俳優ジェニファー・アニストン(54)が、雑誌の最新インタビューである褒め言葉を聞くと「イライラする」と明かし、話題を呼んでいる。
20代半ばにドラマ『フレンズ』のレイチェル役でブレイクし、以来、アメリカのトップ俳優のひとりとして人気を博すジェニファー・アニストン(54)。
雑誌の最新インタビューで、“時代を超えたゴージャスな女性”によく投げかけられる「年齢の割に素敵ね」というフレーズについて話をふられ、その言葉は「我慢できない」と語った。
「You look great for your age.」(あなたは素敵ね。年齢の割に)という言葉は、年齢差別的な“裏返し”の褒め言葉であるとして、本当は「You look great.(ピリオド)」(あなたは素敵ね。)で終わるべきだと主張したジェニファー。
「その言葉はすごくイライラする。我慢できない」と本音を明かし、「社会の習わしとして、あなたは今その段階にいるから、その年齢にしては……、というような目印があるけれど、私にはその意味すらわからない。私は20代の頃より体調がいい。心も体も精神もよくなっている。すべてが100%よくなっているわ」と語った。
さらに、健康や「長生き」について考えていることにもふれ、「私の家族は長生きなの、特に父方は。私はただ生きているのではなく、生き生きとしていたいわ」と付け加えた。
ジェニファーは、自身のInstagramでPvolveというフィットネスブランドとの公式パートナーシップを発表し、美しく鍛え上げられたヘルシーなボディを披露したばかり。
今回のインタビューでも、若い頃には過度のワークアウトで体を壊してしまったこともあるが、今はよりエレガントに、かつ極めて頑強になれる方法を見つけたと語っている。
「以前は45分から1時間の有酸素運動が必要で、そうでないとワークアウトとは言えなかった」と言い、そのような運動では「体に負担をかけるだけでなく、燃え尽きてしまう。誰がそんなことをしたいの?」とジェニファー。
今はPvolveの低負荷のメソッドに基づいて、10〜20分間、体を動かしているとのことで、汗だくになるような激しい運動ではなく、短いセッションで一貫性を保ち、運動の楽しさを見出すことの重要性を強調。
「10〜20分なら何だってできる。私は本当に自分を追い込んでいるの。すると、すぐに信じられないような気分になって、エンドルフィンやエネルギーを感じるようになる」と現在のルーティンが「私の体にいいことで、自分自身にとって、本当に良いことだと感じている」と語った。
米情報サイト『TODAY.com』の取材でも、両親の世代の“体の衰え”を目の当たりにしたことで、いかに歳を重ねていくかについて意識していると打ち明けたジェニファー。
「もし私が75歳、85歳になっても、車椅子には乗りたくない。誰かに持ち上げてもらって、トイレに連れていってもらうのも嫌だ」と断言。
さらに食生活の重要性についても語り、お気に入りのサラダのレシピを披露した。そのサラダとは、バターレタスに、マッシュルーム、スプラウト、トマト、アボカド、オリーブ、アーモンド、ひまわりの種、そして「いくつかのチーズ」を加えたもの。
「チーズは絶対に入れるの。スライスしたパルメザン、ペコリーノ、フェタ……全部でもいいわ!」と遊び心たっぷりに語ったという。
同サイトによると2022年、ジェニファーが『フレンズ』の撮影現場で毎日食べていた食事とされるサラダのレシピがTikTokで拡散。そのサラダには、ひよこ豆、ベーコン、ブルグルまたはキヌア、ミント、ピスタチオが含まれていた。
しかし、ある雑誌のインタビューで、ジェニファーがそのネット上の噂を否定。「おいしそう」な組み合わせではあるが、『フレンズ』の撮影中には食べなかったと語った。
今回のレシピは本人直伝ということで、注目を集めているようだ。ぜひトライしてみては?