17年ぶりの復縁で世間を騒がせた“ベニファー”ことベン・アフレック(50)とジェニファー・ロペス(53)や、裁判での再会を機に復縁を望む声が続出しているジョニー・デップ(59)とケイト・モス(48)など、別れた後も絶大な人気を誇るセレブカップルたちの話題がさかんな近年。
そんな「伝説のカップル」たちが注目を集める一方で、意外にも忘れられているビッグカップルの存在も。
共演がきっかけで交際を始めたトム・クルーズ(60)とペネロペ・クルス(48)。数多くの俳優を虜にしたペネロペの魅力に、大スターのトムもぞっこんに! レッドカーペットでは仲睦まじい姿を披露するも、宗教観の違いが原因で破局を迎える。
交際期間は約8年間に及ぶものの、意外と知られていないのがミラ・クニス(39)とマコーレー・カルキン(42)。ともに子役からキャリアをスタートさせたふたりだが、交際当時はマコーレーの知名度が格段に上。破局後、ミラは大スターと交際することの大変さを告白した。
キュートな若手俳優カップルとして人気を集めたジェイク・ギレンホール(42)とキルスティン・ダンスト(40)は、破局が明らかになると、多くのファンから悲しみや復縁を希望する声が続出。別れを切り出したのはキルティンだったそうで、当時は若さから、先に進む心の準備ができなかったと明かしている。
その他にも、「あんな大物同士が!?」とびっくりするカップルが続々。総勢20組の出会いのきっかけや、別れの理由を一挙ご紹介!
長年トップスターとして君臨し続けているトムが、まだ駆け出しの頃に付き合っていたのが、16歳年上のシェール。シェールが主演する映画のオーディションにトムが参加し、出会ったふたり。すでに人気歌手だったシェールは業界の大物にトムを紹介していたそうで、シェールとの交際がトムのブレイクにつながったという説も!
シェールは後のインタビューで、トムを「愛らしい人。今まで付き合った男性の中でトップ5に入る」と大絶賛。再会した際には、笑顔でハグを披露している。
トムはニコール・キッドマン(54)との離婚後、『バニラ・スカイ』(2001年)で共演したペネロペに夢中になり交際をスタート。レッドカーペットでもラブラブな姿を見せ、ハリウッドのホットなカップルとして常に注目を浴びていたものの、約3年後に破局した。
その原因と言われているのが、トムが信仰しているサイエントロジー。敬虔な仏教信者であるペネロペはトムのために仏教の信仰を捨てることができず、ふたりは別離を選んだよう。
ニコール・キッドマン(55)&レニー・クラヴィッツ(58)
一方、ニコールはトムとの離婚後、歌手のレニーと交際。2003年から2004年にかけてと期間は短かったものの、ふたりは同棲&婚約をするほどの真剣ぶりだった。
当時13歳だったレニーの娘、ゾーイ・クラヴィッツ(34)も一緒に暮らしていたそうで、ゾーイは「ニコールは私をよく映画に連れて行ってくれたりした。とても優しい人」と語っている。しかしニコールいわく「ふたりとも(再婚する)心の準備ができていなかった」ため、結婚には至らなかったそう。
グウィネス・パルトロウ(50)&ベン・アフレック(50)
昨年ジェニファー・ロペス(53)と復縁し、ホットな話題を振り撒いているベンが、ジェニファーと1度目の交際の前に付き合っていたのがグウィネス。1997年に交際を始めたふたりは破局&復縁を繰り返し、2000年に破局した。
グウィネスは後に「当時の彼は、真剣交際するには適していない状況だった」と語り、関係があまり良くなかったことを仄めかしたが、友人としての関係はキープ。ベンとジェニファーが復縁後、2021年のベネチア国際映画祭でレッドカーペットデビューを果たすと、インスタグラムに投稿されたツーショットにグウィネスが「素敵!」とコメント!
ウィノナ・ライダー(51)&マット・デイモン(52)
ベン・アフレックの大親友として知られるマット。当時ベンと付き合っていたグウィネス・パルトローが、親友のウィノナをマットに紹介したと言われている。美男美女カップルとしてメディアを大いに騒がせたものの、交際中にウィノナとグウィネスが仲違い。その影響もあってか、ウィノナとマットの交際も約2年で終焉を迎えた。
ミラ・クニス(39)&マコーレー・カルキン(42)
現在はアシュトン・カッチャー(45)の妻で2児の母親でもあるミラが、18歳から交際していたのが、『ホーム・アローン』シリーズでお馴染みのマコーレー。約8年間交際するも、当時のふたりは交際について多くを語らなかった。
しかし後にミラが、「彼はものすごく有名人で、一緒に道を歩くことすらできなかった」と、熱狂的なファンを持つマコーレーとの交際の難しさを告白。さらに「本当にひどい別れ方をした。私が悪かった。20代の私は未熟だったと、やっと受け止められるようになった」と、自分が原因で別れに至ったことも明かしている。
レネー・ゼルウィガー(53)&ブラッドリー・クーパー(48)
映画『ケース39』(2009年)の共演がきっかけで交際を始め、一時は同棲もしていたレネーとブラッドリー。ブラッドリーは「彼女を愛している。一緒に演技するのが楽しみで、彼女から多くのことを学んでいるよ」と語るほどレネーにベタ惚れだったものの、約2年間の交際の後に破局。2020年のアカデミー賞授賞式で再会した際に談笑する姿がキャッチされ、友好的な別れであったことが明らかに。
ヘレン・ミレン(77)&リーアム・ニーソン(70)
ベテラン俳優として活躍するヘレンとリーアムは、実はロンドンで活動していた1980年代に交際していた過去が。出会いは、リーアムの映画デビュー作品『エクスカリバー』(1981年)での共演。リーアムがヘレンに一目惚れし、4年間同棲していたものの、リーアムがハリウッドに進出すると同時に同棲を解消。2018年にはTV番組で共演し、過去の同棲話を語っており、今でも友好関係は続いているよう。
サンドラ・ブロック(58)&ライアン・ゴズリング(42)
映画『完全犯罪クラブ』(2002年)の共演で恋に落ち、2002年に交際を始めたサンドラとライアン。当時、新進気鋭の俳優だったライアンは20歳で、サンドラとは16歳差!
当時、インタビューで「(ライアンとは)“ただの”友達か」と聞かれたサンドラは、「“ただの”という言葉を付けると、少し嘘になると思う」と濁すも、ライアンが出演する映画のプレミアでは親密な姿を披露! 交際期間は1年と長くはなかったが、後にライアンがサンドラを「最高な女性のひとり」とベタ褒めするなど、ふたりの相性は良かったよう。
キャメロン・ディアス(50)&ジャレッド・レト(51)
恋人を献身的にサポートし、交際が長続きすることで知られるキャメロン・ディアス。そんな彼女が1999年から4年ほど付き合っていたのがジャレッド。ジャレッドが主演映画『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000年)の役作りのために減量した際、キャメロンは2カ月にも及ぶ禁欲生活に付き合ったとか!
2003年にはキャメロンが左手薬指にダイヤの指輪を着けていたことから婚約説が浮上するも、同年に破局。理由はキャメロンの順調なキャリアに嫉妬したジャレッドが音楽活動にのめり込み、ふたりで過ごす時間が減ったからだと言われている。
ケイト・ボスワース(40)&オーランド・ブルーム(46)
2002年の当時、ハリウッドの若手セレブカップルとして大きな注目を浴びていたオーランド&ケイト。たまたま居合わせたコーヒーショップで挨拶を交わし、その後『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002年)のプレミアで再会したことを機に交際へと発展した。
しかしオーランドが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで爆発的な人気を得ると、メディアやファンによる過剰な報道や追跡にケイトが困惑。さらに離れ離れの時間が増え、破局&復縁を繰り返すも、約3年間でピリオドを迎えることに。
サンドラ・ブロック(58)&マシュー・マコノヒー(53)
映画『評決のとき』(1996年)での共演をきっかけに、2年間交際していたマシューとサンドラ。しかし破局後もマシューは「僕たちは友達」と語り、良好な関係を維持。その秘訣について、サンドラは「(良い関係を保つために)お互いが努力したから。マシューは愛で溢れていて、私のことをいつも気にかけてくれる。彼が結婚したとしても、私たちは親友のままでいられる」とコメントした。
実際、サンドラはマシューの妻のカミラ・アルヴェス(41)と仲良く写真撮影する姿をキャッチされたことがあり、元カップルとしては理想の関係と言えそう!
ジャネット・ジャクソン(56)&マシュー・マコノヒー(53)
2002年に行われたグラミー賞授賞式で出会ったジャネットとマシュー。当時、人気最盛期の歌姫ジャネットと人気俳優のマシューというビッグカップル誕生にメディアは大騒ぎしたものの、マシューは「ただの友達」と交際を否定。
一方でジャネットは、「私たちはデートしていた。ほんの一瞬だけど、恋人だった」と語り、交際を肯定! マシューはしばらく経った2019年に「一度だけデートでディナーに行った。それだけだ」とデートしたことは認めるも、交際は依然として否定した。
キルスティン・ダンスト(40)&ジェイク・ギレンホール(42)
ジェイクの姉、マギー・ギレンホール(44)を介して出会い、2002年に交際を始めたふたり。若手実力派俳優同士ということもあり、ホットなカップルとしてファンやメディアから人気を集めていたものの、約2年間の交際で破局。
後にキルスティンは、「(当時はまだ)22歳で婚約する準備ができてなかった。ジェイクと私の間にある感情は、とてもスペシャルなまま」と語ったが、復縁には至らなかった。
ナタリー・ポートマン(41)&ジェイク・ギレンホール(42)
ジェイクがキルスティンと別れた後、熱愛がささやかれた相手は、知性派俳優のナタリー・ポートマン(41)。仲良くデートする姿がキャッチされたが、当時ナタリーは俳優のアンディ・サムバーグ(44)とも恋の噂があり、二股交際疑惑が浮上。
するとナタリーは、インタビューでジェイクを「今まで一緒に仕事をした中でも、とくに素晴らしい人だと思う。ユーモアのセンスがあって、家庭内での問題をうまく解決する方法も知っている。傷のついた棚を直すこともできるし、ギターも弾けて、歌も上手。子どもも犬も、誰もが彼のことが好きになる。完璧な男性」とベタ褒めするも、「でも恋愛の対象にはならない」とバッサリ! デートしたものの、真剣交際にはならなかったことを強調したかったみたい!?
リヴ・タイラー(45)&ホアキン・フェニックス(48)
映画『秘密の絆』(1997年)で出会い、当時19歳だったリヴが「会った瞬間、恋に落ちた」とホアキンに一目惚れして交際がスタート。旬の若手俳優カップルとして熱い支持を受けたものの、約2年間の交際の末に破局。
後にホアキンは、「僕たちは互いに、より良い関係を築くために努力するのを止めてしまった。まだ大きな愛はあったけれど、先へ進もうとせず、別れるという判断をしたんだ」と互いの決断だったと説明。その言葉通り、破局後も仲良く談笑する姿が度々キャッチされている。
ファーギー(47)&ジャスティン・ティンバーレイク(42)
モテ男として名を馳せたジャスティンがブリトニー・スピアーズ(41)と交際する前、駆け出しの頃に付き合っていたのがファーギー。当時ジャスティンは16歳で、6歳上のファーギーは交際の申し込みを一度は拒否したものの、ジャスティンの猛アタックに負けて交際スタート。
結局、年の差や性格の不一致が原因で、数カ月で破局した。ファーギーはその後「ハワイにも一緒に行ったけど、真剣な関係じゃなかった」と公言。そんなカジュアルな交際だったからこそ、互いに恨みつらみもないようで、後にコラボも実現!
アラニス・モリセット(48)&ライアン・レイノルズ(46)
意外な組み合わせとも思える俳優のライアンと、アーティストのアラニス。ふたりは2002年にドリュー・バリモア(48)の誕生日パーティーで出会い、カナダ出身という共通点から意気投合。翌年に婚約し、レッドカーペットではキスを披露するほどのアツアツぶりだった。
しかし婚約から3年後に破局を迎え、その後、ライアンはスカーレット・ヨハンソン(38)と交際。アラニスはライアンとの別れについて歌った曲で、関係を公にし過ぎたことが破局の原因であったことを明らかに。
ケイト・ハドソン(43)&アレックス・ロドリゲス(47)
スポーツ界きってのモテ男として知られるアレックスが、2009年に前妻と離婚した後、デートを重ねていた相手がケイト。交際を公に認めてはいないものの、ケイトはアレックスの試合を度々観に行き、報道陣の前で堂々とキスを披露したことも。
しかしそんなアツアツな状態は長くは続かず、8カ月で終了。理由は、アレックスが過去に付き合っていたマドンナ(64)を忘れられず、マドンナに電話をしたり、メッセージを送ったりしていたことにケイトが激怒したからだとか!
キム・カーダシアン(42)&ニック・キャノン(42)
マライア・キャリー(53)の元夫として知られるニックと、当時まだ無名だったキムが交際していたのは、2006年9月から2007年1月。破局した翌月にレイ・ジェイ(42)とのセックステープが流出し、一躍人気セレブとなったキムだが、実はこのセックステープが原因で破局したことをニックが暴露!
ニックは「僕がセックステープについて聞くと、彼女はそんなテープは無いと言った」と明かすも、「キムが正直に話していたら、別れずに、“出会う前のこと”として済ませていたかもね。だって、キムはとても素敵な女性だから」とキムの人柄を讃えた。