2週間にわたり、熱戦が繰り広げられたウィンブルドン選手権。大会14日目となる最終日、2023年7月16日(現地時間)、男子シングルスの決勝戦が行われ、ロイヤルファミリーやハリウッドスターなどが多数、観戦に! そのあまりに豪華な顔ぶれが話題を呼んでいる。
現在、世界ランキング1位と2位を争うスペイン出身カルロス・アルカラス選手(20)とセルビア出身ノバク・ジョコビッチ選手(36)が激突することとなった、今年のウィンブルドン選手権男子シングルス決勝。
史上最年少かつ史上初めて10代で世界ランキング1位に輝いたテニス界の新星アルカラス選手と、4大大会史上最多23勝を誇る絶対王者ジョコビッチ選手の“究極の対決”を見届けようと、多くのセレブがセンターコートへつめかけた。
満員のスタンドでひときわ注目を集めたのは、ブラッド・ピット(59)。F1映画の撮影でイギリスに滞在していたというブラッドは、スモーキーなブルーのポロシャツの首元にネックレスを重ね付けし、アヴィエーターサングラスをかけ、映画監督のガイ・リッチー(54)らと観戦。
途中、ポテトチップスを食べている様子をキャッチされ、SNSでは「ブラッドはどの映画でも間食しているから」「ポテチを食べていても、かっこいい」などのコメントで盛り上がったと、英メディア『HELLO!』が報じている。
また、来年公開予定の映画版『ウィキッド』をイギリスで撮影中というアリアナ・グランデ(30)が、同作で共演するジョナサン・ベイリー(35)と楽しそうに観戦。
役作りのため現在ブロンドヘアのアリアナは、ラルフ・ローレンのグレーニットとロングスカートでフェミニンに、ウィンブルドンのロゴ入りキャップとティファニーのラウンドサングラスで遊び心を添えた。
アリアナの隣には、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)のサプライズ登場が記憶に新しいアンドリュー・ガーフィールド(39)の姿も。前日7月15日(現地時間)に行われた女子シングルス決勝をロイヤルボックスで観戦していたアンドリューは、連日ラルフ・ローレンの上品なフルルックを披露した。
その前列では、映画『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で有名なトム・ヒドルストン(42)が、スマートなブルーのスーツ姿で今大会3度目の観戦をエンジョイ。大会8日目は母親と一緒だったトムはこの日、ポロ・ラルフローレンの花柄ドレスを纏った、婚約中の俳優ゾウイ・アシュトン(38)と腕を組んで登場した。
ウィンブルドン常連のエマ・ワトソン(33)も2日連続の観戦へ。前日は歌手のルイス・キャパルディ(26)と一緒で、「意外なペア」と報じられたが、この日は父クリス、弟アレックス・ワトソン(30)と参戦。
弟と揃って仏ブランド、サンドロのピーチピンク色アイテムを選んだエマは、洗練されたパンツルックで、試合中ガッツポーズを連発!
ジョコビッチ選手を応援するために、妻とともに会場に駆けつけたというヒュー・ジャックマン(54)は、試合前に自身のインスタグラムを更新。
ゼニアのシックなネイビースーツに身を包んだヒューは、「ウィンブルドンで@djokernoleを応援できるなんて、興奮が止まらないよ。レッツゴー!」と熱いエールを送った。
この一戦をセンターコートの特別席、ロイヤルボックスで観戦していたのは、『007』ジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグ(55)。涼やかなグレーのスーツに、ストライプのネクタイを締めたダニエルの隣には、クリーム色のセットアップを着用した妻で俳優のレイチェル・ワイズ(53)の姿が。スポットライトを好まないといわれるカップルのレアなツーショットに注目が集まった。
また、今大会3度目の登場となったキャサリン皇太子妃(41)は、鮮やかなグリーンのローラン・ムレのドレス姿でお出ましに。この日はウィリアム皇太子(41)とジョージ王子(9)、シャーロット王女(8)と揃って観戦した。
ロイヤルボックスデビューとなったシャーロット王女は、くるくると表情を変え、試合に夢中な様子が注目の的に! アルカラス選手の応援に訪れていたスペイン国王フェリペ6世(55)と談笑するシーンも話題となった。
なお、試合は20歳のアルカラス選手が4時間42分に及ぶフルセットの激闘を制し、見事ウィンブルドン初優勝。ジョコビッチ選手のウィンブルドン5連覇かつ8度目の優勝を阻み、世代交代を印象付ける試合となった。
来年はコートでどんなスターが誕生するのか、コートサイドにどんなスターが登場するのか、楽しみにしたい。