モナコ公国の建国記念日を祝して、アルベール2世(65)とシャルレーヌ公妃(45)夫妻と双子のジャック公子(8)とガブリエラ公女(8)が宮殿のバルコニーに登場。ずいぶん大きくなった“美しすぎる双子”が両親とリンクしたコーディネートで式典に臨む、愛らしい様子も注目を集めた。
モナコ公国の建国記念日を祝う式典が行われた2023年11月19日(現地時間)、アルベール2世(65)とシャルレーヌ公妃(45)夫妻をはじめ、ロイヤルファミリーが勢揃い。
アルベール大公の父で、モナコ公国の創設者と言われる故レーニエ3世(享年81)の生誕100周年にあたる今年は、美男美女揃いで知られるモナコ公室のメンバー20数名がバルコニーに集った。
建国記念日はモナコ公国の最も重要な祝日のひとつ。数週間前から街中が赤と白の国旗カラーで彩られ、お祝いムードに包まれる中、さまざまな祝賀イベントが行われる。
英メディア『Daily Mail』によると、祝典前夜にはエルキュール港で花火が打ち上げられ、当日早朝、モンテカルロのモナコ大聖堂での礼拝から祝賀式典がスタートするのが通例とのこと。
アルベール大公は軍服に身を包み、シャルレーヌ公妃は頭からつま先まで国旗カラーである赤で統一した、エレガントな冬の装いでモナコ大聖堂に到着。礼拝には約1,900人のゲストが招かれ、モナコ交響楽団が演奏を行ったと米誌『PEOPLE』が報じた。
この日、シャルレーヌ公妃はディディエアンジェロのワイドカラーのコートドレスを纏い、スティーブン・ジョーンズ特注のベレー帽風のピルボックスハットとマノロ・ブラニクのカスタムメイドのスウェードブーツを合わせたオールレッドルックを披露。
耳元にも国旗カラーを取り入れ、ルビーとダイヤを贅沢にあしらった、グラフのゴージャスなピアスを煌めかせた。
ミサを終え、宮殿に戻ったアルベール大公とシャルレーヌ公妃は、毎年恒例の中庭での式典に向かい、子どもたちと合流。ずいぶん大きくなった双子のプリンセスとプリンスが、まるで両親のミニチュアのようだと注目の的に!
ガブリエラ公女は、クリスチャン・ルブタンのメリージェーンシューズを着用。それ以外はベレー帽に至るまで、母親とそっくりなプリンセススタイルで、シャルレーヌ公妃と同じブランド、ディディエアンジェロのミッドナイトブルーのコートドレスに身を包んだ。
一方、ジャック公子は父親とお揃いのフォーマルな制服と帽子で正装。軍事パレードでは父親と揃って見せた、小さなプリンスの“敬礼”も愛らしいと評判に。
建国記念日には、アルベール大公が家族とともに宮殿のバルコニーから人々に挨拶をするのがモナコの伝統。
大公はシャルレーヌ公妃とジャック公子とガブリエラ公女と揃って、幸せそうな笑顔を見せた。そして大公の姉カロリーヌ・ド・モナコ(66)や妹ステファニー・ド・モナコ(58)、その家族らと公室の絆の強さを披露。
バルコニーにはカロリーヌ公女の子どもたちも集結。長男のアンドレア・カシラギ(39)、次男のピエール・カシラギ(36)、長女のシャルロット・カシラギ(37)、そして三婚のカロリーヌ公女にとって第4子にあたる末っ子のハノーファー王女アレクサンドラ(24)が、宮殿に集まった人々に手を振った。
モナコのハンサム公子ことピエール・カシラギは、“最もスタイリッシュなヨーロッパのロイヤル”として知られる妻ベアトリーチェ・ボロメオ(38)と揃って登場。“天使のような可愛さ”と称される2人の息子ステファノ(6)とフランチェスコ(5)も姿を見せた。
米誌『PEOPLE』によると、建国記念日の式典は、モナコのホリデーシーズンの幕開けを飾る伝統行事で、この後一家はアメリカ出身の故グレース公妃(享年52)が始めた習慣である感謝祭を祝う。
アルベール大公はドバイで開催されるCOP28会議に出席する前にアジア3カ国を訪れるが、12月10日(現地時間)の双子の誕生日に間に合うように帰国するとのこと。
そして、故グレース公妃が始めた毎年恒例のギフトデーのイベントに参加するという。同誌によると年末年始は一家揃って、南極で休暇を過ごす予定なのだとか。
今年の8月、シャルレーヌ公妃がインスタグラムのアカウントを削除、さらには別居報道が相次いだが、秋からはそんな噂を打ち消すかのように、夫婦揃ってたびたび公務に登場。10月に行われたラグビーワールドカップの決勝戦では抱き合って喜ぶ姿を見せるなど、珍しく仲睦まじい様子を見せている。