ベルギー次期女王のエリザベート王女、キャンパススタイルが「あまりに普通」と大好評! 国民人気No.1のプリンセスは才色兼備&文武両道、さらにファッションアイコンとしても注目の的

ベルギーの未来の女王、エリザベート王女(22)が世界屈指の名門ハーバード大学に入学。授業初日にカジュアルなデニムスタイルで出席し、ごく普通の学生のようなキャンパスルックが共感を呼んでいる。

ベルギーのフィリップ国王(64)とマティルド王妃(51)の第一子で、王位継承権第一位のブラバント女公ことエリザベート王女(22)が、米マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学の公共政策大学院、ハーバード・ケネディ・スクールに入学。

エリザベート王女
2024年7月21日(現地時間)、ベルギー建国記念日の式典に一家揃って出席したエリザベート王女 Photo:Getty Images

2024年9月18日(現地時間)、ベルギー王室は公式インスタグラムで、これから2年間、同校で公共政策の修士号の取得を目指すエリザベート王女の授業初日の写真を公開した。

トップの写真は、ノートを片手にカジュアルなデニムスタイルのエリザベート王女が、大きな星条旗が掲げられた校舎から出てくるところで、王女はいきいきとした笑顔を披露。

さらにエコバッグを肩にかけ、校舎を背景ににっこりと笑う写真が2カット続き、「こんにちは、アメリカ!」と手を振る絵文字の後に、「エリザベート王女は@harvardkennedyschoolで公共政策の修士過程を開始しました」と万歳の絵文字で結んだキャプションが、ベルギーの公用語であるオランダ語とフランス語で添えられている。

またXにもそれぞれの言語で、同じ写真が投稿された。注目を浴びたのは、早速キャンパスになじんでいるように見える王女の通学ルック。

トミー・ヒルフィガーの「Crest」バギーデニムにブラウンのノースリーブニットを合わせ、マージュ・パリのネックレスとゴールドのフープピアスで輝きをプラス。アディダス・オリジナルスとスウェーデン発SNS(スニーカーズエンスタッフ)のコラボスニーカーを選んだ王女は、ナチュラルなメイクやヘアスタイルも相まって、カジュアルでリラックスした雰囲気を漂わせている。

英メディア『Daily Mail』によれば、この大学生らしい装いに、「彼女はあなたや私と同じ、普通の人間だ」といった声をはじめ、称賛のコメントが続出。さらに「未来の国家元首にぴったりの学位選択。エリザベート王女、おめでとう!」といった祝福や激励のメッセージが多くのロイヤルファンから寄せられた。

また、映画のワンシーンのようだという声や、ジョークまじりに「彼女と友達になって、その後彼女がベルギーの王女だと知ることを想像してみて」という書き込みもあったとか。

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2024年7月23日(現地時間)、オックスフォード大学の卒業式当日、学帽を手にしたエリザベート王女 Photo:Getty Images

今年5月8日(現地時間)、ベルギー王室はエリザベート王女が米アイビーリーグの中でも最難関といわれるハーバード大学の、2年制コースの入学試験に合格したと発表。さらに米国務省の国際教育交流プログラムであるフルブライト・プログラムの名誉賞にも選ばれたことを伝えた。

そして王女は7月、英国の名門オックスフォード大学を卒業。ベルギー王室の報道官は英紙『Oxford Mail』に対し、3年間の大学生活について、「王女はオックスフォードで学ぶことを愛し、リンカーン・カレッジで素晴らしい時間を過ごしました」と語ったという。

『Daily Mail』によると、王女はボート部で活躍したほか、歴史の学習グループで意気投合した英国人一般男性との恋の噂もあったとか。

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2024年7月21日(現地時間)、建国記念日の式典で行われた軍のパレードに、軍服姿で出席したエリザベート王女 Photo:Getty Images

まさにエリート街道を邁進するエリザベート王女の学歴を振り返れば、ブリュッセルにあるオランダ語圏の学校に幼児期から中等教育4年目まで在籍し、米イエール大学のヤング・グローバル・スカラー・プログラムに参加したことも。中等教育の残り2年はウェールズのUWCアトランティック・カレッジで学び、2020年5月、国際バカロレア資格を取得した。

エリザベート王女
2021年7月、王立陸軍士官学校の1年間を終え、軍のトレーニングセンターでインターンに参加したエリザベート王女 Photo:Getty Images

その後、ベルギーの王立陸軍士官学校で1年間、社会・軍事科学の課程を修了。そして2021年秋より、オックスフォード大学のリンカーン・カレッジで学び、この7月に歴史と政治学の学士号を取得したばかりだ。

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2024年7月23日(現地時間)、エリザベス王女のオックスフォード大学の卒業式には、軍の学校に通うガブリエル王子以外の家族が駆けつけた Photo:Getty Images

ちなみに『Daily Mail』によれば、王女は自身の地位による特別扱いを一切受けないよう、強く心がけているそう。以前、ベルギー紙『Le Soir』が報じたところによると、王女は身分が合否に影響を与えないように、オックスフォード大学の入学試験では、筆記試験を「匿名」で受けたのだとか。

ベルギー初の女王となる予定のエリザベート王女は、ガブリエル王子(21)、エマニュエル王子(18)、エレオノール王女(16)の4人きょうだいの長女。

王室の公式サイトによれば、オランダ語、フランス語、ドイツ語、英語をあやつるマルチリンガル。スポーツ万能でスキー、ボート、セーリングなどを楽しみ、趣味はピアノや旅行、読書など。ボランティア活動にも注力しているという。

ベルギー国王一家
2024年7月21日(現地時間)、ブリュッセル王宮で行われた建国記念日のパーティに一家で出席 Photo:Getty Images

ベルギー紙『The Brussels Times』によれば、才色兼備、文武両道なプリンセスとして知られ、ファッションアイコンとしても注目を浴びており、「気取りなく、とても自然」だと評判のエリザベート王女。圧倒的多数の国民に支持され、王室メンバーの中での人気はNo.1なんだとか。

エリザベート王女
2023年10月、デンマークのクリスチャン王子の18歳の誕生日パーティにて Photo:Getty Images

ある王室専門家は「若く、容姿端麗で魅力的」で、「雄弁」かつ「語学にも精通している」エリザベート王女は、「王政の未来」であり、彼女について「否定的な言葉を見つけるのが難しい」と絶賛しているという。

王室は、今回の留学を終えると王女の「大学教育は修了する」と発表している。最後の大学生活の続報を楽しみにしたい。

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