モナコ・シャルレーヌ公妃、パールが煌めく洗練されたモノトーンルックでジュエリーのイベントに登場し、ロイヤルファンうっとり

モナコ公国のシャルレーヌ公妃(47)がモンテカルロで行われたファインジュエリーのイベントに単身で訪れ、モノトーンの優雅なパンツルックを披露。そのクラシックで華やかな装いを、英誌『TATLER』は「洗練の極み」と称した。

シャルレーヌ公妃(47)は2025年11月13日(現地時間)、モンテカルロで行われたJOYAジュエリーフェアに出席。現地メディア『Monaco Tribune』によると、これはファインジュエリーの美しさや創造性、卓越性を称える文化芸術イベントとのこと。アルベール2世大公(67)の後援のもと、モナコでギャラリーを共同経営する女性2人が2年連続で主催しており、今年は15組の国際的なデザイナーとギャラリー経営者が集結したという。

シャルレーヌ公妃
Photo:Getty Images

米版『HOLA!』によれば、シャルレーヌ公妃は白い襟と袖口が印象的な黒ブラウスと黒のワイドパンツを着用。トップスはシルクシフォン素材の袖の透け感が軽やかで、ボトムスにも同素材がレイヤードされており、どちらも白いパイピングが際立つ構築的なデザインに。

英誌『HELLO!』によれば、伝統的なクチュールに着想を得ながら、クラシックなシルエットにモダンなひねりを加えたスタイルで知られるフランスのブランド、エドワード・アシュール・パリのものとのこと。この気品と遊び心を兼ね備えたセットアップに、シャルレーヌ公妃はフェラガモのポインテッドトゥの黒パテントパンプスと、小ぶりなジミー チュウの黒サテンクラッチを選択。ブロンドの髪は低めの位置でシニヨンにして、顔周りの後れ毛を残し、ソフトな印象に仕上げた。

またブラウスのパールボタンとリンクして、耳元にはパールとダイヤモンドのドロップピアスを輝かせており、ネット上のロイヤルファンは「これぞエレガンスと卓説性」、「今まで以上に美しい」などと大絶賛。『TATLER』は、この日のシャルレーヌ公妃は「最高のファッションセンスを発揮した」と報じた。

シャルレーヌ公妃といえば、きらびやかなイヴニングドレスからエッジの効いたジャンプスーツまで着こなす、スタイリッシュなロイヤルアイコンとして知られており、英紙『The Time』によれば、「最もファッションにお金を使うロイヤル」としても有名。王室ファッションブログ『UFO No More』が毎年行っている調査によると、2023年にシャルレーヌ公妃が公の場で着用した新しい服は、小売価格が明らかなものだけでも約73万9542ユーロ(約1億3300万円)に達し、ヨーロッパの女性ロイヤル19人のうち圧倒的な1位だったそう。ちなみに英キャサリン皇太子妃(43)は21万7310ユーロ(約3900万円)で3位だったとか。

シャルレーヌ公妃

2025年10月25日(現地時間)、マックスマーラのパンツスーツに身を包み、警察犬のイベントに出席したシャルレーヌ公妃 Photo:Best Image/AFLO

そんなシャルレーヌ公妃は『TATLER』によれば、このところ「控えめな」パンツルックが続いているとのこと。ここ数週間で6、7着のパンツスーツのほか、いくつかのジャケットスタイルを披露しているが、そのほとんどが主張の少ないニュートラルカラーなのだとか。

シャルレーヌ公妃、アルベール大公

2025年11月14日(現地時間)、チャリティイベントに揃って参加したアルベール大公とシャルレーヌ公妃 Photo:Getty Images

ジュエリーイベントに姿を見せた翌日の11月14日(現地時間)も、シャルレーヌ公妃は控えめな色使いのパンツルックで、濃いブルーのスーツに身を包んだ夫アルベール大公とともにチャリティイベントに出席。英『GB News』によると、これはアルベール大公が40年にわたって会長職を務める「Monaco Red Cross」の年次行事で、「最も脆弱な立場にある市民に物資を支援する」ものなのだそう。

シャルレーヌ公妃

Photo:Getty Images

このときシャルレーヌ公妃は、上質感漂うサンドベージュ色のダブルのショートコートを着用。首元から同系色のタートルネックをのぞかせ、まさにクワイエットラグジュアリーというべき洗練された冬の装いで注目を浴びた。

シャルレーヌ公妃、アルベール大公
Photo:Getty Images

イベントの趣旨からかこの日の着用ブランド名は明かされていないようだが、白のストレートパンツに合わせていたバレエシューズは、「RV」のロゴが刻まれた象徴的なバックルから、ロジェ・ヴィヴィエのものだと判明し、注目を集めたようだ。

ここ最近はソロ公務も多いシャルレーヌ公妃だが、11月19日(現地時間)は、毎年モナコ王室の華やかな顔ぶれが勢揃いして盛大な祝典が行われる建国記念日。この日はアルベール大公、シャルレーヌ公妃とともに、12月に11歳の誕生日を迎える双子の子どもたち、ジャック公世子(10)とガブリエラ公女(10)も揃って参加するとみられている。例年シャルレーヌ公妃をはじめ、王室女性メンバーのスタイリッシュな装いが話題を呼ぶモナコの特別な1日に、今年はどんなファッションが披露されるのか、ロイヤルファンの期待は高まっている。

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