ウィリアム皇太子(41)がイースター休暇中のジョージ王子(10)を連れて、長年応援しているサッカークラブ、アストン・ヴィラの試合観戦に。その数日前には義母キャロル・ミドルトン(69)とパブに立ち寄ったという目撃情報もあり、キャサリン皇太子妃(42)のガン公表後、初となる公の場への登場が大きな注目を集めた。
ガンと闘うキャサリン皇太子妃(42)と家族をサポートするため、表だった公務から離れているウィリアム皇太子(41)。
2024年4月11日(現地時間)、長男ジョージ王子(10)とともに、英バーミンガムにあるアストン・ヴィラのホームスタジアム、ヴィラ・パークを訪れ、「ヨーロッパ・カンファレンス・リーグ」準々決勝第一レグ、仏リールとの試合を観戦。「ボーイズ・ナイトアウト」を楽しんだと米誌『PEOPLE』は報じた。
英誌『HELLO!』によると、ウィリアム皇太子とジョージ王子は試合開始後、緊張した面持ちだったが、アストン・ヴィラが先制点を決めると、ウィリアム皇太子が立ち上がって拍手する一幕も。
ジョージ王子は、クラブのカラーであるブルーとクラレット(ワイン色)のロゴ入りマフラーを身につけ、父親と笑顔で話をしながら、選手たちを応援する姿が生中継のカメラに映し出された。
あるロイヤルファンのXへの投稿によると、この日はチャールズ国王(75)の名付け子でもある銀行家エドワード・トルマーシュ(47)の息子ラルフ・トルマーシュ(13)も一緒だったようだ。彼は昨年のチャールズ国王の戴冠式でジョージ王子とともにページ・オブ・オナーを務めた一人である。
英紙『The Daily Mirror』の姉妹紙『SUNDAY PEOPLE』の記者が試合後、ウィリアム皇太子に試合の感想について尋ねることに成功。試合は2-1でアストン・ヴィラが勝利したが、ウィリアム皇太子は「2-0ならもっとよかったですね」と答えたという。
さらに「ジョージ王子はいまやクラブのファンですか?」と同記者が尋ねたところ、「そうなんだ、彼はクラブを愛しているよ」と父子で同じクラブを推していることを明かしたそう。
イングランドサッカー協会(FA)の会長でもあるウィリアム皇太子は、『HELLO!』によると、小学生の頃から熱心なアストン・ヴィラのサポーターとして知られている。これまでに何度も試合観戦する姿が目撃されており、ジョージ王子とヴィラ・パークを訪れるのは、2019年、2023年に続き、今回が3度目。
英紙『The Sun』によると、ウィリアム皇太子は地元ロンドンのクラブや有名なビッグクラブではなく、アストン・ヴィラのファンになった理由を、以下のように語ったことがあるという。
「昔、学校でサッカーに夢中になって、クラブを探し回ったんだ。学校の友達はみんなマンチェスター・ユナイテッドかチェルシー、どちらかのファンだった。でも私は人気チームは推したくなかった。もっと感情を揺さぶられる、ジェットコースターのような瞬間を与えてくれる中堅どころのチームがよかったんだ。アストン・ヴィラには常に素晴らしい歴史があった」。
そんなウィリアム皇太子は、4月10日(現地時間)、キャサリン妃のガン公表後、初めてSNSに復帰したことも大きな話題に。
それは女子サッカーイングランド代表の引退を発表したレイチェル・デーリー選手(32)への感謝を綴った投稿だったが、彼女の所属チームもアストン・ヴィラである。
同選手をメンションし、代表での活躍に感謝した後、「ヴィラでのゴールはまだまだある!」と綴ったウィリアム皇太子。個人的なメッセージであることを示すために「W」と署名している。
現在、ウィリアム皇太子一家はキャサリン妃の療養のため、ノーフォークにある別邸アンマー・ホールで過ごしていると伝えられる中、ウィリアム皇太子が義母キャロル・ミドルトン(69)を地元のパブへ連れて行ったと英紙『Daily Mail』が報じた。
同紙コラムニスト、リチャード・イーデンによると、イースター休暇中、キャロルは夫マイケル・ミドルトン(74)とともに皇太子夫妻のもとに滞在しているとのこと。
4月10日(現地時間)、「ヘンリー王子(39)は2020年にメーガン妃と“身の危険を感じて”英国を脱出したというが、兄のウィリアム皇太子はごく普通の生活を楽しむことができているようだ」と綴ったイーデン氏。「確かに、彼は先週末、義母とノース・ノーフォークのパブに立ち寄ったと聞いています」と明かした。
さらに「大騒ぎすることもなく、とても控えめなものでした。彼はただパブに入ってきて、通り抜けただけ。彼はキャロル・ミドルトンと一緒にいたようです」とイーデン氏は常連客の言葉を引用。キャサリン妃の姿は「見当たらなかった」と付け加えている。
ウィリアム皇太子が公務に復帰するのは、子どもたちがイースター休暇を終えてからになる見込みで、学校は4月17日(現地時間)に再開する予定だという。
ケンジントン宮殿は公式声明で「皇太子は妻と家族のサポートと公務の両立を、今年の初めから行なっている通り、続けていく予定です」と伝えている。
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