の息子オリヴァー卿(15)は、ウィリアム皇太子夫妻の長男ジョージ王子(10)とともに、4人のページ・オブ・オナーの1人を務めている。

2023年4月、一家に近い関係者が米ニュースサイト『The Daily Beast』に語ったところによると、キャサリン妃とレディ・ローズに問題があったことはないとのこと。「噂のすべてはくだらないものです。一家は古くから王室の盟友で、これからもそうでしょう」。

さらに同年夏、レディ・ローズの誘いでキャサリン妃がホートン・ホールで開催された音楽祭に参加しており、敷地内でディナーを楽しんだと『The Standard』が伝えている。

英タブロイド紙『The Sun』の最新情報では、キャサリン妃がウィリアム皇太子と一緒にファームショップの駐車場でキャッチされたとのこと。

キャサリン妃は自ら買い物袋を持ち、終始笑顔を見せていたよう。同紙は目撃写真とともに「彼女は元気そう」だから、これですべての憶測を終わらせるべきだと報じている。

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