1.レオナルド・ディカプリオ、司会者にジョークのネタにされるも上機嫌
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今回、4冠を達成した映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』でミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされていたレオナルド・ディカプリオ(51)。授賞式のオープニングモノローグで司会者ニッキー・グレイザー(41)の辛辣なジョークの標的に!
「なんという素晴らしいキャリア。名だたる監督たちとの仕事で数々の名演を残し、ゴールデングローブ賞を3回、アカデミー賞まで受賞している」と切り出したニッキー。「最も驚くのは、それらすべてを恋人が30歳になる前に成し遂げたということです」と言って会場を沸かせると、レオナルド自身もうつむきながらにんまりと笑って余裕を見せた。レオナルドは30歳以下の女性としか付き合っていないことで有名で、現在は27歳のイタリア人モデル、ヴィットリア・チェレッティと交際中とされている。
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続けて「これは安っぽいジョークだった」とニッキーは謝罪し、レオナルドについて徹底的に調査したものの、今までで一番掘り下げたインタビューは1991年(当時17歳)のティーン誌 だったと観客に説明。そして本人に「あなたの好きな食べ物は今でも『パスタ、パスタ、そしてまたパスタ』ですか?」と質問すると、レオナルドはにっこり笑って「その通りだよ」とばかりに彼女を指差し、サムズアップしてみせた。
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この日、ディオールのタキシードにマノロ ブラニクのシューズを合わせ、フォーマルな装いを披露したレオナルドは、華やかな女性セレブとのツーショットも話題に。英紙『Daily Mail』によれば、ケイト・ハドソン(46)がやってきて彼の肩に手をおくと、レオナルドはぱっと振り返って口を覆い、明らかに驚いた様子だったという。またジュリア・ロバーツ(58)とはつめかけたフォトグラファーたちの撮影に応じた後、トークに花が咲き、大笑いする様子も目撃された。
CM休憩中には、レオナルドが別のテーブルの人物と実に生き生きとした様子でやり取りする愉快な動画がSNSで拡散され、話題沸騰! 母イルメリン・インデンビルケン(82)と共演者のショーン・ペン(65)に挟まれて座っていたレオナルドは、くるくると表情を変えながら、身振り手振りで“会話”するところを捉えられ、予期せず会場の注目を浴びたという。米誌『People』によれば、普段はキャップやマスクで顔を隠し、リアクションが薄めなレオナルドにしては珍しい、ハイテンションな一面にファンは大喜び。Xには「この映像であなたはゴールデングローブ賞に値する」「彼がこんなに興奮しているのを見るのは歴史的な瞬間だ」「これ大好き。切れ味1000倍」などのコメントが殺到した。『Daily Mail』の取材によると、レオナルドはK-POPについて話をしていたようで、やり取りの相手は大のK-POPファンとして知られる共演者のチェイス・インフィニティ(25)だったとファンは確信しているそうだ。
2.ティモシー・シャラメ、カイリー・ジェンナーへの愛をふたたび公の場で語る
トロフィーを手にしたティモシー。クロムハーツとティンバーランドのコラボブーツを着用 Photo:Getty Images
3月20日日本公開予定の話題作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で、ジョージ・クルーニー(64)やレオナルド・ディカプリオら大物俳優を抑え、ミュージカル・コメディ部門主演男優賞を史上最年少で手にしたティモシー・シャラメ(30)。プレゼンターのジェニファー・ロペス(56)に自分の名を呼ばれると、恋人のカイリー・ジェンナー(28)とキスをして、満面の笑みで壇上へ。スタイリッシュなクロムハーツのフルルックに身を包み、カルティエのネックレスを着用したティモシーは、こうスピーチした。
「子どもの頃から私の父は“感謝の心”を教えてくれました。『今あるものに、常に感謝しなさい』と。そのおかげで、授賞式で何も手にできないときも胸を張って帰ることができたんです。正直に言えば、そうした瞬間があったからこそ、今この瞬間が、よりいっそう甘美に感じられるのだと思います」。
この約1週間前、クリティクス・チョイス・アワードの受賞スピーチで、カイリーを「パートナー」と呼び、初めて公の場で愛の言葉を語って話題を呼んだティモシーは、今回も「両親へ、そしてパートナーへ。本当に愛しています」と結んだ。
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カイリーは2024年から3年連続、レッドカーペットには姿を見せていないものの、授賞式には出席。今年はアシ スタジオのゴールドのカスタムドレスをまとい、最前列のテーブルのティモシーの隣に着席していた。米サイト『Page Six』によれば、ロレイン・シュワルツの100カラットを超えるダイヤモンドジュエリーを身につけていたカイリーは、ひときわ目立っていたようだ。ティモシーは何かにつけてカイリーにキスをしていたそうで、カップル は終始ご機嫌だったという。
英紙『Daily Mail』によると、このテーブルは盛況で、立ち寄るセレブが後をたたなかったそうだ。2人がキスをしている最中にやってきたのはエル・ファニング (27)。『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024)でティモシーと共演した彼女は、カイリーの隣にしゃがみこんで、3人で気さくにおしゃべりしていたという。
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またこの日、映画『Die My Love(原題)』で主演女優賞にノミネートされていたジェニファー・ローレンス(35)は突然2人に近づいてきて、いつのまにかカイリーの隣に座り、楽しく過ごしていたようだ。『Daily Mail』によれば、会話の内容は不明だが、ジェニファーはリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の大ファンなのだとか。またアリアナ・グランデ(32)もカップルに笑顔で話しかけ、カイリーとアリアナは親しげに抱擁を交わしていたという。
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ティモシーはこの日、さまざまなセレブと記念撮影をしていたが、自らレオナルド のもとへ向かい、固く抱擁する姿にファンの視線は集中。ハリウッドの先輩・後輩が熱く語りあい、笑顔を見せる様子に多くのSNSユーザーが胸を打たれたそう。
3.16歳のオーウェン・クーパー、ゴールデングローブ賞の歴史に名を残す
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世界に衝撃を与えたNetflixの社会派シリーズ『アドレセンス』はリミテッドシリーズ・アンソロジー・テレビムービー部門で最多4部門を制覇。物語の中心となる少年を演じたオーウェン・クーパー(16)が同部門の助演男優賞を史上最年少で受賞し、この夜、最も感動的なシーンのひとつとなった。
『Daily Mail』によると、オーウェンはGCSE(英国の中等教育修了資格)の勉強の合間に会場へ駆けつけたという。この受賞は、シリーズ撮影時はまだ14歳だった彼にとって、「まったく現実味のない」ものだったようだ。同紙によると、ボッテガ・ヴェネタのスタイリッシュなセットアップ姿でステージに現れたオーウェンは、スピーチで「正直、何と言っていいかわかりません」と明らかに圧倒された様子で、受賞までの道のりについて、最初は演技ができるかどうかもわからなかったが、「思い切って挑戦して、演劇のクラスに通うことにした」と明かした。
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「そこでは男の子は僕ひとりだけで、恥ずかしかった」とはにかみながら振り返り、「それでも乗り越えてきましたし、今でも自分はまだまだ見習いです。毎日学び続けています。目の前に座っている皆さん、僕の前に座っていた人たち、僕にインスピレーションを与えてくれる人たちから、日々学んでいます」と語ったオーウェン。最後は「2026年、さあ来い。You’ll never walk alone(君は決して一人ではないの意味)」と彼が愛するサッカーチーム、リバプールFC のアンセムのタイトル兼モットーを引用して締めくくり、16歳らしい正直で謙虚なスピーチが好感を呼んだ。
この受賞により、2010年に当時20歳で受賞したドラマ『glee/グリー』のクリス・コルファー(35)を上回り、同部門の史上最年少受賞者になったオーウェン。映画『チャンプ』(1979)で1980年、9歳のときに受賞したリック・シュローダーに次ぐ、史上2番目に若いゴールデングローブ賞受賞者となった。会場では、ジョージ・クルーニーやレオナルド・ディカプリオ ら、ハリウッドの大物たちと、物おじすることなく記念撮影する姿が注目を集めた一方、舞台裏ではうれし泣きする愛らしい様子も目撃されている。
4.ジュリア・ロバーツ、プレゼンターとしての登場で熱烈なスタンディングオベーションを受ける
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過去にゴールデングローブ賞を3度受賞しているジュリア・ロバーツは、夫ダニエル・モダー(56)とともに出席。授賞式の終盤、ミュージカル・コメディ部門の最優秀作品賞のプレゼンターを務め、圧倒的なスターオーラで会場を魅了した。
アルマーニ プリヴェのシックなブラックドレスに身を包み、深いVネックにキュートなストロベリーモチーフのペンダントを合わせたジュリアがステージに上がると、ハリウッドきっての“愛され俳優”の登場に観客たちは沸き、次々と立ち上がって拍手を始めたという。ジュリアは一瞬、驚いた表情を見せ、「ありがとう」と繰り返した後、「みんな! さあ! 後ろの人も! さあ」と冗談まじりに観客を煽って、スタンディングオベーションを呼びかけながら、大笑い! 観客席のスターたちも大笑いしながら拍手する様子がカメラに映し出されると、ジュリアは名指しで、「エマ・ストーンは今、何が起こっているのかまったくわかっていない感じね」とジョークを言って場をなごませ、ますます大きな拍手喝采を受けたという。
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この心温まる賛辞に感動した様子のジュリアは、「わあ、ありがとう。これで少なくとも1週間は調子に乗ってしまいそう」とジョークを飛ばし、「感謝しています」と付け加えた。そして深いため息をつき、「なんという素晴らしい夜。アーティストにとって、なんと美しい夜なんでしょう」と語り始めたジュリア。「2026年、私たちはこの勢いで頂点まで駆け上がるわよ」とアワードシーズンの幕開けを告げるにふさわしい言葉で、会場の熱気を高めたところで本題へ入り、最終的にポール・トーマス・アンダーソン監督(55)の『ワン・バトル・アフター・アナザー』の受賞を発表した。
ジュリアは今回、映画『アフター・ザ・ハント』でドラマ部門の主演女優賞にノミネートされていたが、同賞は映画『ハムネット』(ドラマ部門作品賞受賞)主演のジェシー・バックリー(36)が受賞。ジェシーがジュリアとハグをしてからステージにあがり、スピーチで「ああ、こんな素晴らしい女性たちとこの部門で並んで立つことができて光栄です。ジュリア・ロバーツ、あなたは私たちみんなにとってヒーローのような存在です」と語ったことは、この日最も素敵な瞬間のひとつだったと『Daily Mail』は報じている。
5.『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が2部門受賞。心揺さぶる感動のスピーチが話題に
世界中でセンセーションを巻き起こしたNetflixの大ヒット作『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の主題歌 『ゴールデン』が最優秀オリジナル歌曲賞を受賞。この楽曲の共同作詞・作曲者で、架空のK-POPスーパースター、HUNTR/X(ハントリックス)のメンバーのひとり、ルミの歌唱を担当したシンガーソングライターのイジェ(34)はステージで、成功するまでの道のりを涙ながらにスピーチ。キャリア初期にはK-POPアイドルを目指し、「10年間休むことなく」夢を追い続けたが、「声が十分でない」という理由で拒絶され続け、失望に終わったと振り返り、こう付け加えた。「だから私の声、私たちの声を受け入れてくれたゴールデングローブ賞に感謝します」。
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ディオールのカスタムドレスとブルガリのジュエリーを着用したイジェは、「ほかの女の子たちや自分らしく生きるクイーンたち、そしてすべての人が困難を乗り越え、自分自身を受け入れる助けとなっている、そんな曲の一部でいられることを強く実感しています」と続け、「まさに夢が現実になった」と表現。この賞を「扉を閉ざされてきた人々」に捧げ、楽曲の歌詞を引用しながら、「決してあきらめないで。生まれもった輝きを放つのに、遅すぎることは決してありません」と結び、大きな感動を呼んだ。
ハントリックスの歌唱を務めるオードリー・ヌナ(26)、イジェ、レイ・アミ(30) Photo:Getty Images
本作は、日本の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座 再来』も候補となっていたアニメ映画賞も受賞。米誌『Variety』によれば、共同監督を務めたマギー・カン監督(45)は、この部門で受賞した初のアジア人女性となったそう。なお同部門のアジア人初の受賞者は2024年『君たちはどう生きるか』(2023)の宮﨑駿監督(85)とのこと。