不仲が噂される英王室のヘンリー王子(39)とウィリアム皇太子(41)。2人の関係は修復不可能だと、新しい暴露本『Endgame(原題)』を執筆したジャーナリストが明かしている。
不仲が報じられている英王室のヘンリー王子(39)と兄のウィリアム皇太子(41)。2023年にヘンリー王子が自叙伝『SPARE(原題)』を出版し、自身と家族の間の亀裂を暴露。とくにヘンリー王子とウィリアム皇太子間の溝の深さを、世間が知ることとなった。
そんな2人の関係は「修復不可能だ」と11月28日に発売される新しい王室の暴露本『Endgame(原題)』を執筆したジャーナリスト、オミッド・スコビーが明かしている。米誌『People』とのインタビューで、スコビー氏は「まったく何も変わっていない」とヘンリー王子とウィリアム皇太子の関係について言及。
王室を去りカリフォルニアに移住したヘンリー王子と、将来の国王となるウィリアム皇太子。「かつては自分たちの考え方がしっかりと一致していた」2人の現在の関係は冷え切り、さらに修復できないほどだとスコビー氏は言う。
今回『Endgame(』を執筆するにあたり、スコビー氏は情報筋と執筆開始当初から連絡をとっていたそう。「私はかなり早い段階で情報筋と話をしていましたが、彼らはヘンリー王子を『脱走者』と呼び、それがウィリアム皇太子の見解だと言っていました」と告白。「王室の一部の人々の目には、ヘンリー王子は王室に対する脅威として映っています。ヘンリー王子は、王室外で自分の考えを発信できる自由を持つ。それが、ヘンリー王子が敵とみなされる要因です」と語っている。
そんなヘンリー王子とウィリアム皇太子の関係を浮き彫りにした今回の暴露本『Endgame』。2022年9月にエリザベス女王が96歳で死去したときのことについても書かれている。
ヘンリー王子は自身の暴露本で「ネットのニュースをみて亡くなったことを知った」と書いていたが、『Endgame』でも、ヘンリー王子とメーガン妃(42)夫妻は一切知らされていなかったことの詳細が綴られているよう。
「ヘンリー王子は兄ウィリアム皇太子と連絡を取ろうとしたが、返答がなかった。家族はすでに(エリザベス女王のいる)スコットランドに向かう飛行機を手配済みで、王子は完全に孤立していた」と記されていると『People』は伝えている。