2024.01.05

マッツ・ミケルセンなどイケオジセレブの活躍も色気も止まらない! 2024年ますます推したい10人

ルックスはもちろん、内面や言動もイケてるオジさんこと“イケオジ”。最近、還暦を迎えた“永遠のイケメン”ブラッド・ピットから、ハリウッド・イケオジ界の新星マッツ・ミケルセンまで、2024年ますます推したい注目のイケオジセレブNow&Thenをご紹介!

衰え知らずな色気とオーラでトップスターの座にカムバック!:ケビン・コスナー(68)

ケビン・コスナー
1985年8月、『ファンダンゴ』で主役を演じた頃のケビン Photo:Getty Images

1987年、出世作『アンタッチャブル』で主役に抜擢されたときにはすでに30代と、ハリウッドでは遅咲きでトップスターの仲間入りを果たしたケビン・コスナー(68)。

歴史的名優ゲイリー・クーパー(享年60)の再来と言われ、“世紀のイケメン”と称されたケビンは、野球を題材としたファンタジー映画『フィールド・オブ・ドリームス』(1989)で好感度を上げ、歌手ホイットニー・ヒューストン(享年48)と共演した『ボディガード』(1992)で人気爆発。監督、制作、主演を務めた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990)ではアカデミー賞最優秀作品賞と監督賞を獲得し、オスカー監督兼俳優という輝かしい地位を得た。

ケビン・コスナー、クリスティーン・バウムガートナー
おしどり夫婦として知られていたケビンとクリスティーン。2022年3月、米誌『Vanity Fair』オスカーパーティーにも仲良く出席 Photo:Getty Images

その後、不倫スキャンダルが発覚し、“正義感溢れるヒーロー”のイメージが崩壊。キャリアは低迷するも、地道に俳優業を続けていたケビンは人気ドラマシリーズ『イエローストーン』(2018〜2023)で大復活! 2022年SAGアワードの授賞式では、全盛期とほぼ変わらないビジュアルと、衰え知らずな色気とオーラで世間をあっと驚かせた。

しかし2023年5月、突然ドラマの打ち切りが報じられ、ほぼ同じタイミングで、18年間連れ添ったクリスティーン・バウムガートナー(49)との離婚を発表。元妻の婚前契約違反や高額な養育費の請求など、4か月半にわたる泥沼離婚劇が大きな話題に!

ケビン・コスナー
2023年2月、グラミー賞関連のイベントでイケオジぶりを発揮したケビン Photo:Getty Images

英サイト『Woman & Home』によると、同年9月、正式に離婚が成立する前日、ケビンがインスタグラムに投稿した渋いニット姿の“イケオジ”写真に、「すごくセクシー」、「地球上で最もハンサムな男性」、「マッチングアプリでケビンを見つけるには、まだ早いかしら?」などのコメントが殺到。独身に戻ったからか(?)ますます女性ファンを夢中にさせているケビン。

同年11月には俳優リース・ウィザースプーン(47)とのロマンスの噂が浮上し、リースの代理人が「完全なる捏造」と否定する騒ぎも。70代を前に高いイケメン保持力を誇るケビンが、次にどんな女性と恋に落ちるのか、世間も気になっているようだ。

新たな魅力を開花させて、ますます人気上昇中:ヒュー・グラント(63)

ヒュー・グラント
2001年4月、『ブリジット・ジョーンズの日記』のプレミアに出席 Photo:Getty Images

名門オックスフォード大学出身の元祖“英国紳士”俳優ヒュー・グラント(63)。1987年、男子学生の禁断の恋を描いた映画『モーリス』で、その美青年ぶりが大きな注目を集めた後、1994年『フォー・ウェディング』が大ヒット。

続いて、『ノッティングヒルの恋人』(1999)、『ラブ・アクチュアリー』(2003)など数々の人気作に出演し、“タレ目”が印象的な甘いマスクと知性漂うユーモラスな演技で世界中の女性を魅了。さまざまなタイプの“ハンサムだけど、ちょっとダメ男”を演じ、“ロマコメの帝王”として君臨してきた。

近年は『パディントン2』(2017)でどこか憎めない悪役を演じたり、ニコール・キッドマン(56)と夫婦役を演じたドラマ『フレイザー家の秘密』(2020)ではサスペンスに挑戦したりと、新たな魅力を開花させている。

マッツ・ミケルセンなどイケオジセレブの活の画像_5
2021年4月、妻アナ・エリザベット・エーベルシュタイン(44)と英国アカデミー賞授賞式に登場 Photo:Getty Images

米誌『Entertainment Weekly』によると、『ラブソングができるまで』(2007)で共演したドリュー・バリモア(48)が司会を務める『ドリュー・バリモア・ショー』に出演した際、ロマコメ卒業の理由について質問されたヒュー。

「ロマンティック・コメディをやるには、年をとりすぎているし、太って、醜くなったのは明らかだ」と自虐発言! 「だからもっと興味深い作品のオファーを受けるようになった」と説明し、さらに年を重ねたことで仕事がより充実し、それが演技力の向上につながっているとも。「少しよくなったよ。子どもができて、結婚して、ハッピーになってからは、少しはマシになったね」と独特のシニカルな言い回しで付け加えた。

ヒュー・グラント、ティモシー・シャラメ、オリヴィア・コールマン
2023年11月、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ロンドン・フォトコールにて Photo:Getty Images

現在公開中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で謎の小人ウンパルンパを演じたヒューは、ティモシー・シャラメ(28)が演じる主人公ウォンカと軽妙な掛け合いを披露。コミカルな中にも、持ち前の紳士な身のこなしで抜群のインパクトを残した。キャラの立ったクセ強めな役どころでも、イケオジオーラを漂わせるヒューから、引き続き目が離せない!

悪役なのに好きにならずにいられない!北欧の至宝:マッツ・ミケルセン(58)

マッツ・ミケルセン
2023年6月、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のロサンゼルス・プレミアにて Photo:Getty Images

ハリウッドのダンディ俳優界に彗星のごとく現れた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン(58)。2023年は5月に大阪、12月は東京の通称「コミコン」に登場し、ファンサービスを大盤振る舞い。

数々の悪役を演じてきた強面なイメージとはうって変わった気さくな雰囲気とお茶目な魅力で、日本のファンを熱狂させ、SNSを大いに賑わせた。

マッツ・ミケルセン
2003年1月、主演作『しあわせな孤独』がプレミア上映されたサンダンス映画祭にて Photo:Getty Images

デンマーク出身のマッツはもともと体操選手で、10年間コンテンポラリーダンサーとして活動し、1996年に犯罪映画『プッシャー』で映画デビュー。麻薬密売人を演じて、瞬く間にトップスターとなり、本国では最もセクシーな俳優に何度も選ばれるほどの人気に。

ハリウッドで有名になったのは、ダニエル・クレイグ(55)が「ジェームズ・ボンド」シリーズに初登場した『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)。当時40歳だったマッツはサディスティックな敵役ル・シッフルを演じ、世界的に高い評価を得た。

人気を不動のものにしたのはテレビシリーズ『ハンニバル』(2013〜2015)で、主人公ハンニバル・レクター博士を演じ、日本でも大ヒット。残酷な殺人鬼役にもかかわらず、ほれぼれするほどの美しさと色気で多くのファンを魅了した。

マッツ・ミケルセン
2023年1月、ミラノ・メンズウェアのエルメネジルド・ゼニアのショーではダンディなブラックルックを披露 Photo:Getty Images

2016年マーベル映画『ドクター・ストレンジ』では闇の魔術師カエシリウス役を好演。2020年、ジョニー・デップ(60)が演じていた『ファンタスティック・ビースト』シリーズのグリンデルバルド役を引き継ぎ、2023年公開の『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』でインディの最後の宿敵となったドイツ人科学者を演じて、すっかりメジャー作品の常連に。

米サイト『Deadline』によると、気になる次回作は80年代を舞台にしたファミリーホラー映画で、『ハンニバル』のブライアン・フラー監督(54)が手掛ける『Dust Bunny(原題)』とのこと。マッツのキャラクターはまだ明かされていないが、今なお復活が望まれる人気シリーズの再タッグとあって、ファンの期待は高まっているようだ。

驚異的な美しさの秘訣に注目が集まる、永遠のハンサムガイ:ブラッド・ピット(60)

ブラッド・ピット
2003年3月、ジュリア・ロバーツ(56)主演『エリン・ブロコビッチ』のプレミアにて Photo:Getty Images

1991年に公開された映画『テルマ&ルイーズ』でヒッチハイカーのJ.D.役を演じ、眩しいほどのイケメンぶりで主人公テルマのみならず、世界中をメロメロにしたブラッド・ピット(60)。以来、30年以上にわたり、ハリウッドを代表するスター俳優として活躍を続け、年を重ねるごとにその人気も美しさもパワーアップ! 

2023年7月、ウィンブルドン観戦中をキャッチされた際には、年齢を感じさせないルックスでファンに衝撃を与え、「むしろ若返っているのでは?」とSNSは騒然。ブラッドが『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)で演じた、年をとるごとに若返っていく主人公になぞらえ、「まさにベンジャミン・バトンだ」との声が続出した。

ブラッドの驚異的な美の“秘訣”については、多くの憶測が飛び交っているが、米誌『People』によると、2022年9月、自身のスキンケアブランド、ル・ドメーヌをローンチしたときのインタビューで、「加齢から逃げたくはない」と発言。健康的に年を重ねるべきだと語っており、元恋人グウィネス・パルトロウ(51)にアドバイスしてもらっていることなども明かしたそう。

ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー
2023年2月、『Wolves』の撮影現場でジョージ・クルーニーとリンクスタイルを披露するブラッド Photo:Getty Images

昨年よりジュエリーブランドの重役で、デザイナーの新恋人イネス・デ・ラモン(31)との交際でもネットを賑わせているブラッド。2023年12月、記念すべき60歳のバースデーはパリのブルガリホテルで、イネスとロマンティックに祝ったと報じられており、還暦を迎えてなお、恋愛も絶好調! 

米サイト『Deadline』によると、2024年は“イケオジの代名詞”ジョージ・クルーニー(62)と共演する『Wolves(原題)』が9月に全米公開されることが決定しているほか、ブラッドがクールなレーシングスーツ姿を披露するF1映画も製作中とのことで、今年も公私ともに話題を振りまいてくれそうだ。

ルックスだけでなくハートもハンサムなハリウッドNo.1紳士:キアヌ・リーブス(59)

キアヌ・リーブス
2023年3月、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のロサンゼルス・プレミアにて Photo:Getty Images

数々の“いい人”伝説を残し、ルックスだけでなく、ハートもイケメンなことで知られる俳優のキアヌ・リーブス(59)。ラーメン好きな親日家としても知られ、容姿も性格も飾り気がなく、スターらしからぬ言動で愛される“ハリウッドの聖人”は、1985年の『レッティング ゴー』で映画デビュー。

1989年に主演を務めたコメディ映画『ビルとテッドの大冒険』が続編も登場するほどのヒットとなり、一気に知名度がアップ。1991年パトリック・スウェイジ(享年57)と共演した『ハートブルー』では麗しいサーファー姿を披露した。

キアヌ・リーブス
2003年10月、『マトリックス レボリューションズ』のロサンゼルス・プレミアに出席 Photo:Getty Images

同年、青春ロードムービー『マイ・プライベート・アイダホ』で親友リヴァー・フェニックス(享年23)と共演すると、当時若手2大スターの繊細な演技はもちろんのこと、その美少年ぶりに視線集中! 息をのむほどの美しさで、世の女性たちをうっとりさせた。

その後、1994年『スピード』の大ヒットで一躍、世界的なスターの仲間入りを果たし、続く1999年のSFアクション映画『マトリックス』の爆発的ヒットで人気を不動のものに。3部作および2021年公開の続編にも主演し、キアヌの俳優人生を代表する作品となった。

キアヌ・リーブス
2023年11月、恋人と手を繋いで「2023 LACMA Art+Film Gala」に登場 Photo:Getty Images

最近は長年の恋人でアーティストのアレクサンドラ・グラント(50)とのラブラブぶりも話題を呼んでいるキアヌ。2014年『ジョン・ウィック』公開以来、人気アクションシリーズとなった第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が2023年に公開され、シリーズ最大の興行収入を記録。

さらにアナ・デ・アルマス(35)主演のスピンオフ作品『Ballerina(原題)』が、今年6月に全米公開決定。英メディア『Daily Mail』によると、アナが米トーク番組でキアヌと激しい格闘シーンを演じたことを明かしており、近々また“ジョン・ウィック”に会えることは間違いなさそうだ。

憂いに満ちた表情は50オーバーの今も健在!:イーサン・ホーク(53)

イーサン・ホーク
2022年3月、マーベルのドラマシリーズ『ムーンナイト』で悪役を演じたイーサンはプレミアに出席 Photo:Getty Images

ホラー映画からマーベル作品まで、多彩なジャンルに出演する俳優で、監督、作家などの顔を持ち、マルチな才能を発揮するイーサン・ホーク(53)。

オバマ元大統領夫妻が製作総指揮を担当したNetflixのミステリー映画『終わらない週末』(2023)でジュリア・ロバーツと共演し、90年代から活躍を続ける2大スターが夫婦役を演じたことで話題を呼んだばかり。

イーサン・ホーク
1993年ニューヨークでキャッチされたイーサン Photo:Getty Images

米テキサス州出身のイーサンはもともと作家を目指していたが、学生時代に演劇を始めたことをきっかけに演技の道に進み、1985年に映画『エクスプロラーズ』でデビュー。

一旦、学業に戻るも1989年、ヒューマンドラマの感動作『いまを生きる』で注目を集め、1994年、青春映画の名作『リアリティ・バイツ』でスターの仲間入り。憂いに満ちた表情で、夢と現実の間で揺れる若者を演じ、多くの女性の心をときめかせた。

1995年、『恋人までの距離(ディスタンス)』で高い評価を得たイーサンは、2004年に続編『ビフォア・サンセット』、2013年、さらなる続編『ビフォア・ミッドナイト』では脚本も手掛け、多くの脚本賞を受賞。2014年『6才のボクが、大人になるまで。』では2度目のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。

イーサン・ホーク、マヤ・ホーク
2023年11月、ストックホルム国際映画祭で親子でタッグを組んだ映画『ワイルドキャッツ』を発表した Photo:Getty Images

プライベートではSFサスペンスの傑作『ガタカ』(1997)で共演したユマ・サーマン(53)と1998年から2005年まで結婚。ユマとの間に生まれた娘マヤ(25)、息子レヴォン(21)はともに俳優で、特にマヤは人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』(2016)のロビン役でブレイク後、話題作に出演するなど絶賛活躍中。

父娘は仲がよいことで知られ、昨年は父が監督、娘が主演で映画『ワイルドキャッツ』(2023)も製作している。なお、イーサンは現妻ライアンとの間にクレメンタイン(15)とインディアナ(12)という2人の娘がおり、米誌『Variety』の親子対談でのマヤの発言によると、ホーク家は「退屈でマイナーなカーダシアン家みたい」なのだとか!

貫禄溢れるルックスと凄まじい演技力を誇る個性派俳優:ホアキン・フェニックス(49)

ホアキン・フェニックス
2005年9月、トロント国際映画祭に出席したホアキン Photo:Getty Images

2000年公開の『グラディエーター』で、ラッセル・クロウ(59)が演じる主役の宿敵ローマ皇帝コモドゥス役を演じて注目を集め、2019年、「史上最高」と絶賛された『ジョーカー』での凄まじい演技でアカデミー主演男優賞をはじめ、数々の賞を受賞。個性派俳優として確固たる地位を築き、唯一無二の存在感を放つ名優ホアキン・フェニックス(49)。

彫りの深い端正な顔立ちにヒゲをたくわえ、年を重ねるごとにいい味を出し、イケオジ街道まっしぐらなホアキンは、『スタンド・バイ・ミー』(1986)などの名作を残す伝説のイケメン俳優リヴァー・フェニックス(享年23)の実弟。兄について多くを語らないことで知られているが、あるスピーチで、演技の道を選んだのは兄の勧めだったことを明かしている。

2013年、『her/世界でひとつの彼女』で初共演したルーニー・マーラ(38)と2016年より交際を始め、2020年9月には第一子となる男児が誕生。早世した兄の名リヴァーと名付けたことも大きな注目を集めた。

ホアキン・フェニックス
2023年11月、主演作『ナポレオン』のUKプレミアにて Photo:Getty Images

貫禄溢れるダンディなルックスながら、青い瞳を少年のように輝かせるナイスミドルの代表格ホアキンは、一風変わった作品への出演や怪演が有名だが、2021年『カモン カモン』では不器用だけど心温かな叔父さんぶりで世間をほっこりさせたことも記憶に新しい。

2023年は『グラディエーター』以来となる、リドリー・スコット監督(86)作『ナポレオン』での演技も高く評価され、2004年2月16日からは次々とヒット作を飛ばすA24の新作『ボーはおそれている』が全国公開に。さらにファン待望の『ジョーカー』続編も控えている!

ルックス、知性、演技力に良きパパの魅力が加わりパワーアップ!:ブラッドリー・クーパー(49)

ブラッドリー・クーパー
2006年3月、『恋するレシピ〜理想のオトコの作り方〜』のニューヨーク・プレミアでのブラッドリー  Photo:Getty Images

185cmと高身長で、青い瞳とすっと鼻筋の通った高い鼻が印象的なブラッドリー・クーパー(49)。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身で、名門ジョージタウン大学を優秀な成績で卒業。交換留学の一環としてフランスに6か月滞在したことがあり、フランス語も話せるという。

俳優としての初仕事は、1998年『セックス・アンド・ザ・シティ』シーズン2第4話で、サラ・ジェシカ・パーカー(58)演じるキャリーの夜遊び中のお相手という役どころ。

ブラッドリー・クーパー
2023年4月、人気キャラクター、ロケットの声優を務めるブラッドリーは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』のワールドプレミアに出席 Photo:Getty Images

その後、2009年『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』で大ブレイクし、2011年11月、米誌『People』恒例の「最もセクシーな男性」にも選ばれた“賢いイケメン”ブラッドリー。

2015年公開の『二ツ星の料理人』では天才シェフ役を演じており、料理の腕前もプロ級とか。2018年主演兼初監督を務めた『アリー/ スター誕生』で、アカデミー賞をはじめ、多くの賞にノミネートされ、実力派俳優兼監督の地位を確立した。

私生活では離婚経験があり、キャメロン・ディアス(51)やレネー・ゼルウィガー(54)など、華やかな恋愛遍歴で知られたが、2015年から交際を始めたイリーナ・シェイク(37)との間に2017年、娘レア(6)が誕生。カップルは2019年に破局したものの、共同親権を持ち、一緒に子育て中。

ブラッドリー・クーパー、レア・クーパー
2023年12月、賞レースの注目作『マエストロ:その音楽と愛と』のロサンゼルス・プレミアに愛娘レアと登場 Photo:Getty Images

2023年12月、Netflixで配信開始された最新作『マエストロ:その音楽と愛と』では、ブラッドリーが演じる指揮者レナード・バーンスタイン(享年72)の長女の幼少期をレアが演じ、父娘共演を果たした。

同作のロサンゼルス・プレミアに親子で仲良く登場したほか、英『Mail Online』によるとニューヨークで記者会見中、娘の学校から電話があり、ブラッドリーが途中退席するという一幕も! いまや“素敵なパパ”な一面も魅力のひとつとなっているようだ。

透き通るような青い目が放つ強烈な眼差しに心を奪われる!:キリアン・マーフィー(47)

キリアン・マーフィー
2005年6月、『バットマン ビギンズ』のロンドン・プレミアに出席 Photo:Getty Images

2024年日本公開が決定した話題作『オッペンハイマー』で、オスカー最有力の呼び声も高い、アイルランド出身の俳優キリアン・マーフィー(47)。

2002年ダニー・ボイル監督(67)の『28日後…』でブレイクを果たした後、クリストファー・ノーラン監督(53)の『ダークナイト』(2008)三部作、『インセプション』(2010)、『ダンケルク』(2017)で重要な脇役を演じてきたキリアンは、ノーラン監督6作目にして初めて主役として出演。

原子爆弾の開発を主導し、後に自分が生み出したものが広島と長崎に甚大な被害を及ぼしたことに苦悩するアメリカ人物理学者J.ロバート・オッペンハイマー(享年62)を演じた。

米サイト『USA TODAY』によると、小柄でハンサムだったことで知られるオッペンハイマーと、キリアンは身体的にも似ており、透き通るような青い目が放つ強烈な眼差しまでそっくりだったのだとか。同サイトは本作でキリアンはオスカーの常連になるだろうと予想している。

キリアン・マーフィー
2023年7月、『オッペンハイマー』のUKプレミアでスーツのインナーにセクシーなシアーシャツを纏ったキリアン Photo:Getty Images

そんなキリアンのイケオジぶりが堪能できる代表作といえば、英国で爆発的ヒットを記録し、社会現象となった『BBC』のドラマシリーズ『ピーキー・ブラインダーズ』(2013〜2022)。

バーミンガムを舞台に、圧倒的なカリスマ性を武器にのし上がっていくギャング団のボス、トーマス・シェルビーを演じたキリアンは、シーズンを重ねるにつれ、渋みと凄みが増し、謎めいた雰囲気と独特の色気で多くの女性をトリコに!

またスリーピーススーツにハンチングをかぶるレトロなファッションや大胆なヘアスタイルを真似する男性ファンも続出、イベントが英国各地で開催されるなど、一大ブームを巻き起こした。

この冬、米誌『Variety』のマーゴット・ロビー(33)との対談で、同作に夢中というマーゴットに映画化の可能性について尋ねられ、「そのアイデアにはいつでも前向きです。もっと語るべきストーリーがあるのなら、といつも思っています」と返答したキリアン。ぜひ実現を期待したい!

どこか放っておけないオーラが心を掴んでやまない!:ライアン・ゴズリング(43)

ライアン・ゴズリング
2004年6月、『きみに読む物語』のプレミアに出席したライアン Photo:Getty Images

1993年ディズニー・チャンネルの『ミッキーマウス・クラブ』でデビューして30年後、2023年最大のヒット作『バービー』でケン役を演じ、長いキャリア史上最も脚光を浴びたと言っても過言ではないライアン・ゴズリング(43)。

子役から演技派へと転身し、2004年、最高の純愛映画と名高い『きみに読む物語』で生涯の愛を貫いた一途な青年を演じてブレイク。

ライアン・ゴズリング
2022年7月、ロンドンで行われたNetflixの映画『グレイマン』の特別上映会に出席 Photo:Getty Images

ハマり役と言われた『ブルーバレンタイン』(2010)での不器用で情けない夫ディーンから、悲哀が漂う『ブレードランナー 2049』(2017)の人造人間Kや今回のバービー人形の“添え物”的なケンまで、どこかピュアな男性を演じさせたら、右に出るものはいない!? 女性が放っておけないタイプの“愛され力”が持ち味とも言える。

パートナーの俳優エヴァ・メンデス(49)がライアンのことを「my man(私の男)」と綴ったインスタグラムの投稿に、あるファンがジョークで「our man(私たちの男)と言って! みんなが彼を愛しているから」とコメントした際には、エヴァも「あなたは正しい! 私たちの男ね」と返し、話題を呼んだ。

ライアン・ゴズリング、マーゴット・ロビー
2023年7月、ロンドンで開催された映画『バービー 』のヨーロッパ・プレミアで、バービー役のマーゴット・ロビーと Photo:Getty Images

ミュージシャンとして、バンド活動を行なっていたこともあるライアンは、2016年、ゴールデングローブ賞で主演男優賞に輝いた大出世作『ラ・ラ・ランド』でピアニスト役をこなし、『バービー』では歌って踊れるエンターテイナーとしての才能も披露。

コメディもアクションもドラマも、何でもできる実力派であることを作品ごとに証明し、その名声を次々と上書き中だ。

次回作『フォールガイ』は80年代の人気テレビシリーズ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』の映画化で、ライアンは主演兼製作を務め、第一線への返り咲きを狙うハリウッドのスタントマンを演じるという。日本では夏公開予定とのことなので、楽しみに待ちたい!

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